WEEKLY レポート
10月8日(月)〜10月12日(金)
10月8日(月)〜10月12日(金)の週の週は、国内・米国と祝日となり比較的閑散小動きの月曜日となったが、ドル買い意欲は強く、先週末の米国雇用統計が市場予想を上回った事で米国株式は上昇、債権は下落、ドルは堅調な展開となった。米国雇用統計結果により、米金利追加利下げ観測が後退したことが背景に存在。ドルストレートでのドル買い戻しが見受けられた。また、円・キャリートレード再開の声も聞かれたが、19日のワシントンで開かれるG-7蔵相会議でユーロ高が論議されるとの噂によりユーロの上値が重く推移する展開となった。経済指数は国内・景気ウォッチャー調査、日銀金融政策決定会合、工作機械受注、機械受注、国際収支、企業物価指数、米国・FOMC議事録、卸売在庫、新規失業保険申請件数、貿易収支、輸入物価指数、月次財政収支、PPI、小売売上高、M大消費者信頼感指数、企業在庫、ユーロ圏・GDP、鉱工業生産、独・製造業受注、経常収支、貿易収支、輸出入、鉱工業生産、英・鉱工業生産、PPI、製造業生産高、貿易収支、先行指数、豪・雇用統計、NZ・小売売上高、加・住宅着工、国際商品貿易、南ア・製造業生産、政策金利、の発表があった。
週明けのマーケットは祝日ながらも、先週末の米国・雇用統計の結果からドルは堅調に推移する事となった。ドル円は再び117円台での揉み合いとなり対円通貨も全体的に底堅く『円キャリートレード復活』との見方も多かった。一方ユーロドルはユーロ圏財務省会合によるユーロ高憲政発言による警戒感に加え、先週のトリシェ総裁会見が講演内容で追加利上げ観測が、後退したとの見方も台頭し上値が重い展開が続いた。
週中も比較的ドルは底堅く推移した。9月の米国FOMCの議事録が公開された。内容は全員が50ベーシスの大幅利下げを支持したもののその後の声明文内容が弱いとの見方もあり一時ドルは売り込まれたが、その後は反発しドルは堅調、NY株式は最高値を更新することとなった。終値ベースで前日比プラス120ドルを超える事となり過去最高値を付ける事となった。また、スイス中銀総裁が『スイス経済にダウンサイド・リスク』と発言した事でスイスフランは軟調な展開となった。日銀金融政策決定会合が行われ政策金利は現状維持となった。
週後半は、ドル円は117円30銭付近で揉み合う展開となりユーロ円は166円30銭付近まで下押し後、売り圧力後の強まりから上値が重い展開が続いた。来週末のワシントンで行われるG-7でドル安ユーロ高に対する協議の有無の思惑からユーロ売りも見受けられ他の対円通貨を牽引する形となった。また一連の米国・経済指数の結果が市場予想を上回る内容だった事からドル円は一時117円65銭付近まで上昇した、この一連の流れから他の対円通貨も牽引し高値圏でNYクローズを迎える事となった。
G-7前の週となりユーロへの牽制発言、思惑での動きとなりユーロクロスを中心としたポジション調整が想定され、またドルは株価、原油価格を睨んでの展開が想定される。サブプライム問題再燃に警戒。 |