WEEKLY レポート
7月9日(月)〜7月13日(金)
7月9日(月)〜7月13日(金)のマーケットは先週末の米国・雇用統計の結果によりドルは堅調に推移するが、ドル円は上値が重く対円通貨は比較的乱高下、米国・サブプライム問題によるドル売り圧力が通貨別ではあるが伺えた。米国経済指数の結果に振り回され、中東筋による国内石油会社の円建て決済のニュースにより円が買い込まれる展開となり、ユーロドルがユーロ導入以来の高値を更新した。経済指数は国内・機会受注、景気ウォチャー調査、工作機械受注、国際収支、鉱工業差生産、設備稼働、日銀金融政策決定会合、米国・新規失業保険申請件数、貿易収支、月次財政収支、小売売上高、輸入出物価指数、M大消費者信頼感指数、企業在庫。ユーロ圏鉱工業生産、GDP、英・PPI、商品貿易収支、貿易収支、一致指数、先行指数、独・経常収支、貿易収支、輸出、輸入、鉱工業生産、加・BOC、住宅着工件数、国際商品貿易、南ア・製造業生産、豪・失業率、新規雇用者数の発表があった。
週明けは、全体的にドル円は小動きとなったが対円通貨は比較的乱高下、AUD円は106円のオプションのトリガーの防戦売りをこなし上昇、またNZドルは米国核付け会社ムーディーズが『NZの住宅市場に減速の恐れがある』と警告した事により上値が重く推移し、NZ円も利益確定の売りを含め上値が重く推移した。東京時間には国内機械受注の発表があり+5.9%となり2ヶ月連続のプラスを記録、また藤井財務次官の発言を受けドル円は一時、下値を攻める展開となった。しかしながら国内資本筋からの買いオーダーが見受けられ底堅い展開となった。
週中は波乱の展開、米国・核付け会社ムーディーズがサブプライム住宅ローンから組成された債務担保証券を格下げする方針を発表、これにより米株が急落しドルは軟調な展開となりドル円は121円前半まで売り込まれる事となり他の対円通貨も急落、ユーロ円も166円半ばまで売り込まれる事となった。しかしながら買戻し意欲も強く、対円通貨のショートカバーで円全面安の展開となった。米国住宅市場の先行き不透明感は未だに払拭はされて全体的にはドル軟調な展開ユーロドルは1.38を睨んでの攻防、ユーロ円は168.円80銭付近まで上昇し市場最高値を更新する事となった。しかしながら上値はロシア系の売りが控えその後は揉み合う展開となった。
週後半は国内では日銀金融政策決定会合が行なわれたが現状維持、また福井日銀総裁の発言内容は強気な内容となったがマーケットの反応は限定的。ECBの月報はインフレに対する警戒は強くユーロドルは1.38のオプショントリガーを抜けユーロ導入以来の高値を更新、ドルは米国貿易収支をはじめ経済指数の発表は市場予想通りの結果となりドルは堅調に推移し122円50銭付近まで上昇、ユーロ円はユーロ導入以来の高値168円80銭付近まで上昇する事となった。NZドルは小売売上高の強い結果により上昇、このNZ円の動きによりAUD円も底堅い動きとなった。金曜日のNY時間はイラン国営石油が『国内の石油会社に対して原油輸入の円建て決済を要請』とのニュースにより対円通貨全般に円が買われる展開となった。このニュースによりドル円も下値のストップロスを睨む展開となった。
週明けのマーケットは国内が海の日で休日となり月曜のアジア時間は比較的小動きが予想される。米国・サブプライム問題、イラン国営石油会社によるドル建て決済から円建て決済問題等の問題によるドル売り円買いの流れに対し、国内アセット系、ソブリン系の円売りの構図と、米国・経済指数に振り回される展開。 |