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水曜 山中康司の「わかる!」テクニカル分析 チャートから見たポジション分析

第32回:ピボット移動平均線

更新日:2009年10月21日

今回は前回の予告通り、新しい指標を加える方法について書いて行きます。実際に御自分で操作されてもよいですし、以下のURLに今回の指標を加え圧縮した定義ファイルをアップしてありますので、そちらを使われてもよいと思います。解凍した6つのファイルを全てC:\Program Files\Tactico Chart CTOFX\extension に入れてください。 http://ascendant.jp/ctot/qct_ext.zip

圧縮(ZIP)ファイルを開くにはパスワードが必要です。パスワードは、セントラル短資FXの取引画面内「『クイックチャート・トレード』 カスタマイズファイル用パスワード」で公開してありますので、会員の方はそちらでご確認ください。
また、ご利用にあたっては、デフォルトの設定ファイルを「必ず」バックアップした上で、 自己責任で利用してください。操作方法を誤ると、タクティコチャートが起動しなくなる等の障害が発生することもあります。

それでは、まずは前回のレビューからです。

前回のレビュー

前回は1本の移動平均線使って、移動平均線の傾きに沿った終値と移動平均線の位置関係から、「ユーロ円でのユーロ買い」をおすすめ通貨ペアとしました。その後のユーロ円の動きを見てみることにしましょう。

※チャートはクリックで拡大できます

白い点線の縦カーソルがいつも同様に執筆時点(10月14日、買いシグナルが出たのは13日)を示しています。翌15日にユーロ円は急騰、16日には136円台乗せとなりました。今回は○評価でよいですね。前回の大外れの後だけに一安心です。

ピボット移動平均線

さて今回は「ピボット移動平均線」です。名前の通り、ピボットレート(高値、安値、終値の平均レート)を使った移動平均線です。これまでにもいわゆる終値を使った移動平均線以外に、高値、安値、始値を使った移動平均や、計算方法を指数平滑や加重、過剰とした移動平均線を扱ってきましたが、今回は実際にどのようにコードを変えるのかの説明もしたいと思います。

タクティコチャートで指標を定義するファイルはC:\Program Files\Tactico Chart CTOFX\extensionにある、technicalindicators.xmlというファイルです。今回の変更の参考になる指標は普通の移動平均線となりますが、移動平均線は以下のように定義されています。(説明用に行番号を付加してあります)

1  <indicatorDef id="移動平均線" location="chart">
2  <parameters>int len</parameters>
3  <defaultArgs>25</defaultArgs>
4  <parameterDescription>$unit数 $len</parameterDescription>
5  <label>$len$unit移動平均線</label>
6  <appearance>khaki 2</appearance>
7   <element><expression>ma(len)</expression></element>
8  </indicatorDef>

1は指標の名前とそれをどこに表示するか、2は変数の定義、3はパラメータ初期値、4はパラメータの扱い、5は凡例に表示する文字列の定義、6は色の初期値、7が指標の計算方法(ここが一番重要!)、8は指標の定義の終わりを示す、といった具合です。全くのプログラミング初心者には厳しいレベルと思いますが、終値単純移動平均線をピボット移動平均線に変えるには7行目(太字部分)を変えれば良いのだなということはわかるかと思います。

実際に7行目を以下のように変えた定義を追加します。

<indicatorDef id="ピボット移動平均" location="chart">
<parameters>int len</parameters>
<defaultArgs>5</defaultArgs>
<parameterDescription>$unit数 $len</parameterDescription>
<label>$len$unitピボット移動平均</label>
<appearance>silver</appearance>
<element adjustFigures="price">
<expression>avg(high(len))+avg(low(len))+avg(close(len)))/3   </expression></element>
</indicatorDef>

若干異なる部分もありますが、7行目にあたる部分がピボットレートの計算を行なっていることがわかります。どのような関数が使えるかは、Tacticoのウェブサイトに一覧表と簡単な解説がありますので、そちらを参照してください。

さて、次にもうひとつ変更する定義ファイルがあります。同じフォルダにあるcentraltanshi.xmlですが、こちらはどの時間枠のチャートにどのようなパラメータで表示するのかを定義するファイルです。例として終値単純移動平均線の部分を見ると、以下のように日足チャートでは3本の線を定義していることがわかります。

<staticChart id="daily-default" description="日足チャート" chartsession="daily" shortcutKey="Ctrl+D">
<indicator name="tactico.移動平均線" args="$ma1"/>
<indicatorname="tactico.移動平均線" args="$ma2" appearance="plum"/>
<indicator name="tactico.移動平均線" args="$ma3" appearance="lightblue"/>
(中略)
<parameter id="ma1" initial="9"/>
<parameter id="ma2" initial="21"/>
<parameter id="ma3" initial="50"/>

そこでピボット移動平均線を日足チャートで表示するために、このファイルには以下の定義を追加します。

<indicator name="tacticoピボット移動平均" args="$ma3" appearance="silver"/>

パラメータの初期値は終値単純移動平均の3本目の数値を初期値として流用しているため、加えるのは1行のみです。これら2つのファイルを上書きしてタクティコチャートを立ち上げると、ちゃんとメニューにピボット移動平均線が加わっているはずですが、如何でしょうか?

それでは、追加されたピボット移動平均線を使った売買シグナルを考えてみることにします。

ピボットレートはティピカル・プライスとも呼ばれるように一日を代表するレートのひとつです。このレートの6日移動平均を計算し、その傾きの変化を売買シグナルと考えてみましょう。非常にシンプルですが、数年前まで実際にシステム売買のシグナルとして使っていた指標のひとつです(ストップのルール等は加えていましたが)。今回は単純化して以下のルールのみとしましょう。

 買い:6日ピボット移動平均線が上昇に転じる
 売り:6日ピボット移動平均線が下降に転じる

今回は前回以上にシンプルな判断基準ですね。ドル円をサンプルチャートとして取り上げてみます。

※チャートはクリックで拡大できます

直近ではカーソル線が示す12日にピボット移動平均線の傾きが上昇に転じたことで買いシグナルとなり、その状態が現在も継続していることがわかります。主要通貨ペアから移動平均線の傾きが変化しているものがあるかをチェックしてみることにしましょう。

今週のおすすめ通貨ペア

ドル円

10月12日に傾きが上昇

ユーロ円

10月9日に傾きが上昇

ユーロドル

10月6日に傾きが上昇

ポンド円

10月14日に傾きが上昇

ポンドドル

10月14日に傾きが上昇

スイス円

10月9日に傾きが上昇

ドルスイス

10月6日に傾きが下降

主要通貨ではここ1〜2日に傾きが転じたものがありませんでしたので、全ての通貨ペアに拡大して探してみましょう。

するとドルカナダで昨日ピボット移動平均線が上向きに転じています。昨夜のカナダ中銀の声明文でも通貨高を懸念するコメントが出ていましたので、ファンダメンタルにもテクニカルにもよいかもしれません。今回は「ドルカナダでのドル買い」をおすすめ通貨ペアとします。

次回は追加した新指標を複数使う例を説明する予定です。

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