セントラル短資FXのTradingViewチャートの右上には、チャート操作や設定、表示切り替えなど、便利な機能がまとめられています。これらの機能を活用することで、チャートをより快適に使うことができます。
右上メニューには、以下のような機能があります。
それぞれの機能について、順番に説明していきます。
レイアウトの保存/読み込みは、現在のチャートの状態を保存できる機能です。こだわりのチャート環境を必要なときにすぐに再現できるため、チャート分析を効率的に行えるようになります。
レイアウトの保存では、以下のような内容を保存することができます。
▼豆知識
レイアウトの保存に似た機能として、インジケーターテンプレートがあります。インジケーターテンプレートは、適用中のインジケーターのセットを保存する機能で、レイアウトの保存とは保存する対象範囲が異なります。用途に応じて、使い分けると良いでしょう。
レイアウトを初めて保存する場合は、主に以下の手順で行います。
レイアウトに保存すると、「保存」と表示されていたところが入力したレイアウトの名前に置き換わります。
なお、チャートに変更を加えると、レイアウトの名前の下に青字で「保存」が表示されます。レイアウトの名前をクリックすると、現在のチャートの状態が上書き保存されます。
レイアウトを保存すると、基本的にはそのレイアウトを上書きしていく形になります。別パターンのレイアウトを作成したい場合は、レイアウトのコピーを作成して、別のレイアウトを作成すると良いでしょう。
レイアウトのコピーの作成は、以下の手順で行います。
コピーを作成すると、表示されているレイアウトの名前が新しいものに置き換わり、新しいレイアウト上で作業している状態になります。
保存したレイアウトを読み込んで再開する手順は、以下の通りです。
▼豆知識
読み込み時のレイアウトのリストで、レイアウトの名前の左隣の星アイコンをクリックすると、お気に入りに追加できます。お気に入りに追加すると、優先的にリストの上に表示されるので探しやすくなります。レイアウト数が増えてきたときに便利な機能です。
不要なレイアウトは、以下の手順で削除することができます。
クイックサーチは、本ツール内のツールや機能、設定項目を、素早く探すことができる検索機能です。キーワードを入力すると、そのキーワードを含むツールや機能、設定項目がリストで表示され、すぐに使用することができます。
上の動画では、「価格」と検索しているところです。「価格」を含む描画ツール/機能/設定リストで表示されました。今回は、描画ツールの「価格範囲」を選択して、チャートに描画しています。
▼豆知識
キーワードは一部分だけでも検索可能です。例えば「価」だけでも「価格」を含む機能が表示されるため、探している機能の正確な名称が分からなくても見つけることができます。
チャート設定では、チャート全体の見た目や動作を細かくカスタマイズできます。設定項目は以下の4つのカテゴリに分かれています:
チャート設定の内容は、テンプレートとして保存することができます。手順は以下の通りです。
保存したチャート設定を読み込む手順は、以下の通りです。
▼豆知識
テーマ名の右隣の「×」をクリックすると、保存したチャート設定を削除できます。
デフォルトのチャート設定に戻すこともできます。手順は以下の通りです。
フルスクリーンモードは、チャートを画面全体に表示する機能です。ブラウザのメニューバーや本ツールのメニューが非表示になるので、チャート領域が広がり、視認性が大きく向上します。
フルスクリーンモードの切り替えは、以下のいずれかの方法で行えます。
▼豆知識
フルスクリーンモードでは左パネルが非表示になるため、そのままでは描画ツールが使用できません。ただし、お気に入り機能を使うと、お気に入りツールバーがチャート上に表示されるため、フルスクリーンモードでも描画ツールを使用することができます。
スナップショットは、現在表示しているチャートを画像として保存できる機能です。トレード記録の作成や、チャートの共有などに活用できます。
右上のカメラアイコンから、以下の2つの方法でチャートを保存できます。
保存された画像には、チャート上に表示されている全ての要素(インジケーター/描画オブジェクトなど)が含まれます。以下は、実際にスナップショットでダウンロードした画像です。
ダークモードは、チャート画面全体の明暗を切り替える機能です。右上メニューの「Dark Mode」をクリックするだけで、白ベースの画面テーマ(ライトモード)/黒ベースの画面テーマ(ダークモード)を切り替えられます。
▼豆知識
目の疲れを軽減したい場合はダークモードがおすすめです。また、周囲の明るさに合わせて切り替えることで、チャートが見やすくなります。