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為替レポート

東京外為市場Weeklyコメント

為替市場ウィークリーレポート

3月23日(月)〜3月27日(金)

  3月23日(月)〜3月27日(金)の週は、3月期末、最終週となり序盤は決算に向けたレパトリ、円キャリートレードでの思惑、国内新規外債、ユーロ債償還に伴う円転での相場展開。また、米国・経済指数の結果に左右された週となった。後半はペルシャ湾の米国空母2隻、英国兵、拿捕等、地政学的リスクによるドル売り、また週末には米国サイドが中国からの輸入紙製が広がった事に対し相殺関税を適用する方針を明らかにした事で、米中間貿易摩擦問題が台頭した。全体的にドル売りの材料が多い中、ドル円、対円通貨は以外と底堅く推移したがドル円はターゲットの118円50銭にタッチする事が出来ず結果レンジ内取引となった。経済指数は国内・失業率、CPI、鉱工業生産、米国・新築住宅販売、消費者信頼感指数、耐久財受注、GDP、個人消費、PCEデフレーター、個人支出、個人消費、CGO購買部協会指数、建設支出、ユーロ圏・鉱工業信頼感指数、消費者信頼感指数、独・IFO、NZ・貿易収支、輸出入、経常収支、GDP、南ア・CPI、PPIの発表があった。
 
  週明けのマーケットは、3月期末を間近に控え、マーケットの参加者も少なくなった中で、テクニカル的なポイントである118円50銭の攻防となった。先週は米国・中古住宅販売件数が好結果だった事を材料にドル買いが進む事となったが、今週は新築住宅販売件数が約6年ぶりの低水準と市場予想を下回った事を受けドル売りの流れとなるものの下値の117円前半は資本筋の買いオーダーで底堅かった事を嫌気しショートカバーを含めてジリジリと上昇、再び118円付近で揉み合いとなった。またユーロ円やポンド円で外債償還に絡む円転もドル円の上値を重くしたとの見方が多かった。

  週中もレンジ内取引となった。イラン情勢緊迫化を受けた地政学的リスクがドルの上値を重くし、テクニカル的なポイントの118円50銭のストップロスを目指しスイス系銀行がドルを買い込むものの達成できず短期筋のロングの投げが見受けられた。下値狙いに関しては米国・消費者信頼感指数結果が市場予想を下回ったが大幅にドルが売り込まれるには至らず。ドル円は118円を割り込んだが揉み合い。米国株式では住宅関連が下押した事で住宅市場減速懸念が台頭、『FOMCは利下げを行なわない』とするレポートがニーュスに出たが市場反応も限定的となった。

  週後半は期末絡みのドル売りで軟調に推移、国内機関投資家からのレパトリでドル円は下落、株式市場も軟調な事からドル円はストップロスを誘発し下落、117円を割り込み116円半ばまで急落、しかしながら、米国GDPの上方修正を好感しドル円はシヨートカバも含めジリジリ買い込まれ再び118円台の『いってこい』の相場展開となった。月末最終日もドル円は仲値近辺でドル余剰との噂で反落、その後の国内CPIの結果で上昇と上下動の繰り返しとなった。NY時間になると米商務省が中国からの輸入品に対して関税を課すと発表した。この商務省からの発表により対中貿易摩擦問題が台頭、同時に過去の日本の通貨当局による円安誘導政策も指摘されドル売り、円買いの流れとなった。。



  週明けは新年度と言うことで市場参加者も増えマーケットに厚みが加わる事が想定、また国内・日銀短観、米国・雇用統計などの経済指数等に注目が集っているが対中関税問題、イラン地政学的リスク問題によるマーケットへの影響が焦点となる。
 
3月23日(月)〜3月27日(金)
ドル円    116.80〜119.00
ユーロ円 156.50〜158.80
ユーロドル 1.3250〜1.3400
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