WEEKLY レポート
10月22日(月)〜10月26日(金)
10月22日(月)〜10月26日(金)の週の週はG-7明けの週となり、注目されていたサブプライム問題に対する対策に対して『サブプライム問題での金融市場の混乱が世界経済の成長を減速させる』との言及にとどまり打開策が論議されなかった事でのドル売り、人民元切り上げに対しては中国が名指しで言及があった事での円買い、世界同時株安、原油価格高騰、ユーロドルの史上最高値更新。これらの要因で週序盤からドル全面安展開となった。上値も重く戻りは限定的な動きとなった。経済指数は国内・通関ベース貿易収支、CPI、鉱工業生産、米国・R連銀製造業景況指数、中古住宅販売、新規失業保険申請件数、耐久財受注、新築住宅販売、M大消費者信頼感指数、ユーロ圏・PMI製造業、経常収支、ユーロ圏M3、独・IFO、GFK消費者信頼感、豪・PPI、CPI、NZ・政策金利、加・小売売上、香・貿易収支、CPI、南ア・CPI,PPIの発表があった。
G-7明けの週となった。ユーロドル・円には言及がなかったが、G-7声明内容で中国人民元切り上において中国を名指しで指名、また、サブプライム問題に対して主だった対策協議が声明文に盛り込まれなかった事でドル全面安の展開となった。日経平均も前日比500円超のマイナス、原油先物価格が高騰した事もドル売りの追い風となった。ドル円はシドーニー時間に先週末のNYクローズレベルの114円50銭付近から窓を開けたギャップオープンとなり113円60銭付近まで急落、他の対円通貨も引きずられる形となり円買いドル売りの流れとなった。しかしながら、113円半ばあたりから、国内勢の買いが見受けられ底堅く結果欧州勢が参入後ドル円は114円まで値を戻す展開となった。
週中のマーケットは週末から週明けに売り込まれたドルの買い戻しが目立ち比較的底堅い展開となった。ドイツ系銀行の赤字決算でサブプライム問題が再燃、また米国大手証券会社の損失が追加されるとの憶測や米株への警戒感により不安定な動きとなった。一方、国内は貿易収支の結果が市場予想を上回る黒字を受け円買いの流れとなったが、114円20銭付近には輸入の買いオーダーが控え底堅く推移することとなった。
週後半は米系証券会社メリルリンチの決算内容の悪化懸念から決算発表前から評価損追加計上の見通しが報じられた事を受け短期筋とリアルマネーの攻防によりドルは乱高下、ドル円はストップロスを付け114円を割り込み113円後半で揉み合い、ユーロドルは1.4390と史上最高値を更新した。このユーロドルの動きによりユーロ円も底堅く他の対円通貨を牽引する事となった。またトルコ・イラク国境の緊張の高まりなどにより原油価格は底堅い展開となり、ドルの上値が重い展開となった。
10月最終週、米国・雇用統計、FOMCでの政策金利に注目が集まっている。FOMCでの25ベーシスの追加利下げをマーケットは織り込んではいるが、発表後の声明文内容に注目が集まっている。またトルコ・イラン国境付近での地政学的リスクに警戒。 |