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為替レポート

東京外為市場Weeklyコメント

為替市場ウィークリーレポート

WEEKLY レポート
6月4日(月)〜6月8日(金)

 6月4日(月)〜6月8日(金)の序盤のマーケットは、全体的にレンジ内取引ながらも底堅く推移、ユーロ金利利上げの噂により、対円通貨が揺さぶられる展開となった。政策金利の発表が目白押しで、思惑と噂が先行し先が読み難い流れとなった。ドル堅調、円安の流れ、オセアニア系の対円通貨が底堅くAUD円は目先ターゲットを103円としながらもオプション絡みを含めて揉み合う流れとなった。通過経済指数は国内・景気先行指数、工作機械受注、機械受注、景気ウォッチャー調査、米国・製造業受注、ISM非製造業受注、新規失業保険申請件数、卸売在庫、消費者信用残高、貿易収支、ユーロ圏・ECB、英・BOE、鉱工業生産、独・製造業受注、鉱工業生産、経常収支の発表があった。

 

 先週末の米国雇用統計結果が市場予想を上回った事でのドル買い、しかしながら意外にも上値は重く、またそのドルの上値の重さを嫌気した米系短期筋等によるドルロングの投げが見受けられた。一方ユーロドルは、7日のECB理事会で、ドイツの新聞紙上でECBが50ベーシスの利上げ行なう可能性を指摘した記事が掲載された事によりドル売りユーロ買い、この動きによりユーロ円が164円35銭と市場最高値を更新した。米株は先週に、最高値を更新した為、利益確定の売りが見受けられた事や上海株の下落もあり軟調な展開となった。

 

 週中は政策金利に注目が集った。BOEは政策金利を5.5%に据え置き、ECBは3ヶ月ぶりに市場予想通りの3.75%から25ベーシス利上げし4%へ、その後は利益確定の売りで上値が重く推移、注目のトリシエ総裁の会見は、インフレに対しては警戒、金融政策は緩和寄りと繰り返した。これに対し独連銀のウェーバー総裁は金融政策に対してタカ派的な見解を示し、ユーロドルの下値を支える事となった。一方、ドル円は前回の120円85銭付近の安値を意識した動きとなりかなり売り込まれたる事となった。またカナダ高官がG8で為替について協議するとの発言も円買いを後押しした。

 

 週後半の8日にはニュージーランド準備銀行が、政策金利を25ベーシス引き上げ8%とした。4月26日以来、2回連続の利上げとなった。市場は据え置きとの見方が大半であった為、波乱の展開となった。NY時間には注目の米国・貿易収支の発表があった。結果は赤字幅縮小でドルは堅調に推移、また米国10年債利回りが5.2%まで上昇した事もドル買いを後押し、しかしながら上値はアジア系の売りが上値を阻む展開で結果レンジ内取引となった。またオセアニア対円通貨が上昇、特にAUD円は国内証券会社の買いオーダーを背景に底堅く推移する事となった。また、AUD円が他の通貨を牽引し底堅く推移、ドル円単体では国内機械受注の弱い結果を受け欧州時間、NY時間を通して底堅い動きとなった。

 

 週明けのマーケットは米債利回りと国内外の株式を睨みながらの展開。円キャリートレード解消の動きに注意警戒。また中国人民元に関する噂等に警戒。

 
6月4日(月)〜6月8日(金)
ドル円    120.50〜122.50
ユーロ円 161.00〜164.00
ユーロドル 1.3250〜1.3450

 

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