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為替レポート

東京外為市場Weeklyコメント

為替市場ウィークリーレポート

WEEKLY レポート
12月17日(月)〜12月21日(金)

 クリスマス前の週となり市場参加者が少なく、またマーケット自体も薄くなり値が飛びやすいマーケットとなった。序盤からドルは堅調で底堅く推移、米国経済指数の結果もまちまちながらも全体的には市場予想を上回る結果が多かったことや英国の経済指数が市場予想を下回ったこと、追加利下げの見方が浮上したことによりポンド売り、ドル買いとなり他の欧州通貨を牽引、ユーロドルは1.43割れを試す展開となり、ドル円も11月7日以来の114円台での揉み合い攻防戦となった。中国人民銀行による預金金利利率引上げのニュースでの市場動向は限定的となった。経済指数は国内・景気先行指数、第三次産業活動指数、日銀金融政策決定会合、通関ベース貿易収支、日銀月報、米国・NY連銀景況指数、経常収支、対米証券投資、建設許可件数、住宅着工、GDP。個人消費。ユーロ圏・貿易収支、建設支出、経常収支、英・ライトブーム住宅価格、CPI、小売価格指数、CPI、BOE議事録、GDP、独・IFO、GFK消費者信頼感指数、加・国際証券取扱高、CPI、景気先行指数、卸売売上高、スイス・鉱工業生産、実質小売売売上高、南ア・CPIの発表があった。

 

 先週末からのドルが底堅い展開を受け週明けのマーケットもドルは堅調な展開となった。ドル円は113円台で揉み合う展開となったが輸出を中心とした売りオーダーで上値が重い展開となった。対円通貨、特にポンド円はロシア系からの売りも観測され228円を割り込み下値を探る展開となり買いサイドは、証券系からの買いオーダーが観測された。ユーロドルも短期筋を中心に1.4380付近のストップロスを狙いにドルが買い込まれることとなった。中東高官によるドル・ペッグ制を維持する方針を示したとの噂や追加利下げ懸念が後退したこと事もドル堅調さを後押し。米国経済指数の発表が市場予想を下回ったが反応は限定的となった。

 

 週中はレンジ内取引となった。一連の経済指数結果が良好ではあったが、ドル買いの反応は限定的、米ポールソン財務長官はサブプライム問題に対して、『政府資金による住宅救済必要なし』、『企業自体のバランスシートは健全』とコメントしたが市場反応は限定的。また,RBAが議事録を発表『インフレ懸念と金融市場の混乱』としながらも欧州市場に比べると軽敏と述べ健全さをアピールした。一方注目された米系証券の決算発表でメリルリンチの追加損失の噂によってドル円は一時下値を試しに行く場面も見受けられたがゴールドマン・サックスの決算が予想より強い結果となりドルは堅調に推移することとなった。日銀金融政策決定会合では政策金利を現状維持で据え置きとなった。

 

 週後半に中国人民銀行は1年物の預金金利を27ベーシス引き上げ、また一年物の基準貸し出し金利を18ベーシス引き上げ7.47%することを発表した、クリスマス休暇前にしたドルストレートでの買い戻しの動きが強くドル反転の兆しが見えたものの中国人民銀行の利上げを発表したことで円買い圧力が強まったことや、ベアー・スターンズが一株あたりの赤字幅が-6.9ドルと市場予想の-1.824ドルを下回ったことを材料にドル円は113円を割り込む展開となった。しかしながら、下値では押し目買い意欲も強く、下げ渋る流れとなった。欧州通貨も全般的にドル堅調で特に英・経常収支が市場予想を下回ったことや追加利下げ観測を背景にドル堅調さを後押しした。また、米国・個人支出が軒並み強い結果となったことやM大消費者信頼感指数が市場予想を上回ったこと、米株が堅調に推移したことによりドル円は上昇11月7日以来114円台にのせる展開となった。

 

 クリスマス休暇が入り序盤は閑散小動きが想定される。ドル円は114円挟みでの攻防となりドルは堅調で、対円通貨の上値は重く推移するもののクリスマス明けに短期筋が薄いマーケットに仕掛けていくことが想定され、横ばい値が飛びやすくなるため警戒が必要。

 
12月17日(月)〜12月21日(金)
ドル円

112.50〜115.00

ユーロ円 162.50〜165.50
ユーロドル 1.4150〜1.4450

 

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