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為替レポート

東京外為市場Weeklyコメント

為替市場ウィークリーレポート

3月5日(月)〜3月9日(金)

  3月5日(月)〜3月9日(金)の週は、序盤中国株発の世界同時株安の流れを受け、円買いが進行、円キャリー・トレード解消の動きと国内外短期筋の機関投資家の投げによりドル円、対円通貨が急落する事となった。しかしながら、後半は円キャリー・トレード再開、またショートカバー、米国経済指数の好結果も追い風となり、ドル買い円売りの流れとなった。経済指数は国内・景気先行指数、工作機械受注、景気ウォッチャー指数、機械受注、米国・ISM、中古住宅、製造業受注。ADP雇用統計、ベージュブック、消費者信用残高、新規失業保険申請軒数、貿易収支、雇用統計、卸売在庫、ユーロ圏・小売売上高、ECB、英・ネーションワイド・消費者信頼感指数、先行指数、失業率、BOE、鉱工業生産、独・製造業受注、鉱工業生産、貿易収支、経常収支、豪・小売、貿易収支、RBA、貿易収支、GDP、NZ・RBNZ、加・住宅着工、雇用統計、南ア・PMIの発表があった。
  週明けのマーケットは先週末の地合いを引き継ぎ怒涛の円買いの流れとなった。ドル円は115円前半まで売り込まれユーロは約4ヶ月ぶりに151円のストップロス誘発し一時151円割り込む事となった。売り手は主にモデル系ファンド、米系証券、ロシアネーム、買い手は国内勢の構図。中国人民銀行総裁が『人民元の柔軟性』が望ましいとの発言や、上海株式が急落した事に端を発し国内株も急落し円キャリーとレード解消の動きとなった。米国経済指数結果は市場予想を下回る結果が多く米国・景気減速観測が台頭しドルは軟調な展開となった。

週中も世界の株価の動向を睨む流れとり連動する動きとなった。中国株、国内株が落ち着き始めた事によりドル円は値動きが激しいもののジリジリ上昇し116円台を回復し東京時間は116円90銭付近まで上昇する事となった。LON時間NY時間は更に円安が進み、再び117円台まで上昇、しかしながら米国住宅ローン会社破綻の噂で米国長期金利が下落しドル円の上値も限定的となり、その後揉み合いながらも他の対円通貨も軒並み円売りの流となった。G・スパン元FRB議長の『円キャリーが反転する時期が来る』と発言したが市場反応は限定的。豪のRBAは政策金利据え置き、NZは0.25%引き上げ政策金利を7.5%とした。またBOEは据え置きとなったが、ユーロ圏は市場予想とおり25ベーシス利上げで5.75%、コメント等を含め限定的な動きとなった。。


週後半は米国・雇用統計、貿易収支とダブルの発表でマーケットは俄かに思惑先行で揉みあいながらも円売りの流れで推移し117円台を維持、雇用統計は非農業者部門雇用者数、失業率共に市場予想を上回る好結果、また貿易収支も591億ドルの赤字と市場予想よりも赤字額を縮小する事となった。マーケットはこの結果を受けドル全面高とりドル円は118円台、ユーロ円は155円台まで上昇、対円通貨がドル円の上昇につられる形となったがユーロドルは比較的小動きとなった。。


週明けのマーケットは3月末に向けてのポジション調整やポジション解消の動きが考えられるものの円キャリー・トレード絡みでの流れは続く公算は大きい。また3月末を控えマーケットが薄くなる事も考えられる。中国人民元切り上げ絡みの噂、モデル型短期筋の動きに警戒

3月12日(月)〜3月16日(金)
ドル円    117.50〜119.50
ユーロ円 155.00〜156.80
ユーロドル 1.2450〜1.2700
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