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為替レポート

東京外為市場Weeklyコメント

為替市場ウィークリーレポート

WEEKLY レポート
7月2日(月)〜7月6日(金)

 7月2日(月)〜7月6日(金)序盤のマーケットは先週からのロンドン、グラスゴーでの地政学的リスクの台頭によりドル売りの展開となった。ドル円は122円前半で揉みあう展開となった。対円通貨は円キャリー・トレード取引を背景に円売りの流れとなりユーロ円が市場最高値を更新し続け168円台乗せとなり、他の対円通貨を牽引する形となった。国内日銀短観はほぼ市場予想通り。米国・雇用統計は4月・5月分の上方修正が行われたが大きな混乱とはならなかったが、NY午後はドル・ショートカバーも見受けられ円全面安の流れとなりNYクローズを迎える事となった。経済指数は国内日銀短観、景気先行指数、外貨準備高、米国・ISM製造業景況指数、中古住宅販売、製造業受注指数、ADP雇用統計、ISM非製造業景況指数、雇用統計、ユーロ圏・PPI、小売売上高、ECB政策金利、独・PMI製造業・製造業受注、英・ネーションワイド消費者信頼感、鉱工業生産、加・住宅許可件数、スイス・雇用統計、豪・製造業受注、住宅許可件数、小売売り上高、RBA政策金利、貿易収支、の発表があった。

 

 週明けは国内日銀短観の発表があった、結果はほぼ市場予想通りの結果となったが、大企業設備投資計画が前年比+7.7%となり市場予想の9%より弱い結果となった。この結果を受けドル円は一時、強含場面も見受けられたが、上値が重く、実需の売り、利益確定の売り、またロンドンでのテロ事件を背景に地政学的リスクが台頭しジリジリとドル売りの展開となった。米国・独立記念日前のポジション調整を含め週末米国雇用統計前のポジション調整の動きも含まれたが全体的に小動きレンジ内取引となった。豪のRBAでは政策金利を6.25%と据え置きを決定。また週中に予定されている、欧州(BOE、ECB)の利上げ、またトルシエの声明文に注目が集まった。

 

 週中の国内は格付け会社ムーディーズによる日本の格付け検討報道により円がやや買われる展開となり、ドル円は122円60銭付近から122円20銭付近まで、しかしながら122円前半は底堅く122円付近からはソブリン系の買いが存在。欧州の政策金利に注目が集った中で、英国内で地政学的リスクが台頭しているも関わらず、BOEは利上げを行った。市場は予想内ではあったがポンド買いの流れとなり乱高下する事となった。一方対円通貨はドルストレートが売り込まれる中で底堅く、ユーロ円は167円27銭と市場最高値を更新NZ円、スイス円も底堅く年初来高値を更新した。

 

 金曜日には米国・雇用統計の発表があった。雇用統計は市場予想通り4.5%、非農業者部門雇用者数は12.3万人に対して13.2万人、また4月5月分が上方修正された事でドルは堅調に推移した。しかしながら、ドル円の上値は実需、利益確定等の売りで上値は限定的となった。ユーロドルも各国中央銀行からのユーロ買いが見受けられた。このユーロ買いの動きに牽引されたユ―ロ円はストップロスを誘発し最高値更新で168円台での攻防となった。ファンド系の買いに対して国内証券会社の売りが構造。またドルカナダも乱高下が激しく『カナダ銀行がレートチェックを行なった』との噂も流れ約30年ぶりの安値を付ける事となった。

 

 週明けのマーケットは日銀金融政策決定会合を前に、国内金利利上げの時期を模索する展開。円売り材料としては今月の参議院において自民党苦戦からくる円売り、円買い材料としては2005年7月21日に人民元切り上げが行われたことにより、今月21日に何らかの動きがあるのではないかという噂、ニュースによる円買いに警戒。

 
7月2日(月)〜7月6日(金)
ドル円    122.50〜124.50
ユーロ円 164.50〜169.50
ユーロドル 1.3450〜1.3750

 

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