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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

上乗せされた不安

更新日:2015年9月8日

先週は、8月24日のいわゆる「チャイナブラックマンデー」に続いて、市場心理を再び冷え込ませる事態となりました。週明けのFT一面に報じられた「中国が大規模な株価押上げ介入を中止する代わりに、市場をかく乱させる操作を行った人物の捜索と処罰を強化する」との中国高官の話が市場に暗い影を落としたわけですが、市場参加者からは「日経平均には大口の売りが出ているというより、海外勢中心に断続的に売りが持ち込まれている」様子が伝えられてきたように、「何とも言われぬ気持ち悪さ」が市場には漂い始めます。

そして、その当日に香港の「当局と関係の深い」大手証券会社の社員が幹部も含めて11人拘束されたほか、中国の大手経済誌の記者が「風説の流布」の疑いで逮捕。そして極めつけは、何と英大手ヘッジファンドのマングループの現地代表が「事情聴取」のために身柄を拘束されていると報じられました。あくまでも「捜査協力」という理由からの拘束とのことでしたが、このニュースが海外勢に落とした「心理的なダメージ」というか「極度の警戒感」は尋常なものではないことは容易に想像が出来るというものです。

そして今月に入ると「米、英をはじめとする海外ヘッジファンドの中国拠点に特別監査が入っている」ことが判明。これら一連の捜査拡大や処罰強化を受けて、ある意味当然のように「海外投資家がやる気をなくしている」というか、もっと言えば「震え上がってしまっている」状態となりました。

奇しくも、3日には中国の国家としての威信をかけた「抗日戦勝70周年記念パレード」が華々しく執り行われたわけですが、その裏に隠された海外投資家までをも巻き込んだ「魔女狩り」は、長い年月をかけて築き上げてきたマクロファンド勢との信頼関係を一気に失ってしまうことになるわけで、8月24日の暴落が「実質的中国人民元切り下げの過小評価」がもたらした不安心理の増大だとすれば、1日の暴落は明らかに「これら一連の恐怖心」がもたらしたものだったと言えます。

先月からの世界的な金融市場の混乱が、大手米系証券がレポートしている通り「あくまでも心理的な要因」であるのならば、市場は2度に渡る「カオス」を経験した後、これ以上の「恐怖」はもうないという、これもまたドラギECB総裁がアドバイスしている通り、一種の「慣れ」というクッションを自ら作り上げる可能性が出てきています。

話は変わりますが、3日にはちょうど68歳のバースデーに花を添えるような「ドラギマジック」がお披露目されました。ECB定例理事会後の記者会見では、「ハッピーバースデー」と祝福されたにもかかわらず、このところの世界的株価の急落や、インフレ見通しを引き下げざるをえなかったことへの自責の念からなのか、あまりうれしい表情を見せることはありませんでしたが、ドラギECB総裁のマジックは市場を彼らの望む「ユーロ売り」へと誘うことになりました。

会見では2015-17年の成長率やインフレ見通しの引き下げを表明したほか、「QEの1銘柄あたりの買入れ比率を25%から33%に引き上げる」と発言すると、一気にユーロ売りが加速。量的緩和の拡大を決定したわけでないにもかかわらず、ヘッドラインだけみればあたかも追加緩和したかのような錯覚に陥る技ありの発言。その後も「ECBはその責務において全ての手段を講じる」決意を表明するとユーロドルは一時1.10875ドルまで売り込まれることになりました。

これまで、中国発のリスクオフとなるたびに「ユーロキャリー」の巻き戻しという認識からユーロドルが急騰するという反応が繰り返されてきましたが、「金融政策の方向性の違い」という基本の方向性に戻るのであれば、今後の動きが根本的に変化してくるかもしれません。

前回の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週のドル円は週明けから日経平均や上海株式市場の下落を背景にした売りが先行しました。翌1日は「英ヘッジファンドの中国代表が当局に身柄を拘束された」と報じられたことを受けて、一気に売りが加速。
株価の急落も売りを後押しすると一時119.225円まで売り込まれました。その後は本邦長期資金の買いなどに下値を支えられたことで120.70円まで値を戻したものの、200日移動平均線が意識されたこともあり、戻りも限定的。
週末の米雇用統計では非農業部門雇用者数が市場予想を下回る弱い数字だったことを受けて一時118.60円まで売り込まれました。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」 ※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週のドル円は、引き続き神経質な動きとなるものの、次第に底堅い展開になると予想しています。週末に開催されたG20財務大臣中央銀行総裁会議では、中国株式市場のバブルが崩壊したことを認識した上で、財政政策を含む対応を継続していくことで一致したほか、為替に対してはこれまでのコミットメントを再確認できたことから、蔓延してきた「不安心理」が徐々に取り除かれ、株価中心に次第に下値を切り上げる可能性が高そうです。
下値では先週末安値の118.60円が目先の目処として意識されているほか、8月26日の安値118.45円や8月25日の安値118.25円がサポートレベルとして意識されています。上値では、3日の高値120.70円や200日移動平均線の位置する120.80円がとりあえずの目処として意識されているほか、1日の高値121.265円がレジスタンスレベルとなっています。いずれにしても、日経平均などの株価に左右される動きとなりそうです。

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