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皆様こんにちは。
セントラル短資オンライントレードの永倉です。
好評を博していた?オープニングベルの私の担当も、今日で最後になりました。
本当は明日23日火曜日の出演でしたが、祭日ということもあり番組自体がお休みなので、プロデューサーはじめ池谷さん、末武さん、スタッフの皆様のご好意もあり、なんと本日22日緊急出演?させていただきました。
ちなみに今井さんは、木曜日に出演するそうです。
さて、先週(9/19)各国中央銀行の異例ともいわれるドルでの資金供給、また米政府の7000億ドル(75兆円)規模の不良債権の買い取り案を好感して、ドル円は買われ、円安方向に進行しました。クロス円もそれに連動し大きく円安にふれました。
不良債権問題の処理案が市場で好感されるのは想像がつきますが、資金供給で市場の混乱が収束していくというのはどうですか?
今日の『朝いち戦略会議 為替編』では、そんなところをお話しすることにしました。
金曜日の日経新聞の1面トップは、こうでした。
【日米欧、ドルを緊急供給】
6中銀協調 米危機対応で19兆円
FRBから日銀、6兆円
この1800億ドルの内訳ですが、以下のとおりです。
日本銀行 600億ドル
ECB 550億ドル
BOE 400億ドル
スイス中銀 150億ドル
カナダ中銀 100億ドル
さて、なぜドル資金を供給しなければならなかったのでしょうか?
それは、このところの金融不安で銀行のドル資金調達が難しくなっているためです。
銀行は自身の決済や銀行の顧客である民間企業の決済の資金調達をしなくてはなりません。
仕組みとしては、ドル資金が余っている銀行はその資金を貸し出し、足りない銀行は余っている銀行から借り入れするのです。
金利は、ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)が利用されますが、公定歩合に近いレート(若干高い)で借り入れすることになります。
その市場がいま壊滅状態になっているのです。
なぜなら、金融機関同士がお互いに相手先の破綻リスクを回避するため、資金の貸出先にならないのです。「貸し渋り」が発生しているといっても、いいかもしれません。そのため、資金を調達しなければならない銀行は、高い金利を払ってでも調達するのです。そのため、ドルの調達(つまりドル買)の金利が、非常に高くなっているのです。
銀行はじめ企業は、キャッシュフローが経営の存続を決めます。キャッシュフローが、続かなくなったとき・・・企業が破綻するときです。
だからこそ、資金供給が必要なのです。
でも、そうはいってもそんなことが発生していてもなかなか気づかないでしょう。
では、そんな混乱が起きているということに気がつくためのワンポイント・アドバイスをいたします。
上段で、資金調達の際の金利はLIBORが利用されると述べましたが、このレートはいわゆるFXでのスワップ金利を決める金利でもあるのです。皆様、ご存知のように、今FXのスワップ金利は不安定です。つまり、資金調達における混乱が起きているのです。(参考:スワップ金利についてのお知らせ)
もっと実例を挙げるのであれば、ドル円の1日のスワップ金利ですが、取引金額10,000ドルで通常50-55円位で推移していますが、9/17には185円(受取)-188円(支払)、9/22は103円(受取)-106円(支払)となっています。
米国または日本で、利上げや利下げがあったわけではありませんので、スワップ金利市場の混乱があるということです。
FXのスワップ金利で、金融市場の混乱がわかるのです。こういった感覚は大切にしましょう。
弊社のスワップ金利はホームページのトップに載っていますので確認してください。
さて、ドル円の直近の動きですが、週末上がりすぎたので今日明日は若干調整されるでしょうが、年末くらいまでは基本的にはドル買いと見ています。
その要因の一つとして、外国人の日本株売り−円売りドル買いが継続するのではないでしょうか?
ただし、長期的にみると今掲げられているドル救済策の財源は赤字国債です。自らのクビをしめる結果になって、ドル安円高が大きく進行しなければいいのですが・・・・
最後になりますが、このコンテンツご愛読の皆様、ありがとうございました。本日(9/22)で私の『朝いち戦略会議 ホームページ版』は終了になります。もっと、ホットなハナシをご提供したかったのに残念です。FXコーナーのご要望は、TV東京にお願いしてください。
それまでは私の話は、セミナーなどで出来たらと思います。
ちなみに直近は9/27(土)の大阪セミナー(会場)です。オンラインセミナーもやっていますので是非参加してくださいね。
個人的には、オープニングベルではFXのコーナーもよかったと思いますが、<OB辞典><とおるがとーる>のコーナーは面白かったです。
新番組“EMornig”(イーモーニング)にも期待しています。
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