2月24日(月)〜3月2日(金)
2月26日(月)〜3月2日(金)の週は、2月の最終週となり日銀金融政策決定会合での追加利上げを材料視した動きも一巡し、新たなイラン情勢問題での地政学的リスクの台頭、原油先物価格の上昇にマーケットは翻弄される事となった。序盤からドル売りの流れとなり上値が重い展開となった。また後半からは、中国株の下落により世界同時株安の流れとなった。この流れにより円キャリートレード解消の動きとなり波乱の展開となった。ドル円は6円、ポンド円は15円はじめ急落の展開となった。経済指数は国内・鉱工業生産、住宅着工戸数、建設工事受注、米国・耐久財受注、中古住宅販売、GDP、個人消費、シカゴ購買部協会指数、ISM、新築住宅販売、ユーロ圏・消費者信頼感指数、失業率、CPI、独・輸入物価指数、英・ネーションワイド・住宅価格、豪・小売売上高、NZ・貿易収支、スイス・先行指数、の発表があった。
週明のマーケットはイラン情勢緊迫化受けた地政学的リスクが台頭、また米系銀行が国内証券会社に対する資本援助を背景にドル円は下落、ドル円は121円台から上値が重い展開となった。中東情勢緊迫化を受け原油価格も上昇し米国景気減速懸念もドルの上値を押さえ込む形となった。新規外債の設定も見受けられたが反応は限定的。日銀金融政策決定後の円売りも一巡し、米系ファンドの利益確定の売りも見受けられ上値が重く推移した。
週中は怒涛の円買いとなった。イラン問題核問題、チェイニーを狙った自爆テロによる地政学的リスク、米国景気減速懸念、原油先物価格の高騰、日米首脳会談で円安に対して論議されるなど、さまざまな理由を背景に米系モデルファンドが数百本単位で円を買い続けドル円は急落117円30銭付近までポンド円も232円付近まで約6円近くも下落する事となった。円キャリー・ドレード解消の動きもあり売り手は外国人機関投資家等、買い手は国内機関投資家、輸入で揉み合いながらも上値が限定的となった。。
週後半も波乱の展開となった。中国株下落から始まる世界同時株安により対円通貨、ドル円が円買いの流れとなった。NY時間もダウの下げ幅にも連動しドル円はポイントの116円80銭を割り込む事となった。米国M大消費者信頼感指数の結果も市場予想を大幅に下回る91.3となり約4ヶ月ぶりの低水準となった事も後押し。ユーロドルはECB利上げ観測の噂にマーケットは振り回される事となったが、全体的にドルストレートは軟調、円全面高の展開となった。
引き続き先週末の地合いを受け継ぎ円買いの流れが想定。また世界同時株安からくる円・キャリートレード解消の動きが想定されるがモデル系ファンドの反転の機会も考慮、また噂ではあるが日銀のレートチェック、各国の政策金利の発表を控えており警戒。
|