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為替レポート

東京外為市場Weeklyコメント

為替市場ウィークリーレポート

WEEKLY レポート
3月3日(月)〜3月7日(金)

 序盤からドルの上値が重く円買いの流れで推移、一時的な買いオーダーでドルが買い戻される場面も見受けられたが米国・雇用統計の非農業者部門雇用者数の結果が市場予想を下回り、悪化したことでドル全面安の展開となりドル円は6年ぶりの101円40銭付近まで、ドルスイスは1.0134、ユーロドルは1.5465付近まで売り込まれることとなった。原油先物価格も上昇1バレル106.50ドル付近まで上昇することとなった。経済指数は日銀金融政策決定会合、景気一致指数、景気先行指数、日銀月報、米国・ISM製造業景況指数、建設支出、自動車販売台数、ADO雇用統計、ISM非製造業景況指数、ベージュブック。新規失業保険申請件数、中古住宅販売、雇用統計、ユーロ圏・CPI、PPI、GDP、小売売上高、ECB、英・PMI建設業、ネーションワイド消費者信頼感、BOE、独・PMI建設業、製造業受注、鉱工業生産、豪・AIG製造業受注、経常収支、小売売上高、RBA、GDP、住宅建設許可件数、貿易収支、NZ・RBNZ、加・GDP、BOC、雇用統計、スイス・購買部協会景況指数、CPI、南ア・景況感指数の発表があった。

 先週末の米国経済指数の悪化や米株下落によるドル売り円買いの地合いを受け更に下値が切り下がったギャップ・オープンで週明けとなった。日経平均も610円安で続落し、リスク回避の円買いが進みドル円は102円90銭付近まで対円通貨も円買いの流れとなるユーロ円は156円半ばまで売り込まれることとなった。ドル円は国内輸入筋の買いや短期筋の利益確定の買戻しにより一時103円30銭付近まで上昇する場面も見受けられたが、結果、欧米短期筋の売りオーダーにより上値が重い展開となった。またドル売りの流れからユーロドルが上昇1.5260付近まで買い上げられることとなった。豪政策金利は市場予想通りの25ベーシス引き上げの7.25%となった。しかしながら材料出尽くし感や利上げによる住宅市場への懸念から豪ドル売りの展開となった。

 週中もドル売り円買いの流れが変わらないものの、利益確定の買戻しが随所に見受けられ揉み合いとなり、一進一退、トリシェECB総裁の『米国は強いドルが国益と際表明している』との発言やIMF要人による『ユーロは過大評価されている』との発言によりドルは堅調に推移し、ドル円は103円半ばまで底堅く推移した。しかしながらNYダウの下げ幅や、豪の経済指数に連鎖しグリーンスパン元FRB議長が『米国経済ゼロ成長の可能性』『米経済がマイナス成長となる確率50%上回る』との発言によりドルの上値が更に重く推移した。またバーナンキFRB議長が講演で『住宅ローン返済遅延の増加』に言及したことにも円買いを後押し。は政策金利を50ベーシス引き下げ3.5%にすることを決定した。

 週後半は米国雇用統計に注目が集まった。非農業者部門雇用者数が市場予想を大幅の下回る結果となったことや、住宅ローン会社の資金不足問題でドルは売り込まれる結果となり、ユーロドル、ドルスイスは市場最高値を更新しドル円は8年ぶりの安値101円40銭付近まで売り込まれることとなった。その後FRBが『市場流動性確保の為1000億ドル資金供給する』と発表したことをきっかけにNYダウがプラス圏に反転、ドル円も103円台を回復することとなったが戻り売りの絶好のタイミングとなり上値は終始重い展開となった。

 週明けのマーケットは依然ドルの下値を試す展開が想定。ユーロドルは1.55のターゲットをクリアするかが焦点で達成後のドル反転も考えられ警戒。米国・追加利下げ(50ベーシス)の噂も台頭しドル反転のきっかけになるかが今後の注目点。

 
3月10日(月)〜3月14日(金)の予想レンジ
ドル円

101.20〜103.50

ユーロ円 156.50〜159
ユーロドル 1.5250〜1.55

 

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