第4回自動売買と裁量取引の使い分けと組み合わせ

ミラートレーダーの利点は、厳しい審査でふるいに掛けられたストラテジを自分の口座に「ミラー=鏡」のように映し出して使えることです。

自動売買を始める動機として、「裁量取引でうまくいかなかったので、自動売買に任せてみる」とか、「相場が反対方向に行くと冷静でいられなくなるので、自動売買でそのストレスを減らす」といったことが挙げられます。確かにこれらはミラートレーダーの利点ではありますが、そのほんの一部にしか過ぎません。

しかも、裁量取引を繰り返す中でいずれ自分の好きな、あるいは納得できる相場のパターンが出てくることもあるので、常にストラテジに頼るのが適当とは言えません。

また、ストレスを減らそうとミラートレーダーを始めて、「最大損失許容額」を設定しておきながら、この値を頻繁に変えたり、ストラテジの効果を見極めないうちにストラテジを出し入れしたりすると、そのストラテジ本来のパフォーマンスが発揮されません。

裁量でも自動売買でも、それぞれの良いところを取り入れて、それなりに長い目でみて両者を使いこなすことも一つの方法です。

自動売買と裁量取引の使い分けと組み合わせ