第12回ポートフォリオに入れる通貨ペアをどう組み合わせるか?

ポートフォリオには異なるタイプのストラテジを入れてリスクを分散する必要があると書きましたが、通貨ペアについても、なるべく異なる通貨ペアを組み込むことがリスク管理上有効です。
とくに同一のストラテジで複数の通貨ペアを組み合わせる場合には、「米ドル/円とユーロ/豪ドル」「ユーロ/スイスとポンド/ドル」のように、「左右とも極力異なる通貨ペア」を組み合わせることをお勧めします。
一つのストラテジに、「ユーロ/米ドル」と「ユーロ/円」といったように片方の通貨が同じである通貨ペアを組み込んだ場合には、両方がユーロの動向に大きく振り回される可能性があります。また、ストラテジの中には、ポジションを多く建てたり、逆張りにしたりするものもあり、大きな損失を出す可能性もあるので注意が必要です。
また「豪ドル/ニュージーランドドル」と「米ドル/カナダドル」と言った組み合わせは、それぞれ異なる通貨ペアではありますが、同じような動きをしがちであることから、「全く別の(独立の)動きをする通貨」とは言い切れず、リスクヘッジとして有効に機能しない可能性があります。
ミラートレーダーは、ストラテジのパフォーマンスの度合いによって、マーケットでは話題になっていない通貨ペアの取引高が多くなる傾向にあります。
グローバルなフォロワー数(全世界のミラートレーダーのユーザーからのフォロワー数)をみると、日本ではあまり取引されていない「米ドル/カナダドル」のストラテジが上位に入ることもあります。
同一ストラテジでいくつかの通貨ペアがある場合は、日本に住んでいれば円が絡む通貨ペアというように、その人の住んでいる国の通貨ペアが選ばれる傾向があります。

ポートフォリオに入れる通貨ペアをどう組み合わせるか?