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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

陰の極

更新日:2015年10月6日

先週は、週明け早々からいくつもの「ショック」が重なることになりました。週末の疲れがまだまだ癒されないまま、眠い目をこすりながら見つめた週明けのFT1面トップには、「サウジアラビア通貨庁(SAMA)がグローバルなアセットマネージャーから大量の資金を引き揚げた」とのスクープ記事が掲載されていました。これまでの6ヶ月間、世界的な株式市場の乱高下を嫌気したSAMAが運用先から約700億ドルの資金を引き揚げたとの観測となっているとのこと。SAMAはサウジ中銀であるほか、ソブリンファンドとしても知られており、その運用が市場に多大な影響を与えていることはいうまでもありませんが、そのSAMAが原油価格の急落やチャイナブラックマンデーなどをはじめとする世界的な株価急落の影で、8兆円以上の資金を株式市場から引き上げていたとすれば、これまでの整合性の取れない動きを説明することも出来ます。ただ、既に市場では「これら引き揚げた資金がいつ戻ってくるのか」に注目が集まっているようで、これ以上の引き揚げを予想するよりも、市場の落ち着きとともに正常化するはずのオイルマネーの動きを注視しなければならないとの論調ではありましたが、市場には「少し株式を買い控えたい」との嫌なムードが蔓延してしまいます。

そんななかで起きたのが、「グレンコア」株の暴落。グレンコアとは鉱山なども所有しているスイスの資源大手であると同時に、メタル取引のメインプレーヤーでもあります。特に亜鉛や銅などの取引に重点を置いているようですが、その「グレンコア」の株式が週明けのLDN市場で29%も急落。年初来では77%の暴落となったわけです。「VWショック」を経て、今度は週明けから「SAMAショック」に「グレンコアショック」。翌日の香港市場でもさらに27%急落するなど、CTA筋による日経平均の売り仕掛けにもつながったといえます。ただ、マクロファンドやソブリンファンドなどの大口のポジションが解消されているからか、ドル円は日経平均が700円を超える急落となろうが、急激な買い戻しが観測されようが、結局はこれまでのレンジ内に再び収まる動きを繰り返しました。

例えば、9月29日も、CTA筋を中心とした短期投機筋が日経平均の17,000円割れを仕掛けて、ドル円とともに売り込んでみたものの、仕掛けるきっかけとなったスイス資源大手グレンコアの株価が欧州時間に入って10%を超える急回復となると、一気に買い戻しを余儀なくさせられる結果となっています。先週正式にアナウンスされたJTによるレイノルズ買収の報道でも明らかなように、超大型M&A案件がごろごろと転がっている状況のなかで短期投機筋が売り仕掛けるということは、市場には短期的なショートポジションが急増するということに他ならないわけですが、一方、下値でビッドを並べて売ってくれるのをじっと待っている筋というのが、こういった「買い切り玉」である本邦実需勢。加えて本邦長期資金の買いなども並べられているとすれば、結局、市場にはロングポジションは事実上全く蓄積されないということになります。

そういう意味でも、マクロファンド勢などが根っこのポジションを解消してしまった以上、このような動きが何度も繰り返されることは避けようがなく、明確な方向性を持った資金のうねりが出てこない限りは、しばらくレンジ相場と割り切るしかないのかもしれません。ただ、ドル円はこれまでも何度もエネルギーを溜め込んで、一気に上抜けする動きが観測されてきましたが、今回も8月24日のチャイナブラックマンデー後の1ヶ月間、相当なポジション整理が行われたほか、痛みきってしまったセンチメントの回復が徐々にではありますが、進んでいることも確か。爆発のきっかけを待っているといったところです。

前回の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週のドル円は、週明けから日経平均の下落などを受けて売りが先行。ダドリー米NY連銀総裁が年内利上げ開始を示唆したことで買い戻される場面もみられましたが、戻りも限定的となると再び下値を試す動きとなりました。翌日には日経平均が700円超の大幅安となったことを受けて一時119.245円まで売り込まれています。下値では9月24日安値の119.21円などが目先の目処として意識されると120.355円まで値を上げたものの、月末にはLDN16時のフィキシングに向けた売りがまとまって観測されると119.55円まで下押ししています。週末には9月米雇用統計が市場予想を大幅に下回る弱い数字だったことを受けて一時118.68円まで売り込まれる場面もみられましたが、ダウ平均が急速に買い戻されるにつれて120円台を回復しています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」 ※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週のドル円は、底堅い動きを予想しています。週末の9月米雇用統計では市場予想を大幅に下回る弱い数字となったことを受けて一気に売りが加速。一時118.68円まで売り込まれたものの、引けにかけては株価の急速な買い戻しを受けて120円を回復しました。
市場では「目先底打ちのサインではないか」との声も聞かれており、今週は下値の堅い動きとなりそうです。週末から継続していたTPP交渉についても「基本合意」したことから、日経平均中心にリスク資産買いが強まる可能性が高まっています。ドル円は未だに120.00円を挟んだ膠着状態から抜け出せないままですが、上抜けへの兆しを探ることになりそうです。 下値では、先週末安値の118.68円がサポートレベルとして意識されているほか、上値では200日移動平均線の120.88円が戻りの目処として意識されています。9月25日の高値121.24円や9月10日の高値121.38円もポイントです。

今週は6-7日に日銀金融政策決定会合も予定されており、注目が集まっています。

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