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為替レポート

東京外為市場Weeklyコメント

為替市場ウィークリーレポート

WEEKLY レポート
5月7日(月)〜5月11日(金)

 5月7日(月)〜5月11日(金)の週は、国内GW明けの週となったが序盤は小動きに推移した。先週末の米国雇用統計の結果が市場予想を下回った為にドルは軟調に推移し、中国人民元絡みや外債の円転絡みによる円買いで週後半はドル円、対円通貨共に売り込まれる事となった。しかしながら下値の底堅さを嫌気し、ショートカバーにより『行って来い』の相場展開となり円売り優勢でNYクローズを迎えた。経済指数は国内・日銀金融政策決定会合議事録、景気先行指数、工作機械受注、景気ウォッチャー、米国・消費者信用残高、卸売り在庫、FOMC、貿易収支、新規失業保険申請軒数、月次財政収支、PPI、小売売上高。企業在庫。ユーロ圏・ECB、英・鉱工業生産、貿易収支、BOE、独・製造業受注、鉱工業生産、経常収支、貿易収支、加・住宅許可件数、住宅着工、豪・小売売上、失業率、NZ・失業率、南ア・製造業生産の発表があった。

 
 週明けは国内GW明けの週となり比較的閑散でレンジ内で推移した。先週末の米国雇用統計結果からマーケットは全体的にドル軟調に推移した。ドル円は上値が重く推移し、米国FOMCやECB待ちの雰囲気もあり様子見気分も見受けられたが、依然ドル円の120円50銭には実需、米系短期筋の売りオーダーが多くまた買いサイドは119円50銭付近からが資本筋の買いオーダーが見受けられボックス相場の売りサイド、買いサイドの睨み合いとなった。

 

 週中はFOMCの声明文に注目が集まった。内容は前回の内容と変わらなかったがインフレ懸念を再表明した事でドルは買い戻しの流れとなった。ポールソン財務長官は中国に対して『為替の柔軟化のペースが遅すぎる』と牽制し、次回の米中戦略的経済対話で更に柔軟性を要求すると発言。また円安に関しては『長期化しているデフレが原因』とし円安に対する牽制は行なわれなかった。ドル円は120円挟みで揉み合うもユーロドルは上値が重く下値を確かめながら切り下げられ、またユーロ円も上値が重い展開となった。

 

 週後半はECB、BOEがありほぼ市場予想通りBOEは25ベーシスの利上げ、ECBは据え置きとなったが、トリシエ総裁の会見において6月以降の利上げに言及がなかった事から、ユーロ全面安の展開となった。ユーロドルは1.35を割り込み、ユーロ円も161円台へと急落、このユーロ円の動きが他の対円通貨を牽引する事となった。米国・貿易収支は赤字幅が拡大しドル売り円買いの流れとなりドル円は119円の半ば付近、ユーロ円は161円前半まで売り込まれるも底堅くドル円、対円通貨共にショートカバーで買い込まれ、『行って来い』の、展開となりドル円は再び120円台、ユーロ円162円後半まで買い戻される事となった。

 

 今週末のG-8蔵相会議を控えての展開。中国人民元追加利上げ問題、国内GDPの結果次第では国内追加利上げ説が浮上、米国・ポールソンが欠席となり今回の財務省会談は形骸化との声も聞こえるが円安擁護者が不在との見方もあり警戒。

 
5月7日(月)〜5月11日(金)
ドル円    118.70〜120.50
ユーロ円 160.50〜163.30
ユーロドル 1.3350〜1.3600

 

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