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外国為替の世界
世界の通貨
世界の主要通貨といえば、米ドル・日本円・ユーロ。中でも米ドルは国際決済銀行(BIS)の為替取引調査で常に約90%のシェアを占めており、世界はまさに米ドルを中心に動いているといえます。
一方でユーロにも世界の目が注がれています。例えば、中国政府はこれまで米ドルが中心だった海外での起債(債券を発行すること)を見直し、ユーロ建ての債券を発行すると報じられました。また世界で1、2位を争う原油産出国であるロシアが原油取引の決済を米ドル建てからユーロ建てに変更する可能性を示唆した際には、大変な波紋を呼びました。国際決済銀行(BIS)によると、国際市場で発行されるユーロ建て債券の発行残高は、米ドル建て債券を逆転しています。2006年から2007年にかけてはユーロ高も進行。基軸通貨としての認識が高まりつつあるユーロは、いま要注目です。
また、米ドル・日本円・ユーロ以外にも注目すべき第4の通貨として、スイスフランがあります。有事の際には通貨の安全なシフト先として脚光を浴びることが多いスイス。守秘義務を徹底する銀行制度を持ち、ユーロにも参入しないスイスのフランは、「世界の逃避通貨」としてその動向が注目されています。
主な外貨
●米ドル
| 国 |
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アメリカ |
| 外国為替表記 |
USD / United States Dollar
1ドル = 100セント |
| 概要 |
外国為替では「USD」と表記。国際決済通貨、国際準備通貨であり、基軸通貨とされます。 米ドルはアメリカ国内だけでなく、世界中で使用される国際通貨なので、アメリカ国内の情勢が世界の通貨に直接大きな影響を与える場合が多くあります。 |
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●ユーロ
| 国 |
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EU(欧州連合) |
| 外国為替表記 |
EUR / EURO
1ユーロ = 100ユーロセント |
| 概要 |
世界の3大通貨で、外国為替では「EUR」と表記。1999年発足以来、取引量や信用度などにおいて順調に成長しており、米ドルに次ぐ「第2の基軸通貨」の位置を確保しています。現在参加している国はオーストリア、ベルギー、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシア、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、ポルトガル、スロベニア、スペインの13ヵ国。 |
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●スイスフラン
| 国 |
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スイス |
| 外国為替表記 |
CHF / Confoederatio Helvetica Franc
1フラン = 100ラッペン |
| 概要 |
外国為替では「CHF」と表記。スイスは永世中立国である事や守秘義務が徹底していることもあり、テロや戦争などの地政学的リスクが高まった時に、一時避難的に資金が集まりやすい「避難通貨」として知られている。伝統的に安全な通貨として地位を築いていたが、最近はユーロの誕生などで地位が低下している。 |
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●豪ドル
| 国 |
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オーストラリア |
| 外国為替表記 |
AUD / Australian Dollar
1ドル = 100セント |
| 概要 |
外国為替では「AUD」と表記。オーストラリアは世界屈指の資源国であり、国内経済が商品市況の動向に強く影響されることから豪ドルは通称、商品通貨とも呼ばれています。 世界経済が好調である時は強含み、インフレに強い通貨としても知られています。 |
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