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金曜 松崎美子の英国発!すこしFX☆なが〜くFX ロンドン在住の女性トレーダーによる為替&経済コラム

がっかりしたクリスマス商戦

更新日:2012年12月28日

私が渡英した当時はインターネットはほとんど普及していなかったため、クリスマスの1ヶ月くらい前から家族や友人用にひとつひとつプレゼント選びを始めたものです。21世紀に突入し、英国のクリスマスプレゼントの3割近くがオンライン・ショッピングによるものとなりましたが、私は今でも親しい人へのプレゼントはほぼ100%自分の目で直接確かめるために、お店に出向いて購入するように心がけています。

ここ英国でのクリスマス商戦の形態も少しずつ変化しており、特にこの3年くらいの間は長引く不況の影響もあり、11月末からのクリスマス商戦開始時期から既に2〜3割引のセールを始めるのが当たり前になっていました。そして今年はとうとう、12月に入るや否や、一部の商店で「最大7割引」というここ数年、例を見ない値引き合戦が開始されていました。

伸びるオンライン・ショッピング

当然オンライン・ショッピングも同様で、だいたんな値引率に加えて、普通であればクリスマス当日から始まる『クリスマス・セール』が、今年は一日前倒しされ、クリスマス・イブから開始されました。

セール開始の口火を切ったのは、英小売最大手のひとつであるマークス&スペンサー(M&S)、それを追うようにして英王室御用達のデパートであるジョン・ルイスが続き、オンライン最大手であるアマゾンが加わりました。

クリスマス・イブの日のオンライン・ショッピング訪問者数は延べで8,400万人となり、この数字は前年比86%増。クリスマス当日は延べ1億2,600万人、71%増と驚くほどの大きな伸びを示しており、いかに多くの人がクリスマス後の掘り出し物を手にしようと頑張ったことがわかります。

伝統的な「クリスマス・セール」初日の結果

伝統的で本格的な「クリスマス・セール」が始まるのは、クリスマスの翌日であるボクシング・デー。この日はロンドン最大のショッピング街であるWest End(Bond Street, Regent Street, Oxford Street)の有名デパートが早朝からセールを開始します。

簡単にこの3つの通りを説明しますと、Regent Streetはバーバリーなどの伝統的な老舗や高級ファッション・ブランド店で有名です。このRegent Streetと並行して走っているのがBond Street。ここは最高級ブランドや高級貴金属店などセレブ御用達のお店が並ぶ通りとしても有名です。Regent StreetとBond Streetの北を通っているのが、ロンドンでのショッピングの中心地といわれるOxford Streetです。有名デパートのセルフリッジ本店をはじめ高級ブティックや大手チェーン店など約300の店舗が並んでいます。

たぶん距離にしてわずか2マイル四方ほどのこの狭い地域で、今年のボクシング・デーに売り上げた額は5,000万ポンド(約70億円相当)となり、特にセルフリッジ本店は開店1時間で150万ポンド(2億円強)の売り上げを記録しました。

今年の買い物客数は前年比31%増の80万人超えとなり、海外からの買い物客トップ3位は1)中国 2)中近東 3)ナイジェリアの順。

私自身のクリスマス・セール記録

私は昨年同様、今年もボクシング・デーの翌日(12月27日)に北ロンドン最大のショッピング・センターである「ブレント・クロス」へ行きました。

ブレント・クロスに入り、どのお店のショーウィンドーにも飾られている「値引き幅が50〜75%」という張り紙にワクワクしたのもつかの間、店頭に並んでいる商品はがらくたばかりであることに気づきました。前日のボクシング・デーにロンドン中心街まで行った友人から、「今年のセールには満足した!」という話を聞いていたので、私の期待値が高すぎたのかもしれません。

しかしいつも行くお店を3件ほどまわった結果、「人を馬鹿にしているのではないだろうか?」と呆れるほどデザインの悪い洋服や「この商品にお金を出して買う人がいるの?」と不思議になるような靴が並べられているのを見ているうちに腹が立ってしまいました。そして普段であれば5〜6時間ねばりに粘って買い物をする私が3時間も経たないうちに、家に向かって車を走らせていました。

他の人達も同様で、昨年のセールの時のように手に抱えきれないほどの買い物袋を提げている人は稀で、ほとんどの人は何も持っていないか、せいぜい2〜3個の袋をぶらさげているだけでした。

帰りの車の中でニュースを聞いていたら、ロンドン中心街でのセールの様子を報道していたのですが、そこでインタビューに答えていた女性は私の友人同様、「素晴らしいセールでとても満足!」と語っているのです。たまたま娘がOxford Streetに買い物に行ったので電話で聞いてみたところ、「悪くもないが、昨年よりはずっと劣る。欲しいものはセールになっていない。」と教えてくれました。やはり人により感じ方はさまざまなのですね。

クリスマスに関する世論調査

最後になりますが、英国のクリスマス、特にそれにかかる費用についての世論調査結果がありましたので、ご紹介します。

今年のクリスマス・プレゼント用に用意した額

  • 47% 昨年とほぼ同じ
  • 9% 昨年より若干多め
  • 32% 昨年より少なめ

クリスマス用の予算

  • 40% クリスマス用の予算を特に設定していない
  • 46% 設定しているが、毎年守られたことがない
  • 50%以上 身の丈以上の額の買い物をして後悔する
  • 39% クリスマス用の費用は全てクレジット・カード頼み
  • 33% クリスマス用の費用を全て払い終わるのに、だいたい6ヶ月かかる
  • 19% クリスマスでかかった費用を苦にし、その後精神的ダメージを受ける
  • 25% クリスマスでかかった費用が気になって、その後うつ状態に悩まされる
  • 20% クリスマスでかかった費用のため、住宅ローン返済に支障が生じる

クリスマスと離婚

  • 20%の夫婦 
    → クリスマス後の経済的プレッシャーや夫婦関係の飽きのため、離婚を考える
  • 1月8日 
    → 離婚を考えた夫婦が弁護士へ問い合わせるピーク時

日本にいらっしゃる皆さんにはピンと来ないかもしれませんが、英国に住む私達にとってクリスマスとは盆と正月が一緒に来たような一大イベントとなります。そのためか、ついつい身の丈以上の出費をしてしまったり、挙句の果てには離婚に結びついてしまう家庭もあるようです。

さすがに私のまわりにはクリスマスの出費が理由で離婚に至った人はおりませんが、この時期の出費をうまく切り抜けないと翌年も相当の期間、辛抱を強いられるため、私自身も慎重になっていることは言うまでもありません。

個人消費の回復期待が高まるのか?

自分が欲しいと思った品物がセールで値引きされていないということは、単純に考えれば「小売業界では個人消費が徐々に回復してくるという予想を立てている」とも取れます。特に今年のセールは今シーズンの在庫品ではなく、かなり以前からの売れ残り品を最大75%値引きしていると考えられるため、昨年と比較して相当強気であるとも言えるでしょう。一部のお店では今シーズンのものをごくわずかですがセール対象の商品として売っていましたが、2割引がせいぜいでした。

今、思い起こすと、今年の夏が終わった頃のセールはかなり充実した品揃えを50%値引きくらいで売っていたと記憶しています。もしかしたら、あれが最後の「納得のいくセール」だったのかもしれません。しかし何度考えても、実際に英国に住んでいる私にとって、ここにきて将来の英景気回復に対する期待感が大きく膨らみはじめた…とは決して言えないのが正直な見方です。

2013年は英中央銀行総裁の交代があり、現在カナダ中央銀行総裁を務めるカーニー氏が英国の金融政策の舵取りをします。同氏は「インフレ目標だけでなく、それにGDPを合算した名目経済成長率を政策目標に据える」可能性について示唆しています。

日本では第2次安倍内閣が打ち出すインフレ目標や日銀法改正まで視野に入れた経済政策(アベノミクス)への期待感から円安基調が定着してきました。英国も日本も2013年は過去に例がない「進路変更」を迫られるのかもしれません。

果たしてその結果は?期待よりも不安の方が強いというのが、今の私の本音と言えるでしょう。

 

松崎美子

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