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マーケットビュー

金曜 松崎美子の英国発!すこしFX☆なが〜くFX ロンドン在住の女性トレーダーによる為替&経済コラム

FOMC議事録を見て

更新日:2014年10月10日

わずか2ヶ月という期間に、101円から110円までドル高/円安が加速した円相場。そして、ドル高の影響は円だけに留まらず、ユーロも同じ期間に1.36台から1.25割れまで、1,100ポイントに及ぶユーロ安/ドル高を演じました。

その期間のドル円の動きの特徴を挙げますと、高値がついてから調整で1円下がると、そこから不思議な買いが沸いてきて、気がつくと翌日には高値更新していた...という官製相場が展開されていました。それと比較すると、マイナス金利と量的緩和策(QE)導入期待で下げているユーロは、非常に素直な相場展開であり、ドル円相場の不自然さだけが際立っていました。

ここにきて、行き過ぎたドル高の調整相場が展開されていますが、果たしてこの調整は一過性のものなのか?それとも、米当局がブレーキを踏んだため、意外と長期化を強いられるのか?

それについて本日は考えてみたいと思います。そして最後の部分では、息抜きの意味もこめて、私が住むロンドンの珍しいパブのご紹介をしたいと思います。

FOMC議事録

9月16〜17日に実施されたFOMC (米連邦公開市場委員会) の議事録が今週水曜日に公開され、その内容が予想以上にハト派的内容であったことを受け、その日は株高・ドル安・国債利回り安(国債価格上昇)と絵に描いたような模範的な相場展開が繰り広げられました。

議事録を読んでみると、住宅市場の回復の遅れや、生産性の向上が鈍ってきたという明記もありましたが、為替取引をする私にとって一番気になったのが、「ドル高に関する言及」の部分でした。

 ドル高に関する言及

議事録内で見つけた主なドル高に関する言及を挙げると、

Responding in part to disappointing economic data abroad, the US dollar appreciated against most currencies over the intermeeting period, including large appreciations again the euro, the yen and the pound sterling.

The Staff's medium-term forecast for real GDP was also revised down a little, reflecting a higher projected path for the foreign exchange value of the dollar among with slightly smaller projected gains for the home price.

Over the intermeeting period, the foreign exchange value of the dollar had appreciated, particularly against the euro, the yen and the pound sterling. Some participants expressed concern that the persistent shortfall of economic growth and inflation in the euro area could lead a further appreciation of dollar and have adverse effect on the US external sector.

A couple noted the possibility that longer-term inflation expectations might be slightly lower than the Committee's 2% objective or that domestic inflation might be held down by persistent disinflation among U.S. trading partners and further appreciation of dollar.

ここに挙げた以外にも、ドル高懸念と受け取れる箇所がいくつかありました。全てを訳すことは致しませんが、簡単に要点を抜き出すと

  • 海外では、予想を下回る経済指標が発表されていることも影響し、主要国通貨に対してドルは強くなっている
  • ドル高の影響で、GDP予想を少しだけ下方修正
  • ユーロ圏の景気低迷や低インフレの影響で、ドルはますます強くなる可能性について、懸念を示す
  • ドルが更に強くなると、アメリカの長期インフレ見通しがFEDの2%目標を下回るかもしれない

などとなっており、9月のFOMCでは通貨高に対する言及がやけに目立ちました。

 9月FOMC開催時のドル・レベル

9月のFOMCは16〜17日に開催されており、その時点から最近の高値までに、ドルは更に5%弱強くなりました。9月の時点で、ドル高に対する懸念をこれだけ表明しているのであれば、その後の上昇に対して、FOMC理事達はもっと懸念を抱いていることが考えられます。

 無責任なFOMC理事達

少しひどい書き方をしてしまいましたが、9月のFOMCでは3ヶ月に一度の経済見通しが発表され、そこでは将来の金利見通しが引き上げられていました。

具体的な水準を書きますと、2015年末のFF金利誘導目標は、6月予想の1.125%から、9月には1.375%へ上昇していたのです。

議事録を見ていない我々マーケット参加者にすれば、9月のFOMCが開催された時に、「FOMCの参加理事達が、金利見通しを引き上げるということは、先行きの景気回復にも自信を高めた証拠だろうから、金利高=ドル高をある程度容認していると受け取っても大丈夫だろう。」と考えても、なんら不思議はありません。その結果、FOMC後にドル高が加速したのです。

しかし、いざ議事録内容をみると、今までにも増してドル高に対する懸念をあらわにしていたのです。なんだか整合性がなさすぎる気もするのですが、とりあえずドル高は心配だけど、金利はしっかり上げますよ! ということなのでしょうか?う〜ん…

ルー財務長官のドル高容認発言

以前から非常に気になっているのが、ルー財務長官が度々口にする【ドル高容認発言】。今週火曜日の講演でも、

「I believe a strong dollar is good for the United States
強いドルは米国の国益になると信じている」

とあらためてドル高容認姿勢を明確にしました。先日もこの点について、為替仲間と話をしていたのですが、その時にたどり着いた我々の結論は、

1

テーパリングが今月で終了する。今までずっと米連銀が買い支えていた国債市場では、最大の買い手が来月から不在になる。そのため、ドル高を容認してでも、米国への資金流入を絶やしたくない

2

強いドルは、米国経済に対する信頼の表れと受け取っている

3

米国は強いドルを容認し、多少の犠牲を払ってでも、欧州景気の立ち直りを支援するつもり

4

同じく、強いドルを容認し、中国の経済安定を優先している

5

過去に例を見ない緩和策からの出口戦略を実施するにあたり、ドル高けん制をすると、株式の暴落を引き起こしかねない

特に私が支持している内容は、15 です。

ルー財務長官のドル高容認発言は、かなり徹底しており、先週ダドリーNY連銀総裁が、「ドル高は輸出業績に悪影響を与え、実態経済の成長に影響をもたらす」と発言しましたが、ルー財務長官は今週に入ってから、「米国の輸出業が伸びていかない理由は、(ドル高ではなく)世界的な景気の低迷によるものだ。」という内容の発言をし、ここでも 《ドル高=輸出企業の業績不振 というシナリオには同意しない》 意思を鮮明に表わしました。

ドル高に対する見解を巡り、政府と通貨当局が、一枚岩になっていないことは、いつか必ず【ドル高相場を巡る不透明感】というネガティブ要素になるような気がしてなりません。

ドル高の影響は?

政府と当局の考え方が一致していないことは置いておき、ファンダメンタルズの面から考えてみましょう。

ある米系投資銀行のエコノミストの試算によると、「10%のドル高は、GDPを0.5%縮小させる効果がある」そうです。今年5月のドル・インデックス安値から最近の高値まで、10%の上昇となっています。という事は、ドル高が加速した第3四半期の米GDPは、予想より弱くなるのでしょうか?

他の米系投資銀行によると、最近のドル高により、2015年と2016年それぞれのGDPは、0.10〜0.15%の打撃を受けるというレポートを出したようです。

GDP以外で私が心配しているのは、ドル高によるインフレ率への影響です。普通に考えれば、最近の急激なドル高により、米国のインフレは相当押さえつけられているはずです。ヨーロッパほどではなくとも、今後ドル高が更に加速した場合、米国でも低インフレが問題視されるでしょうし、その時でも政府はドル高容認発言に徹するのでしょうか?

2008年からの度重なるQE策の導入や欧州中央銀行(ECB)によるマイナス金利導入により、世界の主要銀行の政策手段は限界に近いと私は考えています。今年に入ってからのECBの対応の仕方を見ていると、本当に次の一手の選択肢が限定されてしまい、いざとなった場合に主要中央銀行は、次の効果的政策手段については、打つ手なし状態であるのが心配です。

まとめ

今週月曜日に世界経済見通しを発表し、記者会見に挑んだ国際通貨基金(IMF)主席エコノミストのブランチャードさん。この方はブルーンバーグTVのインタビューにも答えたのですが、そこでは

「I’m not terribly surprised by the appreciation of the dollar vis-a-vis the euro, and indeed it may well continue. It’s not crazy to think that if the U.S. becomes stronger relative to the euro and this continues, then indeed the dollar will appreciate, the euro will depreciate. In which case it is good news for the euro zone.
最近のドル高/ユーロ安は、驚くに値しないと言えるだろう。そして、このトレンドは今後も継続するかもしれない。米国の景気回復が(ヨーロッパよりも)強くなってきており、その傾向が継続するのであれば、ドルは当然ながら強くなる。そしてユーロは(ドルに対して)弱くなるだろう。そして、通貨安は、ヨーロッパにとっても朗報となる。」

と語っておりました。為替取引に従事する私たちも、ずっとこれと同じ考え方をしていました。しかし、今週に入ってから、ドル高相場に大きな調整が入ったのです。

理由はいろいろありますが、

  • ドルの上昇が速すぎたことに対する自律調整
  • 米株式市場が調整を強いられ、ドル高も同様の動きとなっている
  • 来週から本格化する第3四半期企業収益内容は、ドル高の影響を受け、苦戦を強いられる米企業が続出すると見られる
  • ドル・インデックス月足が長期レジスタンスに突き当たった

などが挙げられています。

自分としては、今までのドル高があまりにも一方的で急速だったため、少し調整をしてガス抜きをしないと、次の上昇は無理だろうと考えています。つまり、米国でもデフレ懸念が出てこない限り、長期的にはドル高トレンドは継続すると見るが、スピードと値幅の変動が大きすぎたため、今回の調整も結構大掛かりなものになるのではないでしょうか?特に株式市場の調整が終了しない限り、夏以降のペースでのドル高は、難しいと思います。

今回のドル高調整の犯人!と私が睨んでいる米株式指数の調整レベルですが、私はS&P500を中心に見ておりますが、過去2年の値動きを見る限り、日足チャートでは【150日移動平均線】を下廻って終了したことがありませんでした。しかし、木曜日の終値は1928.21であり、150日移動平均線が通る1930.83を下廻って終了したのです。

目先の下落ターゲットとしては、1900〜1880くらいを想定していますが、ここから一気に急落するというイメージではなく、とりあえず1925くらいで止まり、1950/60近辺まで調整し、そこから1900割れを狙うようなイメージでおります。

もしこの予想通り、1900そしてそれを下抜ける動きになれば、当然日経平均株価もつられ安になることはある程度覚悟しておいたほうがよいでしょう。

今月はヘッジファンドの換金期間ということもあり、思わぬ相場展開になることが予想されますので、損切りを徹底して頑張りたいと思います。

英中銀の支店が、パブに変身!

はじめての試みとなりますが、本日のコラムでは、私が住むロンドンのご紹介をしたいと思います。今後も機会をみて、イギリスの食事や日本との違いなどを紹介したいと思っておりますので、「こんなことが知りたい!」というご希望がございましたら、遠慮なくリクエストしてください!

◇リクエストはこちらのメールアドレス宛にお送りください。
info@central-tanshifx.com

  • ※リクエスト受付専用であり、個別の返信はいたしておりません。また、いただいたリクエストに対してお応えできかねる場合もございますので、あらかじめご了承ください。

初回は、イギリスに来たら一度は絶対に足を運んで欲しい【パブ】についてお話ししましょう。昔の英国では、「パブは男性だけのもの…」という時代もあったようですが、現在は日本の喫茶店と同じように誰でも気軽に入れます。お酒が飲めるのは18歳以上の人に限られていますが、パブはお酒を飲むだけが目的ではなく、食事が美味しくて有名なお店もたくさんあり、週末は家族連れをよく見かけます。

本日ご紹介するパブは、ナント≪英国中央銀行の元支店がパブに変身した≫という面白いお店。日本に置き換えれば、日本銀行の支店が、パブになったのと同じことです。おもしろいですね!

場所はロンドン中心部:Fleet StreetにあるOld Bank of England という名前のパブです。このパブから歩いて10分くらいのところに、米ゴールドマン・サックスのロンドン支店があります。そしてパブの2件隣には、英王立裁判所が位置しているためか、お酒を飲んでいるお客様のほとんどは法曹界の方々でした。

まずは、このパブがある≪Fleet Street (フリート・ストリート  地図上の紫の太線部分)≫ について、少し説明を加えましょう。私が渡英した1980年代は、Fleet Streetと言えば、ジャーナリズムの代名詞となっており、英国のタイムス紙をはじめとする主要新聞社や出版社が、この通りに密集していたことで有名でした。しかし、その後1980年代後半から、ロンドン東部の金融街: カナリー・ワーフが開発されたことをきっかけとし、それらの新聞社が次々と転出してしまいました。しかし、未だに≪新聞業界≫ ≪ジャーナリズム≫を連想させる通り/地域であることには変わりありません。

※クリックで拡大できます

Old Bank of England Pubまでの道のり

私は地下鉄Holborn駅で降り、Fleet Streetに向かって歩いていきました。途中、London School of Economics and Politics (ロンドン経済大学) のキャンパスが右手に見えてきます。そのまままっすぐ歩き、左手に曲がるとすぐに、The Royal Court of Justice (英王立裁判所) がありました。

更にまっすぐ進むと、道路の真ん中に黒いドラゴン像が見えてきました。ロンドン金融街:シティーは、ロンドン特別区という行政区であり、その境界線には必ずシティーの紋章であるドラゴン像が立っています。ほとんどのドラゴン像のドラゴンは銀色ですが、ここFleet Streetのドラゴン像はオリジナルであるため、黒いドラゴンとなっています。この像より東側は、シティー。西側は、ウェストミンスター地区となります。

Old Bank of England Pub

パブは、王立裁判所のすぐ隣りにあると聞いていたので、キョロキョロ探してみたら、看板が見えました!確かに Old Bank of England と書かれています。パブの入り口には、住所とパブの名前が書かれたプレートが貼ってあり、思わず写真を撮りました!

今回待ち合わせしているのは、FX業界でも知名度の高いバカラ村さんと奥様です。ロンドンに所用でいらしたので、一杯飲みましょう!ということになりました。

着いたらまだお見えではないので、私は先にお酒を注文して、座って待ちました。オーダーしたのは、イギリス人が大好きな London Pride という名前のエール。

私も渡英してからはエールが大好きになりましたが、イギリス人は日本のビール、すなわちラガー・ビールは、ほとんど飲みません。イギリス人に言わせると、「ラガーはお腹が膨れてしまって美味しくないから」だそうです。私は日本人なので、渡英したばかりの頃は、いつもラガービールをオーダーしていたので、よくからかわれました。

歴史を調べてみたのですが、お隣にある王立裁判所用の金庫として、1975年まで英中銀の支店として使用されていたこの建物。私たち一般客は入ることは出来ませんが、地下には、当時の大型金庫が今でも残っているそうです。英中銀が支店を閉めた後、フラーズ醸造所が買い取り、そのままパブとして現在まで残っているそうです。

この写真でもわかりますが、荘厳な内装で、高い天井には巨大なシャンデリアが設置されています。夕方になると、ギャラリー席も開放されます。

このパブはお酒だけでなく、イギリス特有のパイや、フィッシュ&チップスなどの料理も揃えており、バカラ村さんはお腹が空いたので、フィッシュ&チップスを注文しました。

お値段は、£11.50 (約2,000円)。お味を聞いてみたところ、美味しいと仰っておられました。イギリスの食べ物は不味いということで有名ですので、汚名挽回できてホッとしました。

お土産

バカラ村さんの奥様から、素晴らしいお土産を頂きルンルンの私ですが、私は次の2点をお土産に選びました。せっかくイギリスに来られたので、英国王室御用達の商品にしてみました。

最初は、私が愛してやまないHigginsのお茶。

お土産の写真を撮るのを忘れてしまったので、自分用に買ってきたピーチ・ティーの写真を添えておきます。

そして、次はチョコレート好きのイギリス人に広く愛されているPrestatのチョコレート。私はラズベリー入りのダーク・チョコがお好みですが、お土産ですので、お好み詰め合わせの箱入りにしました。

英国に住んでいて一番楽なのは、伝統的な商品がたくさん揃っているため、お土産には全然困らないことかもしれません。

パブで一緒に撮ったバカラ村さんと私のツーショットを添えて、終わろうと思います。

イギリス紹介が皆様の息抜きになれたら嬉しいと思います。これからも、ご希望に応じていろいろ書いてみますので、リクエストお待ちしております!

◇リクエストはこちらのメールアドレス宛にお送りください。
info@central-tanshifx.com

  • ※リクエスト受付専用であり、個別の返信はいたしておりません。また、いただいたリクエストに対してお応えできかねる場合もございますので、あらかじめご了承ください。

 

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