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金曜 松崎美子の英国発!すこしFX☆なが〜くFX ロンドン在住の女性トレーダーによる為替&経済コラム

7月の注目イベントと為替動向

更新日:2013年6月28日

4週間に渡る東京生活も終わり、無事にロンドンへ戻ってまいりました。昨年11月の帰国からわずか半年後の一時帰国となりましたが、アベノミクス効果を肌で感じられる貴重な滞在となりました。ここからは、またロンドンを拠点に英国・欧州の情報を皆様にお伝えできればと思っております。

さて、今週のコラムでは、私が注目している7月の経済指標やイベントをご紹介しながら、特に気になるものには、私なりの考え方や相場見通しを書いてみたいと思います。

7月に発表される経済指標とイベント・カレンダー

特に私が注目している指標やイベントには、黄色くハイライトを入れました。

※クリックで拡大できます

私のイチオシ指標とイベント

7月1日(月) ユーロ圏失業率 (5月分)

緊縮財政政策に代表される財政規律優先から成長重視路線への転換をはかる一番の目的は、長引くリセッションからの脱出と記録的な失業率の悪化を食い止めるため。特に9月に総選挙を控えたドイツのメルケル首相は「欧州予算から60億ユーロ規模の資金を捻出し、失業対策基金を設立すべき。」と提案しているほどです。

それもあって、ここからの欧州で一番注目される経済指標は、失業率であることは間違いなし!特に若年層失業率が60%台になっているギリシャや、もうすぐそこまで届きそうなスペインの数字には注意すべきでしょう。もし前月より更に悪化していれば、素直にユーロ売り。逆に改善していれば、ユーロが急上昇することも考えられます。

7月2日(火) RBA金融政策理事会

政策金利は据え置き予想なので、ノン・イベントとなりそうですが、スティーブンス総裁が為替レベルについて、またしても言及するか?に注目しています。同総裁は「豪ドルはやや過大評価されている」という発言をずっと繰り返しており、その結果豪ドルは急落してきました。先月の理事会の時、AUD/USDは0.95〜96近辺まで下げていたので、さすがにもう為替レベルについての言及はないだろう!と楽観していた市場参加者達に対し、総裁はまたしても「為替レベルは依然として高いままである」と語りました。果たして7月の理事会でも同じ発言を繰り返すのか?そこに注目!

7月4日(木) 英中銀金融政策理事会(MPC)

カーニー新総裁のもとで行われる最初の理事会となります。金融政策の変更はないでしょうが、『カーニー色』を出すために、短い声明文を出すなどの工夫があるかもしれません。

7月4日(木) 欧州中銀(ECB)理事会とドラギ総裁定例記者会見

7月の理事会予想として、非伝統的緩和措置の導入などがあげられています。
具体的には、

1)2011〜12年にかけて行われた3年物LTROの再導入
2)デポジット金利のマイナス化
3)それ以外の新たな資産買い入れプログラムの導入

今週火曜日、ドイツ・ベルリンで開催されたイベントでスピーチを行ったドラギ総裁は、「金融政策を通し、物価の安定は維持されていると考えている。ユーロ圏全体の景気見通しを総合して考えると、緩和スタンスは今後も継続すると予想され、(緩和政策からの)出口戦略を語るのは、まだまだ遠い先のことになると予想される。特にインフレが落ち着いているなか、失業率が高いままでいる間は、その傾向が継続されることが予想される。」と語っていました。

6月は、ドラギ総裁の定例記者会見が始まるやいなや、相場は大きな動きを見せました。

7月も質疑応答の場では、米国の出口戦略と絡めてECBの今後の戦略などについて、記者団から相当突っ込んだ質問が出ると予想されます。

7月5日(金) 米非農業部門雇用者数(NFP)と失業率

6月19日、バーナンキ議長はFOMC後の記者会見で、「経済見通しが予想通りに改善すれば、月間850億ドルの債券購入(QE3)の規模の縮小を年内に開始し、来年半ば頃にはQE3を停止する可能性が高い」と発言。これを聞いた時、私は新興国からの投資引き揚げなどを背景とした流動性不足を非常に心配しました。やはりその心配は現実に起きてしまい、反政府運動で不安定な状況が続いているトルコでは、株価が最高値から20%ほど急落、中国・上海株式市場では一日の下落率としては2009年8月以来、約4年ぶりの大きな下落率を記録しました。

7月発表のNFPが、またまた20万人近い雇用を創出したり、失業率が大きく改善していた場合、『QE3規模縮小は9月から開始』という先取り相場になることが考えられるため、結果としてドルが更に強くなるでしょう。

7月10日(水) FOMC議事録

すぐ上でも書きましたが、6月19日の記者会見でバーナンキ議長が強気発言をした結果、マーケットは大混乱に陥りました。果たして他のFOMC理事達も議長と同様の見解を持っているのか?それとも、同議長の記者会見の言葉より、ややハト派的な内容なのか?

もしハト派的内容となっており、QE3縮小時期が来年にずれ込むようなことにでもなれば、ドルロングの投げと株価急騰が同時に起こることも考えられます。

7月16日(火) ユーロ圏消費者物価指数(CPI)

4月のCPIが+1.2%(前年比)という低水準まで下げたことも手伝い、ECBの追加緩和期待が膨らみました。ただし、5月には食料品の値上げなどが手伝い、CPIは+1.4%まで回復。しかし、そうは言っても、ユーロ圏のインフレ率はECBの目標である2%の水準を大きく下回っていることには変わりありません。もしCPIがまたまた下落するようであれば、次のECB理事会での追加緩和期待が高まり、結果としてユーロ売りを誘発しやすい地合いとなるでしょう。逆にCPIが上昇すれば、一旦ユーロ売り一巡となるかもしれません。

7月17日(水) 英中銀MPC議事録公開

カーニー新総裁が英国の金融政策について、どう語っているのか?それが確認できる最初のイベントが、この議事録公開です。たぶんこの日を境にして、「カーニー像」の輪郭が少しずつ見えてくるはずです。

7月25日(火) 英2013年第2四半期GDP・速報値

今週木曜日、Q1GDPの確報値が発表され、改定値の+0.6%(前年比)から+0.3%へ下方修正されました。これを受け、英中銀が早期に資産買い入れを拡大するか、他の刺激策を実施するかもしれないという予想が増えてきています。

英統計局はQ1GDP確報値発表と同時に、過去のGDPの数値見直しを実施し、報告書をまとめています。

これによると、過去の英経済は更にマイナス方向へ大きく修正されてしまったものの、2011〜12年にかけてのリセッションは実際には起きていなかったことが判明し、「ダブル・リセッションはなかったこと...」となりました。

このチャートは英統計局のデータを使い私が作成したものですが、緑のグラフは「数値見直し前のGDP値」、ピンクのグラフは「見直し後の新GDP値」となっています。

水色の丸で囲んだ部分は、2008年秋のリーマン・ショック後に起きた‘最初のリセッション’。次に、オレンジ色の丸で囲んだ部分の緑とピンクそれぞれのグラフを比較してください。まず緑のグラフは「GDP数値見直し前」の数値で、2期以上連続してマイナス成長となったため、「2度目のリセッション(ダブル・リセッション)」が確認されました。しかしピンクの「見直し後」のグラフに目を移すと、マイナス⇒ゼロ⇒マイナスと修正され、マイナス成長が2期連続していないので、リセッションにはならずに済んだという訳です。

2013Q2速報値の数字がQ1の+0.3%より強く、特に+0.5%を越えて成長したことが確認されれば、景気回復期待が膨らみポンドの買い戻しが出ると予想しています。

7月31日(水) ユーロ圏失業率 (6月分)

7月は、ユーロ圏失業率が5月分(7月1日)だけでなく、6月分(7月31日)も発表されるようです。これは最初に書いたものと同じで、特に若年層失業率が60%台になっているギリシャや、もうすぐそこまで届きそうなスペインの数字には注意すべき。もし前月より更に悪化していれば、素直にユーロ売り。逆に改善していれば、ユーロが急上昇することも考えられます。

7月31日(水) 米2013年第2四半期GDP・速報値

今週発表されたQ1GDP確定値は、改定値の+2.4%よりずっと低い+1.8%(前期比年率)となり、市場に驚きを与えました。6月19日のFOMCで発表された経済予測で、FRBは景気判断を引き上げたばかりだったことも手伝い、このQ1確定値の下方修正をFOMC理事達はどのように受け止めているのかが気になります。

これに加え、やはり6月19日のバーナンキ議長の記者会見以降、米国だけでなくほとんどの主要国の長期金利が急速に上昇しています。特に米国では住宅ローン金利と長期金利は連動しているため、これが第2四半期のGDPに、どの程度マイナス要因として影響するかも気になるところです。中国や他の新興市場での株価急落も手伝い、米国の景気に変調が映し出されているのか?も知りたいですね。

ドルだけでなく、株価や債券などが大きく動く要因となる数字です。

 

松崎美子

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