前回の講座では、FX初心者によくある失敗と、その対策について解説しました。FXに限らず、投資における失敗を避けるためには、自分が投資している対象についての勉強を継続することが大切です。
しかし、FX取引を始めたばかりの初心者の中には、どのように勉強を進めていけばよいのかわからないという人もいるでしょう。いきなり難易度の高いテーマから勉強を始めると挫折してしまうおそれがあるため、 順序立てて勉強していくことが大切です。
この記事では、FX初心者が効率よく勉強を進めていくための方法を4つのステップに分けて解説していきます。一歩ずつ進めば、自信を持ってFX取引ができるようになるでしょう。
FX初心者の勉強は、以下の4つのステップを踏んで進めるのがおすすめです。
では、具体的な勉強の流れを順番に確認していきましょう。
最初は、FXの基礎的な仕組みについての知識を習得しましょう。FX取引で利益を獲得するためには、 基礎知識を十分に理解したうえで取り組むことが必要です。そうしないと思わぬ損失を被るおそれがあります。具体的には、以下のような内容を学ぶ必要があります。
これらの内容を習得し、知識として蓄積していくことで、その場の感情や勢いではなく、根拠にもとづいたFX取引ができるようになります。FXの基礎知識については、以下の記事もご覧ください。
基本的な知識を身につけたら、次は実際の取引方法や流れについて勉強していきましょう。FX会社が提供しているアプリの使い方などを確認し、実際の取引がどのような流れで進むのか把握します。
「FXダイレクトプラス」のスマホアプリの使い方については、以下のページもご覧ください。
取引の流れが把握できたら、いよいよ実際の取引を始めてみましょう。ただし、いきなり高額の取引から始めるのではなく、 少額の取引から始めましょう。少額の取引では、得られる利益は少なくなりますが、万が一為替レートが自分の予想と反対に動いた場合でも、損失を少なくすることができます。
また、少額の取引でさまざまな取引方法にチャレンジするのも良いでしょう。自分に合ったトレードスタイルを確立するためにも効果的です。 FX取引がいくらから始められるのかについては、以下の記事も参考にしてください。
FXに限らず投資においては、ただ取引を続けるのではなく、取引内容を記録して分析を繰り返すことが大切です。チャートの状況とそのときの取引内容、 実績を記録しておくことで、将来同じような局面になったときに役立てることができるでしょう。
また、損失が生じたときは、失敗した原因を追究することも忘れずに行いましょう。取引した根拠や損切り(損失確定)のタイミングなど、どこに原因があったのかを自分で分析しておくことが大切です。
あわせて、取引をしている間、自分がどのような心理状態にあったのかもメモしておくとよいでしょう。たとえば、自分で決めた取引ルールを破ってしまった場合に、 なぜルールを守れなかったのか、原因を追究するときに、こうしたメモが役に立ちます。
FXの勉強にはいろいろな方法がありますが、初心者でも手軽に始められる方法は次の2つです。
それぞれを活用した勉強の進め方を見ていきましょう。
YouTubeなどの動画サイトでの勉強には、視覚的に理解しやすいという特徴があります。一度で理解できなかったものを何度も視聴したり、 興味のあるトピックを選んで視聴したりできますので、自分のペースで勉強を進めやすい点もメリットの一つです。
近年では、多くの専門家やYouTuberがFXに関する情報を発信していますので、さまざまなトレードスタイルや考え方などを学ぶことができるでしょう。 なお、セントラル短資FXでもYouTube動画を配信中です。初心者にもわかりやすい内容になっていますので、ぜひご視聴ください。
FXの勉強には、本やウェブサイトを利用する方法もあります。本やウェブサイトであれば、FXの基礎から応用までを体系的に学べるため、全体像を把握しやすいでしょう。
本には、著名な投資家が執筆したものや、イラストが多用されていて読みやすいものなど、さまざまなタイプがあります。自分が読みやすいものを選ぶことをおすすめします。
ウェブサイトは、FX会社が運営しているサイトであれば信ぴょう性が高く、自社のサービスとリンクした内容も豊富です。自分が利用するFX会社の記事で勉強すると、より理解を深めることができるでしょう。
セントラル短資FXでは、初心者向けに「はじめてのFX講座」を公開しています。FXの勉強にぜひご活用ください。
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FX初心者が取引を始める前に勉強しておきたいこととして、主に次の3つが挙げられます。
それぞれについて、詳しく解説していきます。
まず、FXにおける専門用語の意味を正確に理解することが大切です。専門用語を理解することは、取引の仕組みやリスクを正しく把握し、適切な判断を下すために必要です。
FXの専門用語には、たとえば「レバレッジ」や「スプレッド」のように、取引の際に必ず登場するものがあります。注文方法の種類も豊富なので、 成行注文、指値注文、OCO注文といった注文方法について、それぞれの特徴や違いを理解しておくことが大切です。
FX取引で利益を獲得するには、分析を通じて根拠を持った取引をすることが大切です。FXの分析方法には、主にテクニカル分析やファンダメンタルズ分析があります。
テクニカル分析は、過去の為替レートのデータを用い、さまざまなチャートパターンから今後の値動きを予測する手法です。 一方、ファンダメンタルズ分析とは、各国の政治情勢や経済状況など、 為替市場に影響を与えると考えられる要因をもとに、今後の値動きを予測する分析方法です。
テクニカル分析については、こちらの記事で詳しく解説しています。
FXにはさまざまなトレードスタイルや手法があり、それぞれに特徴や注意点があります。自分のトレードスタイルを確立するためには、 初心者のうちからどのようなトレードスタイルや手法があるのかを把握する必要があるでしょう。
主なトレードスタイルとして、デイトレード、スイングトレード、ポジショントレードがあります。また、取引手法としては順張りや逆張りといったものがあります。 それぞれの取引内容や注意点を把握したうえで取引を重ねていけば、自分に向いている手法が何か判断できるようになるでしょう。
なお、トレードスタイルや手法については以下の記事で詳しく解説しています。
FXの勉強は、次の2つの点に注意して着実に進めていきましょう。
それぞれの注意点について、詳しく解説していきます。
情報収集をする際は、得た情報の信頼性を確認する必要があります。SNS上の投稿は、情報源が不明なことも多く、信頼できない情報を含んでいることも多々あります。
目にした情報をそのまま信用してはいけません。自分で情報の信ぴょう性や正しさを確かめる作業が欠かせません。 信頼性が確認できた情報だけを、自分の取引のパフォーマンス向上のために役立てるようにしましょう。
FX取引には、「絶対に勝てる方法」や「必ず利益を出せる方法」は存在しません。魅力的な文言で投資家の関心を引こうとするサイトや、 SNSの投稿などに警戒し、悪質なセミナーやツールなどの勧誘に騙されないよう、十分に注意する必要があります。
FX取引に限らず、投資では利益が得られるときもあれば、損失が生じるときもあります。為替レートが自分の予想と反対に動いたとしても損失を限定できるよう、 低レバレッジでの取引を行ったり、あらかじめ損切りルールを決めておくなどのリスク管理の重要性をしっかりと理解しましょう。
FX取引におけるリスク管理については、以下の記事もあわせてご覧ください。
FXの勉強に要する時間は人によって異なりますが、基礎的な専門用語や仕組みなどは、比較的短い期間でも理解できるでしょう。テクニカル分析やファンダメンタルズ分析など、 より高度な知識や手法を習得しようとする場合は、目指すレベルに応じて数か月から数年単位の時間がかかることがあります。
FX初心者の方は、まずは20時間程度を目安に勉強してみることをおすすめします。1日およそ40分の勉強を一か月ほど続けると、 おおむね20時間になります。この期間は、大きな金額での積極的な取引は控え、少額での取引にとどめた方が無難です。
一方で、政治情勢や経済状況などは日々変化しているため、FXの勉強には終わりがないともいえるでしょう。利益を獲得する可能性を高めるためにも、 取引に慣れてきたからといって油断せず、勉強を続けることが大切です。
「FXの勉強には意味がない」という意見を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、そうした意見は正しくありません。FX取引は決して運任せのギャンブルではなく、 為替レートに影響を与えるさまざまな要因を分析し、根拠にもとづいた判断で行う投資です。勉強によって得られる知識は多く、利益を獲得するには勉強を続けていく必要があります。
とはいえ、動画や本、ウェブサイトなどを活用した座学だけでなく、実際に取引をして経験を積み、慣れていくことも大切です。勉強と実践を繰り返し、投資家として成長していきましょう。
次回の講座では、FX取引にかかる税金関係の話題について解説します。確定申告の仕方などについて詳しく解説しますので、ぜひご覧ください。