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為替レポート

東京外為市場Weeklyコメント

為替市場ウィークリーレポート

WEEKLY レポート
3月10日(月)〜3月14日(金)

 序盤はドル円はレンジ内ながらも上値が重く推移した。欧米5中銀強調流動性供給策が発表されドルが堅調に推移する局面も見受けられたが返って裏目となりドル全面安の展開となり1995年11月以来、ドル円が100円を割り込み99円75銭付近まで下落他の対円通貨も円買いの流れとなった。週末には更に円買いは加速ポンド円が200円を割り込み他の対円通貨もリスク回避の円買いが加速ドル円は99円を割り込むこととなった。経済指数は国内・機械受注、景気ウォッチャー現状判断、先行き判断、GDP、国際収支、経常収支、日銀金融政策決定会合議事録、米国・卸売在庫、貿易収支、ABC消費者信頼感、月次財政収支、小売売上高、新規失業保険申請件数、輸出入、企業在庫、CPI、M消費者信頼感指数、ユーロ圏・ZEW景況感、鉱工業生産、CPI、英・鉱工業生産、PPI、製造業生産高、一致指数、先行指数、商品貿易収支、貿易収支、独・経常収支、貿易収支、輸出入、ZEW景況感指数、CPI、NZ・食品価格、小売売上高、製造業売上高、豪・失業率、加・住宅着工、国際商品貿易、新築住宅価格、設備稼働、スイス・ZEW景況感調査、政策金利、HK・鉱工業生産、PPI、SIN・小売売上高の発表があった。

 週明けのマーケットも円買いドル売りの流れは変わらず、ユーロドルは市場最高値を更新し、ドル円も101円割れを試しに行く展開となり他の対円通貨も上値が重く推移した。しかしながら昨年の2007年12月の欧米5中銀強調流動性供給策と同様にFRBは『ターム証券貸し出し制度』により最大2000億ドルの財務省証券を貸し出すことを発表した。この発表により101円50銭付近で揉み合い状態であったドル円は103円30銭付近まで買い上げられ上昇、他の対円通貨も円売りの流れで推移し、ユーロドルは1.53ドル割れ、NYダウがオープンから200ドル超上昇することとなった。またECB要人による原油高騰、ドル相場推移から米国経失速懸念等のコメントがあったが限定的。

 週中は波乱の展開となった。FRBが発表した流動性供給策の期待を受けたドル買いが先行したもののドル円はドルの上値が重く揉み合う展開となった。一方ユーロドルは最高値を更新し続け上昇、トリシェECB総裁会見で『強いドル政策を強調』するもインフレ期待の抑制が重要とのコメントやECB月報で『インフレ期待の抑制が最優先課題』『ユーロ圏のファンダメンタルズは健全』との根強いインフレ警戒感が示され利下げ観測が遠のくとの見方から、最高値を更新し続けることによりドル売りも加速ドル円は米系短期筋の売りやリアルマネーなどにより売り込まれドル円、対円通貨が下落し円買いが加速、ドル円は100円付近存在したオプションの防戦買いとの攻防となったが売り圧力が強く一時99円78銭付近まで売り込まれることとなった。1995年以来の11月以来の安値となる100円割れとなる円買いとなった。このドル円の下落により他の対円通貨も下落、その後は利益確定の買戻しが見受けられ100円台を回復し、100円台前半での揉み合いとなった。

 週後半もドル円は100円挟みの展開となり揉み合い。他の対円通貨も全体的に円買いの流れで推移することとなった。ドル円はオプション絡みの買いとショートカバー、輸入の買いが見受けられ、売り手は米景気後退懸念を背景にリスク回避を意識した動きでの米系短期筋、モデル系ファンドの売りで一進一退と揉み合い。NY勢参入後は更にドル円は売り込まれ1995年9月以来の98円80銭付近まで値を下げることとなった。クロス円も全面高の動きとなりまた、米系証券ベア・スターンズの信用格付け不引き下げのニュースにより更にNYダウも軟調な展開となり11900ドルを割り込むこととなった。FOMCでの大幅利下げへの可能性も浮上し米景気のソフト・ランディングの期待感から強含む場面も見受けられたが総じて円高ドル安の流れで推移しNYクローズを迎えることとなった。

 週明けも円高ドル安、株安の流れは継続との味方が多く警戒。ドル円95円割れ、ユーロ円150円割れが現実になると新たな展開も考えられ警戒。

 
3月17日(月)〜3月21日(金)の予想レンジ
ドル円

93-98

ユーロ円 148.00-155
ユーロドル 1.5650-1.59

 

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