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マーケットビュー

金曜 松崎美子の英国発!すこしFX☆なが〜くFX ロンドン在住の女性トレーダーによる為替&経済コラム

◆重要なお知らせ◆
11月16日(金)から、松崎美子氏には毎週ご執筆いただくことになりました
(従来は隔週)。
これにともない、金曜日のコーナーのタイトルを
「松崎美子の英国発!すこしFX☆なが〜くFX」に変更します。
今後もぜひご愛読ください。

今年の相場を振り返って

更新日:2012年11月16日

11月に入ると、英国中のどんな小さな街でも目抜き通りにある商店街には、趣向を凝らしたクリスマス用のイルミネーションが飾られます。そして英国におけるクリスマス・イルミネーションでは最大のイベントであるロンドン中心街・リージェント・ストリートの点灯式が今年は 11月13日に行われました。毎年この点灯式には世界中のセレブリティーが招待されますが、今年はロンドン・オリンピックが開催されたことを祝い、メダリスト達が勢ぞろい。これから英国各地は一気にクリスマス・ムードに包まれます。

本日は昨年12月に書いたコラム記事『2012年相場予想』に基き、現在までの今年の相場を振り返ってみたいと思います。

私の2012年相場予想

ドル高

これは昨年12月のコラム記事に載せたチャートと同じもので、4年に一度実施される米大統領選挙とドルの動きにスポットをあて、1971年から2006年の間の相関性を示したものです。ピンクで囲んだ1年間が大統領選挙実施年にあたります。これを見る限り、選挙が行われる年は年間を通してドルが上昇しやすい傾向があるようです。

今年は大統領選挙の年であることと、欧州ユーロ圏債務危機を取り巻く環境の悪化を想定し、私はドル高を予想していました。具体的なレベルは、ドル・インデックスの88台がターゲット。

これは2010年2月〜現在までのドルの動向を示した日足チャートですが、米国でのイベントを赤字/欧州での出来事を青字で表示しました。これを見ると2010〜2011年の間は米国発のイベントがドルの動きを左右していましたが、今年に入ってからは欧州・ユーロ圏を巡る攻防がドルの動きに影響を与えているのが判ります。

結論から先に申しますと、今年の高値は84となり、目標の88台へは届かずに終わってしまいました。84台でドルの上昇が頭を打った背景には、1)今年8月末のドラギ総裁「Believe me!」発言 ⇒ その翌月に加盟国の国債購入計画:OMTが発表される ⇒ 市場の最大懸念であったスペインのデフォルト・リスクが大きく後退 ⇒ 投資家の資金がユーロ圏に戻る ⇒ ユーロ高/ドル安  2) 9月に米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和第3弾(QE3)の実施を発表し、ドルの先安感が台頭したことなどが挙げられると思います。

ポンド動向

昨年12月のコラム記事では、ポンドは対ドルではあまり動意はないが、対ユーロでは2011年の年末のレベルである0.84台から、2012年は0.80台を目指す動き(ポンド高)になりそうだと書きました。

【2012年1月〜現在のユーロ/ポンド日足チャート】

※クリックで拡大できます

結果としては、ターゲットとしていた0.80台を下回り、0.77台までオーバーシュートしましたが、OMT発表によりスペインの目先の財政危機悪化リスクが後退したことを受け、また0.80台へ戻ってきました。

これは英中銀が毎日発表しているポンド実効レートです。米サブプライム危機が発覚した2007年まで遡ってチャートにしてみました。

2008年秋のリーマン・ショックでガクンと価値を下げたポンドですが、その後の調整期間を経て今年はジワジワと値を上げているのが確認出来ます。チャート上に示した32.8%戻しである86.3795にはまだ届いておりませんが、来年はこのレベルを試し、そこを越えられるかどうかが今後のポンド動向を決定するような気がしています。

このチャートは、2012年のポンド実効レートをエクセルに載せ、21日(赤線)、50日(ピンク線)、100日(青線)、200日(緑線)それぞれの移動平均線を入れたものです。これを見るとよく判りますが、今年は200日線に支えられながら上昇してきたのが確認出来ます。

ユーロ動向

昨年12月コラム記事執筆時にドル・インデックスが78台・ユーロ/ドルは1.35台をベースに計算 ⇒ ドル・インデックスが88まで上昇した場合、計算上のユーロ/ドルのレベルは1.1770レベルになるという予想を立てました。しかし残念ながら、ドル・インデックスは84台で上昇が止まった(=予想以上にドル高に走らなかった)ため、ユーロ/ドルは1.20ミドルまでの下落となっています。

【2012年1月〜現在のユーロ/ドル日足チャート】

※クリックで拡大できます

上の2つのチャートは今年に入ってからのユーロ/ドルとスペイン10年物国債利回りです。5月に実施されたギリシャ総選挙とフランス大統領選挙の時、ギリシャは組閣に失敗し2回目の投票を余儀なくされました。その頃からユーロ圏を取り巻く環境は一気に悪化し、スペインの長期金利(10年物国債利回り)は6%を超え7%に達する勢いを見せ始めました。過去にユーロ加盟国がEU/IMFに対して金融支援を要請した際、支援要請に動く際の判断基準とされたベンチマークは『10年物国債利回り7%』、このレベルに長期金利が達すると自力で財政の切り盛りが不可能となり、デフォルト・リスクが高まるからです。

6月上旬、長期金利が6%台で推移していた頃、スペインは突然『銀行の資本増強を目的とした支援要請』を発表し、市場参加者を驚かせました。これはギリシャやポルトガルが受けた財政支援とは一線を画し、銀行セクターだけに限定・他の加盟国による要請内容に含まれるマクロ経済/財政状態を改善する目的では使用されない支援内容である事が強調されました。しかし市場はこの支援内容には満足せず、同国の長期金利はとうとう7%台へ突入。それと歩調をあわせるように、ユーロ安/ドル高が加速し今年の最安値をつけたという訳です。

その後、事態を重くみた欧州中央銀行(ECB)がOMTを発表。ECBと共に国債購入に動く欧州安定メカニズム(ESM)も正式に発足し、ユーロを取り巻く環境が一気に改善しました。

もうひとつの注目材料

昨年12月のコラム記事では触れませんでしたが、私が注目していた材料として「中国に代表される新興国の利下げ観測とそれに伴う商品市場(コモディティー)の価格調整」というものがありました。これらの調整が深くなればなるほど資源国通貨の代表とも言える豪ドルやカナダドル、南ア・ランド、ノルウェー・クローネなどの変動幅も大きくなることが考えられます。これらの通貨は日本の証拠金取引者の間でも人気を浴びているだけに、その動向には非常に注意していました。

21世紀の世界経済を支え続けたのは他でもないBRICSに代表される新興国であり、その中でも最大の経済規模を持つ中国は世界の銅消費量の4割を占有するまでになりコモディティー市場全体の価格上昇に拍車をかけました。しかし2012年の中国経済は過去ずっと増加の一途をたどってきた公共投資の減少を受けて減速する可能性が高いと言われ続け、政策金利下げや経済指標の悪化が予想されていました。

これは今年1月から現在までの、中国の代表的株価指数である上海総合指数(赤と黒の線)と豪ドル指数(黒線)を示したチャートです。オーストラリアからの輸出の25%が中国向けということもあり、中国の景気動向と豪ドルは強い相関関係にあります。2つのチャートを比較すると、6月までは相関性が確認出来ますが、その後は上海総合指数が下落する中、豪ドルは上昇に転じました。

その背景には数々の理由があると思われますが、ちょうどその時期にユーロ圏ではギリシャで2度目の選挙が行われたり、スペインが銀行支援要請に動いたりと、債務危機の悪化が顕著になったことだと私は考えています。市場を取り巻く環境が悪化しリスク・オフ相場となりましたが、そういう時に投資家が取る行動は安全資産の購入です。そのため、安全資産を求めてその避難先となった米国やドイツ、英国などの国債価格は上昇し、利回りは急低下しました。

安全第一であることは理解出来ますが、投資家としては「それなりに安全で尚且つリターンが取れる」資産の物色も怠ってはなりません。そこで浮上したのが、オーストラリアだったと思います。

同国の格付けは大手3社全て『トリプルA格付け・見通しは安定的』となっているにもかかわらず、10年物国債利回りは3%台で推移しています。つまり世界で一番安全な国の国債を買って、リターンが3%も取れるのですから、投資家が放っておく訳がないでしょう。そのためオーストラリアの通貨である豪ドルも上昇していったと考えています。

結論

今年も残すところあと6週間となりました。米国では大統領も決定し、ここからは年末/年始に期限を控えた財政の崖問題と債務上限引き上げ問題の早期解決 が望まれます。その過程において数々のヘッドラインが市場をかく乱することが考えられ、結果として株・債券・ドルがそれぞれの形で乱高下する可能性を十分に考慮したいものです。

松崎美子

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