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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

正常化への道

更新日:2017年3月7日

先週のコラムでは「未だに、市場は疑心暗鬼のままですが、FF金利の3月利上げ確率は今週に入ってようやく50%まで上昇してきました。いよいよ、彼らの今年のメインシナリオが動き出すのかもしれません」と最後に締めくくりましたが、やはりブラックアウト直前となる先週末まで、米当局による強引ともとれる「3月FOMC金利引き上げ織り込ませ」が実施されました。

先ず、市場が驚いたのが週明け2月27日のNY市場午後。FF金利先物から算出される3月FOMCでの利上げ確率が、前日の40%からいきなり50%まで跳ね上がりました。市場では「特段何も材料が出ていないにもかかわらず不可思議な動き」と首を傾げる向きが多かったわけですが、翌2月28日のNY市場引けにかけてウィリアムズ米SF連銀総裁が「3月利上げを真剣に協議する」と発言したほか、追い討ちをかけるように、ダドリー米NY連銀総裁がCNNとのインタビューで「利上げの根拠はより説得力のあるものになっている」との見解を示しました。さらにFOMC議事要旨(1月31-2月1日分)でも「多くのメンバーが予想」していた、「fairly soon」の利上げについて、「fairly soonとはin the relatively near futureという意味である」と、市場が「3月を意味しない」と受け取った解釈を否定。事実上の3月利上げ宣言ともとれる発言に、市場は「トランプ米大統領の議会演説どころではない」状況となりました。

CTA筋を中心に一斉に米債売り。同時にドル円も買い戻しに入るなど、慌しい動きが見受けられました。一部ファンド勢は「米株売りの米債買い」ポジションを構築していたことで、米株は連日損切りを余儀なくされていたのは周知の事実でしたが、比較的上手くいっていた米債の前提が根本的に覆されてしまったことで、一斉にポジションの整理に走ったわけです。

そして、極めつけは3月2日のブレイナードFRB理事の発言。ハト派の大元締めが、ハーバード大学での講演において「利上げはすぐに適切になりそうだ」との見解を表明。紛れもないハト派からの「敗北宣言」は、市場の「3月利上げ確率」を何と80%にまで引き上げることになりました。

最後はなんといっても、週末のイエレンFRB議長とフィッシャーFRB副議長の講演でした。「上二人の講演」は、まさに「3月利上げ」という市場の大きなテーマを決定付けるものとなりました。イエレンFRB議長は「経済が予想通り進展すれば、3月利上げは適切である」と、あえて14-15日のミーティングでの利上げを示唆。そしてフィッシャーFRB副議長は「最近のFOMCメンバーによる見解を強く支持。利上げの可能性に対する市場期待を動かすFRBの試みを確認」していることを表明しました。あからさまなFOMCメンバーによる「利上げ織り込ませ相場」が先週週初から展開されていたわけですが、一連の動きをはっきりと「確認した」と発言してしまうあたり、かなり珍しい最後の締めとなりました。週末の3月利上げ確率は90%まで上昇しています。

ところで、こうやってFOMCメンバーが結託して「ルビコン川」を渡ってしまった以上、もう退路はないわけで、「金融政策の正常化」という大義名分のもとの「FF金利引き上げ」と「資産圧縮」を「gradual」なペースでしっかりと実施していくしか道は残されていません。イエレンFRB議長としても「1年後の再任」が事実上なくなったことから、「正常化」の道筋を誰が後を継ぐことになろうとも、「脱線」させることのないよう、強固なレールを敷いていく必要性に迫られているのかもしれません。

前回の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週のドル円は下値の堅い動きとなりました。月末に絡む実需勢の売りに押され一時111.691円まで売り込まれる場面も見られましたが、その後はFOMCメンバーからの相次ぐ「3月利上げ」に対する前向きな発言を受けて、米長期金利の上昇とともに買いが強まる展開となりました。週末にはイエレンFRB議長が「3月利上げは適切」であるとの見解を示すと、一時114.752円まで買い上げられました。ただ、一目均衡表雲上限の114.82円が戻りの目処として意識されたほか、週末に向けたポジション調整の売りに押されると、引けにかけては113.812円まで下押ししています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」 ※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週のドル円は底堅い動きを予想しています。先週末のイエレンFRB議長の発言を受けて、3月FOMCでの利上げがほぼ確実視されるなか、全般下値は堅く推移しそうです。利食い売りなども観測されており、一本調子での上昇とはなり難い状況ですが、本邦実需勢の買い意欲も依然として強く、下押しを丁寧に拾っていきたいところです。下値では、6日の安値113.561円が目先の目処として意識されているほか、一目均衡表基準線の113.27円や一目均衡表転換線の113.21円がサポートレベルとなっています。上値では、2月15日の高値114.958円がとりあえずの目処となっていますが、1月27日の高値115.378円や1月19日の高値115.621円がレジスタンスレベルとして意識されています。今週は週末10日の2月米雇用統計に注目が集まっています。

 

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