TradingView操作ガイド
描画ツール-ライン|
描画ツールの紹介②

9種類のラインを使い分けよう

TradingView操作ガイド c3 9種類のラインを使い分けよう

セントラル短資FXのTradingViewチャートには、トレンドラインや水平線をはじめとする9種類のラインツールが搭載されています。これらのラインは、価格の動きや特定の価格帯を視覚的に示すために使用され、トレンド分析やサポート・レジスタンスの確認に役立ちます。

セントラル短資FXのTradingViewチャートでは、描画ツールバーの上から2つ目のアイコンからアクセス可能です。それぞれのラインの特徴を理解して、用途に応じて使い分けることで、より効果的にチャート分析を進めることができます。

ラインの紹介

本ツールで使用できるラインは、以下の9種類です。

  1. トレンドライン
  2. レイ
  3. インフォライン
  4. 延長線
  5. トレンド角度
  6. 水平線
  7. 水平レイ
  8. 垂直線
  9. 十字線

それぞれのラインについて紹介していきます。

トレンドライン

TradingView操作ガイド c3 トレンドライン

トレンドラインは、始点と終点を結ぶシンプルなラインです。特定の期間内での価格動向を視覚的に捉える際に使用されます。短期的なトレンド確認や、特定のセッション内での動きを分析する際に便利です。

描画手順は以下の通りです。

  1. 描画ツールの上から2つ目のアイコンをクリック
  2. ラインのリストから「トレンドライン」を選択
  3. チャート上で始点をクリック
  4. 終点をクリック

▼豆知識

3で始点を決めた後に「Shift」を押すと、0度/45度/90度という形で、45度刻みの角度のラインを描画することができます。

レイ

TradingView操作ガイド c3 レイ

レイは、右方向に無制限に延長される直線です。将来の価格がどこで反発する可能性があるかを予測する際や、長期的な価格動向を視覚化する際に役立ちます。

描画手順は以下の通りです。

  1. 描画ツールの上から2つ目のアイコンをクリック
  2. ラインのリストから「レイ」を選択
  3. チャート上で始点をクリック
  4. チャート上で基準点をクリック

インフォライン

TradingView操作ガイド c3 インフォライン

インフォラインは、始点と終点間の値幅や変動率などの統計情報を表示するラインです。価格変動や期間ごとの詳細データを確認する際に便利です。

描画手順は以下の通りです。

  1. 描画ツールの上から2つ目のアイコンをクリック
  2. ラインのリストから「インフォライン」を選択
  3. チャート上で始点をクリック
  4. チャート上で終点をクリック

延長線

TradingView操作ガイド c3 延長線

延長線は、左右両方向に無制限に延長される直線です。過去から現在まで一貫して意識される価格帯(サポート/レジスタンス)を示す際に使用されます。

描画手順は以下の通りです。

  1. 描画ツールの上から2つ目のアイコンをクリック
  2. ラインのリストから「延長線」を選択
  3. チャート上で始点をクリック
  4. チャート上で終点をクリック

トレンド角度

TradingView操作ガイド c3 トレンド角度

トレンド角度は、引いたラインの角度が自動的に表示されるツールです。トレンド強度の分析や、異なる期間での角度比較に役立ちます。

描画手順は以下の通りです。

  1. 描画ツールの上から2つ目のアイコンをクリック
  2. ラインのリストから「トレンド角度」を選択
  3. チャート上で始点をクリック
  4. チャート上で終点をクリック

トレンド角度は、設定ウインドウの「座標」タブにおいて、角度を数字で調節することが可能です。

TradingView操作ガイド c3 トレンド角度

水平線

TradingView操作ガイド c3 水平線

水平線は、チャート上で価格帯を視覚的に示すための基本的なラインです。サポートラインやレジスタンスラインとして活用されることが多く、価格が反発しやすいポイントやブレイクアウトの目安を視覚化する際に使用されます。

  1. 描画ツールの上から2つ目のアイコンをクリック
  2. ラインのリストから「水平線」を選択
  3. チャート上で基準となる水準をクリック

水平レイ

TradingView操作ガイド c3 水平レイ

水平レイは、始点から右方向に無制限に延長される水平なラインです。過去の価格帯を基準にした将来のサポートラインやレジスタンスラインを視覚化する際に便利です。

  1. 描画ツールの上から2つ目のアイコンをクリック
  2. ラインのリストから「水平レイ」を選択
  3. チャート上で始点をクリック

垂直線

TradingView操作ガイド c3 垂直線

垂直線は、特定の日付や時間帯を強調するための縦方向のラインです。重要なイベントや価格変動が発生したタイミングを視覚的に示す際に使用されます。

  1. 描画ツールの上から2つ目のアイコンをクリック
  2. ラインのリストから「垂直線」を選択
  3. チャート上で基準となる時間水準をクリック

十字線

TradingView操作ガイド c3 十字線

十字線は、水平線と垂直線が交差した形状のラインです。特定の価格と時間を同時に強調する際に使用されます。チャート上で重要なポイントを明確に示したいときに便利です。

  1. 描画ツールの上から2つ目のアイコンをクリック
  2. ラインのリストから「垂直線」を選択
  3. チャート上で基準点をクリック

「トレンドライン/レイ/インフォライン/延長線/トレンド角度」の設定項目

TradingView操作ガイド c3 「トレンドライン/レイ/インフォライン/延長線/トレンド角度」の設定項目

「トレンドライン/レイ/インフォライン/延長線/トレンド角度」の設定は、主に設定ウインドウの「スタイル」タブから調整できます。このタブの①~⑦の項目を説明していきます。

なお、これらのラインツールは基本的に同じ仕組みで動作しており、それぞれの用途に応じたデフォルト設定がされています。

① ライン

ラインの色/透明度/線種/太さなどの設定を行う項目です。

② ラインを左/右に延長

この項目にチェックを入れると、ラインが左/右に無制限に延長されます。デフォルトでチェックが入っているのは、それぞれ以下のラインツールです。

  1. ラインを左に延長:延長線
  2. ラインを右に延長:レイ/延長線

③ 中間点

始点/終点だけでなく、中間点にも印を表示するか切り替えます。デフォルトではチェックが外れており、中間点は表示されません。

④ 価格ラベル

描画オブジェクトが選択されていない状態で、始点/終点の価格を価格スケールにラベルとして表示するか切り替えられます。デフォルトではチェックが外れており、価格ラベルが表示されない設定です。

⑤ 表示する統計情報の選択

チェックを入れた項目は、描画オブジェクトにカーソルを合わせたときに統計情報として表示されます。デフォルトでは、インフォラインのみ全てにチェックが入っており、他は全てのチェックが外れています。

  1. 価格範囲
  2. 比率変化
  3. pips数変化
  4. バーの範囲
  5. 日時範囲
  6. 距離
  7. 角度

⑥ 常に統計を表示

この項目にチェックを入れると、⑤で選択した項目が常に表示されるようになります。デフォルトでは、インフォラインのみにチェックが入っています。

⑦ 統計情報の位置

統計情報を表示する際の位置を、以下から選択します。統計情報を表示するインフォラインは、デフォルトで「中央」が設定されています。

  1. 中央
  2. 自動

「水平線/水平レイ」の設定項目

TradingView操作ガイド c3 「水平線/水平レイ」の設定項目

「水平線/水平レイ」の設定は、主に設定ウインドウの「スタイル」タブから調整できます。このタブの①~②の項目を説明していきます。

① ライン

ラインの色/透明度/線種/太さなどの設定を行う項目です。

② 価格ラベル

描画オブジェクトが選択されていない状態で、価格スケールに価格水準をラベルとして表示するか切り替えられます。デフォルトではチェックが入っており、価格ラベルが表示される設定です。

「垂直線」の設定項目

TradingView操作ガイド c3 「垂直線」の設定項目

「水平線/水平レイ」の設定は、主に設定ウインドウの「スタイル」タブから調整できます。このタブの①~③の項目を説明していきます。

① ライン

ラインの色/透明度/線種/太さの設定を行う項目です。

② 延長

複数のペインが表示されている場合に、垂直線を他のペインまで延長するか切り替えます。デフォルトではチェックが入っており、他のペインまで延長する設定です。

③ 時間ラベル

時間軸に、垂直線が描画されている日時をラベルとして表示するか切り替えます。デフォルトではチェックが入っており、日時ラベルが表示される設定です。

「十字線」の設定項目

TradingView操作ガイド c3 「十字線」の設定項目

「十字線」の設定は、主に設定ウインドウの「スタイル」タブから調整できます。このタブの①~③の項目を説明していきます。

① ライン

ラインの色/透明度/線種/太さの設定を行う項目です。

② 価格ラベル

価格スケールに価格水準をラベルとして表示するか切り替えられます。デフォルトではチェックが入っており、価格ラベルが表示される設定です。

③ 時間ラベル

時間軸に日時をラベルとして表示するか切り替えられます。デフォルトではチェックが入っており、日時ラベルが表示される設定です。

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