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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

マジックと落とし前

更新日:2015年10月27日

先週は、週後半にかけて大きな動きとなりました。10月に入ってこれまでの「リスクオフ」選好から「リスクオン」へのセンチメントに変わりつつある市場は、21日に久しぶりに上海株式市場が引けにかけて急落。一時4%を超える大幅な下落となったものの、かつての日経平均先物やダウ先物を売り仕掛けるといった動きとはならず、むしろ、逆にその後は底堅い推移となるなど、その変貌振りを確かなものにしましたが、その翌日の22日には、マリオドラギのマジックに市場は再び酔いしれ、目の前に広がる風景を一変させることになりました。追加緩和の必要性について発言は誰もが予想していたことではありましたが、ECBが定例理事会で政策の維持を決定した後、ドラギ総裁は記者会見で前回に引き続きオリジナルのマジックをお披露目しました。

初っ端から「金融刺激の度合いについて12月に再検証する」と明言。さらに「中銀預金金利の引き下げを議論した」ことも判明しました。そして、「スタンスは様子見ではない」と事態が通常モードではないことを匂わすと、ここがこの会見のメインイベントとなるのですが、何と大先輩から使用許諾を取っているのかどうかは定かではありませんが、「インフレに関して警戒(vigilant)したい」との発言が飛び出してきました。正式には「ECB wants to be vigilant」と話したわけですが、何を隠そう、前総裁のトリシェ氏が使い分けてきた、いわゆる「トリシェコード」を披露するという洒落た計らい。市場は一気にユーロ売り、株買いへと舵を切ったといったところです。ドル円も120.00円に月末まで設定されている大量のドルコールオプションなどもはや関係のない動き。目先の上値目処とされていた6日の高値120.575円や一目均衡表雲上限の120.69円を上抜けて、一時120.78円まで買い上げられました。ダウ平均やCME日経平均先物も大幅な上昇。市場フレンドリーなポジティブサプライズという結果となっています。超大型M&Aの実需玉が意識されているユーロポンドは急落。ユーロオージーやユーロキーウィなどユーロクロス全般が売り込まれたことで、逆に豪ドル円やNZドル円は値を上げる展開。クロス円ではユーロ円だけが下落するといった動きとなりました。

市場では、今週のFOMCや日銀金融政策決定会合を前にして、「決められないこと」へのデメリットと「はっきり決めて伝えられる」ことへのメリットがより鮮明となってきたことで、今回の洒落たドラギマジックが、チキン呼ばわりされているイエレンFRB議長や、ピーターパンより楽観的と揶揄されている黒田日銀総裁の心の奥底に、少しでも響いてくれることを期待していると言っても過言ではありません。

そして、そのマジックに畳み掛けるように出てきたのが週末の中国人民銀行による政策金利引き下げと預金準備率の引き下げでした。23日は、市場がドラギマジックの余韻からまだ冷め止まぬうちに、中国人民銀行がこの夏の「やらかし」に対する「落とし前」をつける動きに出たことで、ドル円は一気に上値を試す展開となりました。米10年債利回りも一時2.0973%まで急激な上昇。ダウ平均も引けにかけて一時190ドルを超える上昇となったほか、CME日経平均先物も19190円まで急伸。ドル円はNYクローズ直前に121.49円の高値をつけて週末の取引を終えています。

前回の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週のドル円は、週明けから底堅い動きとなりました。7-9月期中国GDPが市場予想を上回ったことを受けて買いが先行。翌日もユーロ円やポンド円などクロス円の上昇につれたほか、9月米住宅着工件数が市場予想を大幅に上回ったことなどを支えに下値を切り上げました。その後は120.00円に設定されたオプションなどが意識されたこともあり、120.00円を挟んだもみ合いとなりましたが、22日には米新規失業保険申請件数が強い内容だったほか、ドラギECB総裁が12月の追加緩和を強く示唆したことで上値を試す展開に。週末にも、中国人民銀行が政策金利を引き下げると一時121.49円まで買い上げられています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」 ※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週のドル円は引き続き底堅い動きを予想しています。先週は、ドラギECB総裁が12月の追加緩和を強く示唆したほか、週末には中国人民銀行が政策金利引き下げと準備率引き下げを決定。一気に上値を試す展開となりました。週明け早朝のオセアニア市場では、一時121.60円まで値を上げています。目先のレジスタンスレベルを上抜けてきていることもあり、下押しを丁寧に拾っていきたいところです。200日移動平均線の120.99円や一目均衡表雲上限の120.69円が目先の重要なポイントとして意識されている一方、上値では8月28日の高値121.76円や8月24日の高値122.12円が戻りの目処となっています。今週は27-28日のFOMCに続き、30日の日銀金融政策決定会合がポイントとなりそうです。

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