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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

突然のことで

更新日:2015年8月18日

先週はお盆休みで市場参加者が極端に減少するなか、市場では一つの大きな事件といっても過言ではない事態が勃発しました。11日に中国人民銀行が対ドルの人民元基準値をなんと6.2298元に設定しました。このレートは前日の基準値から1,136ポイントの元安水準。率で言えば1.9%の元安のレベルに切り下げを行ったことになりました。これまでは、前日の終値から大幅に元高水準に引き戻して基準値を決定していたわけですが、この日はその対応を行わず、事実上の通貨切り下げとなりました。

中国人民銀行からは「人民元は他の通貨に比べて実効レートではまだまだ高い水準にあった」と、その切り下げに対する整合性が表明されています。市場は突然の通貨政策変更にサプライズとともにポジション調整の動きへと舵を切ることになりましたが、翌12日にも再び1.6%の元安水準で基準値が決定されました。

そして、更に市場を驚かせたのが、12日午後に入ってからの中国人民銀行による「ドル売り・人民元買い」介入の実施でした。オンショアのCNY(中国人民元)では6.38元、オフショアのCNH(香港人民元)では6.43元のレベルでの介入だった模様ですが、市場は市場参加者の減少で流動性の極端に薄れている状況のなか、一気にリスクオフの動き。夜間取引の日経平均先物やドル円の下落といった動きにつながっていったわけです。

最終的には、翌13日も約1.1%切り下げた水準での基準値となりましたが、その日の午後には中国人民銀行が「ほぼ調整は終わった」ことを宣言すると、週末には6.4010元からは若干切り上げた水準の6.3975元に設定されて、文字通り「大幅な調整の終了」というかたちとなりました。

今後は恐らく上げたり下げたりを繰り返しながら、気付いてみたらある程度切り下がっていたということになるのかもしれません。NDF(ノンデリバリーフォワード)の3ヶ月物が既に8%程度の切り下げを織込んだレベルで取引されるなど、市場はかなり落ち着いた反応に戻ったことで、俄かに浮上した「人民元」ネタは、週末を迎えると同時に市場参加者の流行から離れていくことになりました。

ところで、市場は今回の実質的人民元切り下げを、「中国経済の予想以上の悪化」という認識を高める理由付けにしてしまった感がありますが、その判断はかなり難しく、且つ長期的なスタディが必要となってくるはずです。「今に始まったことではない」というのもまた事実なのですが、突然高まった「不安感」がもたらした株価を中心とした調整売りは、ピンポイント的なものに終わっています。

一方で、アジア通貨全体の切り下げ競争が始まったということも否定することは出来ず、円の相対的な高さが基調的に高まっていく可能性も出てきています。13日には一部通信社のインタビューに答えるかたちで、浜田内閣官房参与が「人民元切り下げに対しては日銀の追加緩和で相殺できる」との「ちょっと驚いた」発言が報じられていますが、もう1人の本田内閣官房参与も「穏やかな円安は問題ない」との認識を示したばかり。「円安牽制コンビ」が「円安容認コンビ」へと二人揃って転向したという事実は、やはり軽視することは出来ません。

前回の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週のドル円は、11日に中国人民銀行が対ドルでの人民元基準値を大幅に引き下げるとドルが全般買われる展開となりました。WTI原油先物価格が5%を超える急落となったことも買いを後押し。翌12日にも中国人民銀行が連日で対ドルでの人民元基準値を大幅に引き下げたことを受けて一時125.28円まで値を上げています。ただ、その後は中国人民銀行が「ドル売り・人民元買い」介入を実施したことをきっかけに売りが強まる展開。ダウ平均や夜間取引の日経平均先物も大幅な下落となると一時123.79円まで売り込まれました。13日には7月米小売売上高で前月分が上方修正されたことなどを受けて124.63円まで買い戻されています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」 ※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週のドル円は引き続き底堅い動きを予想しています。先週は中国人民元の実質的大幅切り下げが行われたことで、市場はかなり神経質な動きを繰り返したものの、この問題も週末から収束に向かっていることから、次第に材料視されなくなっていきます。むしろ、本邦勢がお盆休み明けで実需の買いを持ち込みやすい状況となっており、下値は限定的となりそうです。本邦長期資金の買い意欲も依然として強く、日経平均次第では再び125円台を試す動きとなりそうです。上値では、12日の高値125.28円が目先の目処として意識されているほか、6月5日の高値125.86円がレジスタンスレベルとなっています。下値では、一目均衡表基準線の位置する124.10や先週末安値の124.055円がサポートレベルとして意識されています。また、今週はFOMC議事要旨(7月28−29日分)に注目です。

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