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マーケットビュー

水曜 山中康司の「わかる!」テクニカル分析 チャートから見たポジション分析

第19回:2本の過剰移動平均線

更新日:2009年7月22日

7月14日のオンラインセミナーで使用したタクティコチャート設定ファイルは以下のURL(http://ascendant.jp/ctot/qct_ext.zip )でダウンロード可能ですが、圧縮(ZIP)ファイルを開くにはパスワードが必要です。パスワードは、セントラル短資FXの取引画面内にある 「『クイックチャート・トレード』 カスタマイズファイル用パスワード」で公開してあります。会員の方は、そちらでご確認ください(具体的な改変方法はセミナーで説明しています)。

デフォルトの設定ファイルを「必ず」バックアップした上で、自己責任で利用してください。操作方法を誤ると、タクティコチャートが起動しなくなる等の障害が発生することもあります。

それでは、前回のレビューです。

前回のレビュー

前回は、過剰移動平均(上記オンディマンド・セミナーでも説明しています)の傾きを使い「ポンドドルでのポンド買い」をおすすめ通貨ペアとしました。
その後のポンドドルの動きをチャートで見てみましょう。

※チャートはクリックで拡大できます

白い点線の縦カーソルが先週執筆時点、「本日15日の寄り付き1.6306レベルでのポンド買い」と書いた日です。その日の内にポンドドルは上昇し、17日金曜日には下押しが入ったものの、20日には1.6553レベルまで上昇する動きとなりました。過剰移動平均の傾きが変化し、買いシグナルが出た水準から考えれば、今回は○と言えるでしょう。

2本の過剰移動平均線

今回は過剰移動平均線を2本使ってみましょう。公開中の設定ファイルでは1本の線しか出せませんが、簡単に複数にすることが出来ますので、そのための設定ファイルの書き方も説明します。

今回は同じ20日過剰移動平均線を2本使い、1本を1日先行させる手法です。2本の移動平均線のクロス、つまり、ゴールデンクロス(以下GCと表記)とデッドクロス(以下DCと表記)を見ることで過剰移動平均単体の傾きよりもやや変化を滑らかにしています。

※チャートはクリックで拡大できます

上記チャートはドル円日足に20日過剰移動平均線を2本表示したもので、赤い線が通常の過剰移動平均、水色の線が1日先行させた過剰移動平均(左下の凡例ではDKMA=Displaced Kajou Moving Averageの略、と表示)となっています。

今回使った設定ファイルは、以下のコードとなります。XMLの記述部分を kajou_d.xmlという名前で、C:\Program Files\Tactico Chart CTOFX\extension に保存してください。チャートメニューに「過剰移動平均_D」というメニューが追加されます。

====下の行から====
<?xml version="1.0" encoding="shift_jis"?>
<tactico-extension id="kajou_d" version="1.0">
 <staticChart id="daily" description="過剰移動平均_D" chartsession="daily" >
  <indicator name="tactico.過剰移動平均" args="$kma1" appearance="gray"/>
  <indicator name="tactico.過剰移動平均" args="$kma2" appearance="tomato"/>
  <indicator name="tactico.DKMA" args="$dkma, $dis" appearance="lightblue"/>
  <parameter id="kma1" initial="10"/>
  <parameter id="kma2" initial="20"/>
  <parameter id="dkma" initial="20"/>
  <parameter id="dis" initial="1"/>
 </staticChart>
</tactico-extension>

====上の行まで====

上記設定ファイルには今回使用した設定以外にも、日数を変えた2本の過剰移動平均のクロスを表示することも可能な設定としてあります(右クリックでテクニカル指標の設定画面から設定します)ので、興味のある方は10日+20日等、試してみると面白いと思います。

なお、ご利用にあたっては、デフォルトの設定ファイルを「必ず」バックアップした上で、自己責任で利用してください。

今回のように、別ファイルでチャート設定を保存することで、すでに定義されている分析手法を簡単に呼び出すことが出来ますし、この程度の記述ならば決してハードルは高くありませんので、カスタマイズにチャレンジする良い題材ではないかと思います。

それでは、20日過剰移動平均線と1日先行させた過剰移動平均線のGC、DCが21日のNYクローズ(もしくは20日のNYクローズで)出ているかどうかを見てみましょう。

今週のおすすめ通貨ペア

ドル円

15日にGC (サンプルチャート参照)

ユーロ円

15日にGC

ユーロドル

15日にGC

ポンド円

15日にGC

ポンドドル

14日にGC

スイス円

15日にGC

ドルスイス

15日にDC

いつも思うのですが、執筆時点でうまい具合にシグナルが出てくれたという通貨ペアはなかなか無いものです・・いつも通り全通貨ペアに対象を拡大して見てみます。

すると、豪ドル/NZドルが21日のクローズ時点でGCしていました。(実は今日22日は日食を見ようかなとNYのクローズを待ち構えて執筆しました!あいにく天候は曇り空で観測は無理っぽいのですが・・)ということで、本日22日の寄り付き1.2423レベルでの豪ドル買いとなり、今週は「豪ドル/NZドルでの豪ドル買い」をおすすめ通貨ペアとします。

連載にあたってのリクエスト、質問等はいつでも歓迎です。口座開設者限定とさせていただきますが、セントラル短資FX「為替セミナー」サポートサイト外部リンク にて承ります。

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