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リピート売買を始めるときは、買いのリピート売買からスタートしたほうが理解しやすいかもしれません。通貨が安くなったら買い、高くなったら売る。この組み合わせを複数のIFD注文として事前に登録しておき、狙ったレンジで価格が上下するのを待ちます。下の例では、水色の線が価格の変動、黄色がIFDの新規買い注文、緑がIFDの決済売り注文となります。
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「買い③」の新規注文が約定した後、「売り③」の決済注文が約定することで利益が出ます。このタイミングで「買い③」と同じ価格・設定で再度「買い④」を注文します。このように同じ条件の注文を繰り返し行うため、リピート売買と呼ばれます。
売りのリピート売買は、買いの場合と比べて売り買いの方向が逆になります。
下の例では、水色の線が価格の変動、青色がIFDの新規売り注文、オレンジがIFDの決済買い注文となります。
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リピート売買は、通貨ペアの価格が一定の範囲(レンジ)を上下することで利益が積みあがる取引方法です。取引する通貨ペアは、価格が一方方向に進んでいるものでなく、一定のレンジ内で上下しているものが向いています。下のチャートは、①米ドル/円(USD/JPY)と②豪ドル/ニュージーランドドル(AUD/NZD)の2023年のチャートです。②のような価格が一定の範囲を上下する通貨ペアの方がリピート売買に向いていると言えるでしょう。
通貨ペアが決まったら、次はどういった値動きをするのかを予想して、取引を行うレンジを決める必要があります。売り買い両方のエリアに拘らず、売りエリアだけ、もしくは買いエリアだけで取引するという選択肢もあります。