セントラル短資FXのTradingViewチャートには、トレンドラインや水平線をはじめとする9種類のラインツールが搭載されています。これらのラインは、価格の動きや特定の価格帯を視覚的に示すために使用され、トレンド分析やサポート・レジスタンスの確認に役立ちます。
セントラル短資FXのTradingViewチャートでは、描画ツールバーの上から2つ目のアイコンからアクセス可能です。それぞれのラインの特徴を理解して、用途に応じて使い分けることで、より効果的にチャート分析を進めることができます。
本ツールで使用できるラインは、以下の9種類です。
それぞれのラインについて紹介していきます。
トレンドラインは、始点と終点を結ぶシンプルなラインです。特定の期間内での価格動向を視覚的に捉える際に使用されます。短期的なトレンド確認や、特定のセッション内での動きを分析する際に便利です。
描画手順は以下の通りです。
▼豆知識
3で始点を決めた後に「Shift」を押すと、0度/45度/90度という形で、45度刻みの角度のラインを描画することができます。
レイは、右方向に無制限に延長される直線です。将来の価格がどこで反発する可能性があるかを予測する際や、長期的な価格動向を視覚化する際に役立ちます。
描画手順は以下の通りです。
インフォラインは、始点と終点間の値幅や変動率などの統計情報を表示するラインです。価格変動や期間ごとの詳細データを確認する際に便利です。
描画手順は以下の通りです。
延長線は、左右両方向に無制限に延長される直線です。過去から現在まで一貫して意識される価格帯(サポート/レジスタンス)を示す際に使用されます。
描画手順は以下の通りです。
トレンド角度は、引いたラインの角度が自動的に表示されるツールです。トレンド強度の分析や、異なる期間での角度比較に役立ちます。
描画手順は以下の通りです。
トレンド角度は、設定ウインドウの「座標」タブにおいて、角度を数字で調節することが可能です。
水平線は、チャート上で価格帯を視覚的に示すための基本的なラインです。サポートラインやレジスタンスラインとして活用されることが多く、価格が反発しやすいポイントやブレイクアウトの目安を視覚化する際に使用されます。
水平レイは、始点から右方向に無制限に延長される水平なラインです。過去の価格帯を基準にした将来のサポートラインやレジスタンスラインを視覚化する際に便利です。
垂直線は、特定の日付や時間帯を強調するための縦方向のラインです。重要なイベントや価格変動が発生したタイミングを視覚的に示す際に使用されます。
十字線は、水平線と垂直線が交差した形状のラインです。特定の価格と時間を同時に強調する際に使用されます。チャート上で重要なポイントを明確に示したいときに便利です。
「トレンドライン/レイ/インフォライン/延長線/トレンド角度」の設定は、主に設定ウインドウの「スタイル」タブから調整できます。このタブの①~⑦の項目を説明していきます。
なお、これらのラインツールは基本的に同じ仕組みで動作しており、それぞれの用途に応じたデフォルト設定がされています。
ラインの色/透明度/線種/太さなどの設定を行う項目です。
この項目にチェックを入れると、ラインが左/右に無制限に延長されます。デフォルトでチェックが入っているのは、それぞれ以下のラインツールです。
始点/終点だけでなく、中間点にも印を表示するか切り替えます。デフォルトではチェックが外れており、中間点は表示されません。
描画オブジェクトが選択されていない状態で、始点/終点の価格を価格スケールにラベルとして表示するか切り替えられます。デフォルトではチェックが外れており、価格ラベルが表示されない設定です。
チェックを入れた項目は、描画オブジェクトにカーソルを合わせたときに統計情報として表示されます。デフォルトでは、インフォラインのみ全てにチェックが入っており、他は全てのチェックが外れています。
この項目にチェックを入れると、⑤で選択した項目が常に表示されるようになります。デフォルトでは、インフォラインのみにチェックが入っています。
統計情報を表示する際の位置を、以下から選択します。統計情報を表示するインフォラインは、デフォルトで「中央」が設定されています。
「水平線/水平レイ」の設定は、主に設定ウインドウの「スタイル」タブから調整できます。このタブの①~②の項目を説明していきます。
ラインの色/透明度/線種/太さなどの設定を行う項目です。
描画オブジェクトが選択されていない状態で、価格スケールに価格水準をラベルとして表示するか切り替えられます。デフォルトではチェックが入っており、価格ラベルが表示される設定です。
「水平線/水平レイ」の設定は、主に設定ウインドウの「スタイル」タブから調整できます。このタブの①~③の項目を説明していきます。
ラインの色/透明度/線種/太さの設定を行う項目です。
複数のペインが表示されている場合に、垂直線を他のペインまで延長するか切り替えます。デフォルトではチェックが入っており、他のペインまで延長する設定です。
時間軸に、垂直線が描画されている日時をラベルとして表示するか切り替えます。デフォルトではチェックが入っており、日時ラベルが表示される設定です。
「十字線」の設定は、主に設定ウインドウの「スタイル」タブから調整できます。このタブの①~③の項目を説明していきます。
ラインの色/透明度/線種/太さの設定を行う項目です。
価格スケールに価格水準をラベルとして表示するか切り替えられます。デフォルトではチェックが入っており、価格ラベルが表示される設定です。
時間軸に日時をラベルとして表示するか切り替えられます。デフォルトではチェックが入っており、日時ラベルが表示される設定です。