【FIRE達成者インタビュー】資産形成のコツとFXの可能性を聞いてみた

【FIRE達成者インタビュー】資産形成のコツとFXの可能性を聞いてみた

昨今、日本でも注目されている「FIRE」。FIREとは「Financial Independence, Retire Early(経済的自立と早期リタイア)」の略称で、生活費を資産運用で賄うという早期リタイアの1つの方法です。

「自由な時間を謳歌する」と聞くと魅力的に感じますが、具体的にどういった生活なのでしょうか。また、資産運用の方法として、なぜFXを選んだのでしょうか。

本記事では、タイ・バンコクでのFIRE生活を実現させた「バンコクで修業中(@lukehide)」さんにインタビューを行いました。FIRE生活やFXが気になる方は、ぜひ参考にしてください。

▼ この記事を書いた人

バンコクで修業中(@lukehide) さん

バンコクで修業中(@lukehide) さん

日系企業において3カ国での海外駐在を経験。帰国直後、外資系企業に転職。50歳でタイのバンコクに移住してFIRE生活を開始。コロナ禍に伴い現在は横浜に一時帰国中。株式投資等で資産形成し、FIRE後はFXも運用。趣味はテニス、バイク、資産運用ブログの執筆。

Twitter: https://twitter.com/lukehide

FIRE資金の準備に必要な考え方|まずどれくらいの金額を目指すべき?

Q:FIRE生活におけるお金に対する考え方について教えてください。

若い方と違って、私のような50代は時間を味方につけられませんので、本来であれば資産は減らしてはいけない、リスクは取ってはいけないタイミングなんですよね。

ですが、私の場合は死ぬ時までに持っているお金をゼロにするという『DIE WITH ZERO:ダイ・ウィズ・ゼロ』で生きていこうと考えていました。1億円の資産を持っていて残りの人生が20年と考えた場合、年間500万円で生活して死ぬまでに使い切るという計画ですね。

なので私はお金をどんどん使うつもりでいたんですが、妻はお金を減らしたくないという考えで。「これから何があるか分からない」「老人ホームに入るのにもお金が必要」だということらしいです。私は70歳くらいまで生きれば十分と思っているので、今からもっとお金が欲しいとは思っていませんでした。妻には「あなたのようなお気楽な人は、意外と長生きするのよ」と言われています(笑)。

バンコクで修業中(@lukehide)さんと奥様

バンコクで修業中(@lukehide)さんと奥様

それに、歳を重ねるにつれて遊びとかの活発な行動が減るので、そもそもその分のコストが減ります。加えて、FIRE前は海外旅行に年5、6回ほど行っていたんですが、FIREしてタイに行ったら毎日が旅行という感じなので、海外旅行に行く機会も激減しました。

年間の旅行コストがかかっている人は、私のように旅行コストが減ることも海外にいるメリットの1つかもしれません。私の友人には「海外旅行を減らしたらもっと早く引退できるよ」なんて言っていますよ。海外に住んでみると、その旅行のコストさえももうプラスに転じてしまうところがありますね。

Q:FIREしたいと思っている若い世代はどれくらいの資金を目指したらいいのでしょうか?

これは私もそうだったんですが、20代・30代でFIREを考えている方は、準富裕層を目指しませんか、と言いたいです。

野村総合研究所の調査の中で言及されていることなんですが、5,000万円以上1億円未満の資産を持っている方を準富裕層と呼ぶらしいです。

野村総合研究所ニュース

野村総合研究所ニュース
引用元: https://www.nri.com/jp/news/newsrelease/lst/2020/cc/1221_1

運用資金が5,000万円あれば、年間利回り5%で回せば250万円です。月々20万円もあれば、もうセミリタイアは目の前ですよ。

最近は、YouTubeの資産運用指南動画に触発されて若い人が資産運用を始めるケースが多いらしいです。実は、私もどっぷりハマっていて、すごく勉強になっています。

FIREのための資産形成にFXはアリかナシか

Q:現在はFXに挑戦されているとのことですが、始めたきっかけはなんだったのでしょうか?

先ほども話したように、私は基本的にダイ・ウィズ・ゼロの考え方でいたんですが、最近妻がその考えを変えてきて、今後のためにもなるべく資産を減らしたくないと。

ですが、金利がほぼゼロの状況では、物価上昇分だけ保有する現金の価値が目減りしていくため、焦りがありました。

なので資産を減らさず、利回り5%程度で運用できる安全な方法を探していたんです。そうしたらTwiterでたまたま見つけた資産運用ブログでFXの自動売買というのを知ったんです。

ですから今はもう株の短期売買はやめて、2021年の8月からFXで4,000万円を運用しています。

Q:実際にFXをやってみていかがでしたか?

そうですね、FXを数か月やってみて、あまり資産を減らさずに不労所得を得られるということが分かったんですよ。不動産投資のように、初期投資として大きく資産を入れて時間をかけて増やすという感じです。

Q:FXを始めて感じたことについてもう少し詳しく伺えますか?

私はアメリカや香港で購入したUSドルや香港ドルの現物を保有していたのですが、レバレッジをかけて運用するFXは敬遠していました。当時は良い話を聞かなかったので。

だけど、きちんと理解していたらもっと早くFXを始めていたと思いますし、私のFIREもあと5年は早かったんじゃないかと悔しく思っています。もう少し安全性を伝えられたらいいですよね。FXを投機なんて思っている方が多いような気もするので。

私はピークで500万円とか600万円の評価損があったんですが、落ち着いて見ていました。評価損にビビってしまうと、自分の運用方法が間違っているんじゃないかと疑心暗鬼になり撤退してしまう人が多いと思います。だけど、その評価損の先に金脈があるんだよということをお伝えしたいです。

もちろん約束はできませんけど、夢がありますよ。私にとってFXとの出会いは人生後半のゲームチェンジャーでした。リスクをきちんと理解しながら、資産を減らさずに利益を獲得できましたから。

実は、私のリアルな30年計画の中には東南アジアと米国本土に海外拠点を持つプランがあったんです。でも、足るを知る生活には贅沢すぎるので、そのプランは諦めかけていました。

ですが、FXで安定した利益が確保できるなら、バンコク以外に米国本土のニューヨークやカリフォルニアに拠点を構えるのも小さい範囲で実現できそうです。

FIREを目指す方へのアドバイス「一番大事なのは欲張らないこと」

Q:最後に、これからFIREを目指す方へアドバイスをお願いします。

一番大事なのは、欲張らないことだと思います。

もちろんお金は多い方が良いに決まっています。ですが、資産を5%で運用するのか30%で運用するのか、ということになれば、もちろん30%で運用する方がお金を失う確率も上がります。

リスクをしっかりと理解して無理のない範囲で、時間を味方につけながら運用することが重要です。

あとは、私も行っていた30年計画のように、プランをしっかり立てることです。月に使うお金を明確にして年間いくらお金が必要になるかというのを、しっかり把握すると良いですね。

そのうえで「〇〇歳までに必要な金額はいくらなので何%で運用しよう」と、生涯の生活費をイメージして運用を始めると良いかと思います。

バンコクで修業中(@lukehide)さんのツイート

バンコクで修業中(@lukehide)さんのツイート

https://twitter.com/lukehide/status/1298786351312072705?s=21

あとは、ダブルインカム(※夫婦で共働きをしたり、本業に加えて副業の収入も得ること)もポイントです。2つの収入源があれば、もしも夫婦のどちらかが働けなくなった時に支えてくれるので、精神的にも負担が減ると思います。

投資だけで資産形成をしようと考えると、短期間で収益を上げるためにハイリスク・ハイリターンな運用に陥ります。

まずは『種銭』を貯めて、継続的に運用する資金を確保するのも重要です。

インタビューを終えて

今回は、バンコクで修業中(@lukehide)さんにFIREでの資産形成のコツや、FXの可能性についてインタビューを行ってきました。

今回のインタビューのポイント

  1. 元々ダイウィズゼロの考え方で、資産を残そうとは考えていなかった
  2. FIREを考えている20代、30代の方は準富裕層を目指すと良いと思う
  3. FXについてきちんと理解してからは株からFXに切り替えた
  4. リスクをきちんと理解しながら運用すればFXは夢があると思う
  5. FIREを目指すなら具体的なプランをしっかり立てて欲張らないことが大切

資産運用をするうえで、欲張らないという考え方はとても大切だと分かりました。

リスクをしっかり理解したうえでFXに挑戦したり、ダブルインカムを取り入れたりするなど、準富裕層を目指して資産を形成するのにも様々な方法が考えられるでしょう。

手軽に勉強できるYouTubeなども活用しながら、まずは自分にとって最適なライフプランを考えてみると良いかもしれません。

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