一人暮らしで貯金できている人が当たり前にやっている
3つのポイントを節約のプロが徹底解説!

一人暮らしで貯金できている人が当たり前にやっている3つのポイントを節約のプロが徹底解説!

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木内 菜穂子 氏

ファイナンシャルプランナー1級・AFP・日商簿記2級・年金アドバイザー3級

木内 菜穂子 氏

金融機関、税理士事務所、救急医療系財団法人を経て、結婚を機に退職。現在は、金融・保険ライターとして4年半ほど執筆活動中。

一人暮らしは何かとお金がかかるもの。何とか節約してお金を増やしたいと思っている人も多いでしょう。
無駄遣いをしないよう気を付けたり、生活費を見直すことでお金を貯めることができます。
今回は、節約するためのポイントを3つご紹介したうえで、貯めたお金を増やしていく方法も詳しく解説します。

一人暮らしで節約する際の3つのポイント

一人暮らしの人が「節約をする!」と決めたら、まずは次の3つのことを実践しましょう。

  1. 固定費削減
  2. 食費は上限と項目をあらかじめ決める
  3. 収入を受け取った時点で先取り貯金

一つずつ解説していきます。

固定費削減

まず固定費削減から見ていきましょう。固定費とは、毎月一定の支出があるもののことで、たとえば住居費、保険料、通信費などです。一人暮らしの人が実践しやすいものとして、通信費、電気代、ガス代の節約があります。

通信費(スマホ代、インターネット代)

現在、大手キャリアと契約している場合は、格安スマホ・格安SIMへの乗り換えを検討しましょう。

格安SIMは、大手キャリアと比較して大幅に安い料金で利用できるSIMのことで、格安スマホにはこの格安SIMが利用されています。なぜ安い料金設定ができるかというと、格安スマホは自社で回線設備を設置せず、大手キャリアの回線を借りてサービスを提供しているので、設置代や人件費などがかからないためです。
また、インターネット代の節約も検討の余地があります。
プロバイダーの選び方のポイントはいくつかありますが、大切な点は以下の通りです。

  1. 月額料金が安い
  2. キャッシュバックなどの特典が豊富

契約するプロバイダーによって料金や回線速度が異なるので、料金の条件を満たしたうえで、回線速度が安定したものを選ぶといいでしょう。

電気代

「一人暮らしだと電気代はそれほどかからないのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、使用量は少なくても毎月基本料がかかっています。
また、新型コロナウィルスの感染拡大をきっかけに、社会人ならテレワーク、学生ならオンライン授業といったように生活様式が変化し、家にいる時間が長くなった人も多いでしょう。その分電気代もかさむので、なるべく抑えたいものです。
一人暮らしの人が電気代を安くするための方法は次の3つです。

  1. 電気代が安い会社を選ぶ
  2. 新電力会社を活用する
  3. 消費電力が低い家電を選ぶ

2016年4月の「電力自由化」にともない、消費者は自由に電力会社を選べるようになりました。新しく電気の小売事業を始めた企業を「新電力」といいます。新電力と契約するだけで、品質は今までと変えることなく、電気代を引き下げることができる場合もあります。

多くの新電力会社が電力業界に参入し、キャッシュバックキャンペーンや、ポイント特典サービス、一人暮らしに合うプランなど、様々なサービスを提供しているので、有効に活用するといいでしょう。

消費電力が少ない家電を選ぶこともポイントです。「新しく買うのはもったいない」という気持ちもわかりますが、旧型の電化製品は電力を消費するものが多い一方、最新の家電は省エネ設計されているので、結果的に節約につながります。

ガス代

ガス代は単体で支払うよりも、電気代とセットで契約した方が安くなることが多いです。新電力会社でも電気とガスをセットにすると割引になるプランがあるので、合わせて検討してみましょう。

食費は上限と買い物の仕方をあらかじめ決める

食費は上限と買い物の仕方をあらかじめ決める

食費は、節約をするうえで調整しやすい項目のひとつです。日々の工夫次第で大きな効果が期待できます。

■月の上限額を決める

まずは、毎月の食費の上限額を決めましょう。食費にいくら使っているかわからない場合は、簡単に家計簿をつけて確認します。家計簿をつけるのが面倒という人でも、今は簡単に作成できるアプリがたくさんあります。
支出を把握したうえで、「月3万円以内に収める」といった目標をたてて実践しましょう。

■外食を減らす

外食が多い人は、回数を減らすことを心がけましょう。
時間があれば自炊する日を設けてもいいですね。料理をあまりしない人でも、始めてみると意外な楽しさに気づくかもしれません。

■1回にまとめて買う

買い物は、1度にまとめて済ませることで出費を抑えられます。お店に行くとどうしても余計なものまで買ってしまうからです。
ネット通販でまとめて買うのもいいでしょう。まとめて買うと、送料が無料になったり、割引があったりするので、お得に購入できます。

■買い物リストを作って、決めたものだけを買う

買い物に行く前に、買い物リストを作るようにしましょう。何となく買い物に行くと、つい目移りして余計なものを買ってしまいます。また、家にまだあるのを忘れ、同じものを二重に買ってしまう恐れもあります。
あらかじめ本当に必要なものを書き出して整理し、無駄な出費を抑えましょう。

収入を受け取った時点で先取り貯金

収入を受け取った時点で先取り貯金

節約をするなら同時進行させたいのが貯金です。「余った分だけ貯金しておこう」と考えているうちは、お金を貯めることは難しいです。給料が入った時点で先取り貯金が行われる形で自動的に貯金するのがおすすめです。

生活費用の銀行口座と、貯金用の口座を分けて管理する方法がありますが、給料日のたびに口座から口座にお金を移動するのは手間がかかります。
「明日でいいか…」と思っていると、ずるずると先延ばしになってしまい、いつの間にか貯金分のお金を使ってしまう可能性もあります。
そこで活用したいのが、「積立定期預金」です。指定日になったら、自動的に積立定期預金口座にお金を振り替えてくれます。
給料日が毎月25日の場合、積立定期預金の振替日を26日といった直後のタイミングに設定しておくと、残高不足にならずに貯蓄に回せるのでおすすめです。

貯金ができたら、資産を増やしていこう

毎月コツコツと貯金をして、ある程度まとまった金額になったら、今度は資産を増やすことを考えましょう。
資産を増やす方法といえば、株式投資、投資信託、FXなどがありますので、それぞれの内容を簡単に解説します。

■株式投資

企業が事業資金を集めるために株式を発行し、投資家がそれを購入することで株主総会での議決権や配当金、株主優待を受け取ることができます。
株式投資の大きな魅力のひとつに「値上がり益(キャピタルゲイン)を得る」ということがあり、株価の安いときに購入し値上がりした時点で売却することでその差額を利益とすることができます。

■投資信託

投資信託とは、複数の投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家(ファンドマネージャー)が株式や債券などに投資・運用し、その運用による利益を投資額に応じて各投資家に分配する金融商品のことをいいます。
投資家にとっては、少ない資金から投資ができ、専門家に運用を任すことができる、といったメリットがあります。

■FX

FXとは、外国為替証拠金取引のことをいい、FX会社に証拠金を預けることで資金の何倍もの取引ができる金融商品のことをいいます。
FXには、資金が少なくても少額からスタートできる、手数料が安い、24時間いつでも取引できる、外貨預金と異なり、相場が下落している(円高に向かっている)局面でも利益を出せるチャンスがあるといったメリットがあります。

節約と貯金でコツコツと貯めたお金を、今度は運用という形でお金に働いてもらい、資産を増やしていくという方法も、取り入れてみてはいかがでしょうか。

FXが向いている人

FXは少額取引が可能なので、高額な投資資金がない人でも取り組みやすくなっています。また、24時間いつでも取引できるので、平日の昼間が忙しい人でも仕事後の時間を活用して取引できるのでおすすめです。
では、FXが向いている人の特徴について詳しく確認していきましょう。

少額で投資をスタートさせたい人

FXの最低取引単位は1,000通貨または1万通貨となっており、たとえば米ドル/円の場合、1,000通貨で4,000円~5,000円、1万通貨で4万円~5万円程度の証拠金で取引を始めることができます。
なお、株式投資の場合は最低でも数万円~数十万円が必要になるため、FXがいかに少額から始められるかがお分かりいただけると思います。
また、FXの特徴として、FX会社に証拠金を預けることで最高25倍のレバレッジを効かせることができるので、たとえば5万円の証拠金を預けた場合、125万円分までの取引が可能になるのです。
少ない資金しかない人でも大きな利益を得られる可能性があるというわけです。ただしそれと同じくらい損失が出る可能性もあるため、リスク管理を徹底する必要があります。

平日忙しい人

平日忙しいとFXに取り組める時間が確保できるか不安な人もいるかもしれませんが、FXは「自動売買」ができるので忙しい人でも安心です。
FXには「裁量取引」と「自動売買」があり、裁量取引は自分でタイミングを見計らって売買しますが、自動売買はあらかじめ設定した売買ルールに沿ってシステマティックに売買してくれるので忙しい人でも十分取引が可能です。
設定を済ませておけば自動的に取引をしてくれるので、忙しい人や売買のタイミングがわからないFX初心者でも取引することができます。
ほかにも、FXは24時間取引が可能なので、海外の市場が活発になる時間にも取引できるというメリットがあります。

セントラル短資FXってどんな会社??

  1. FX市場誕生と同時期に創業。20年の信頼と実績を兼ね備えた老舗企業。
  2. JCRから長期発行体格付をFX専業会社で唯一取得
  3. ワンコイン(少額資金)ですぐに始められる。最短で申込日当日に取引可。

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