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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

取り除かれた壁

更新日:2015年8月11日

先週は連日猛暑日が続くという環境に身を置くことを余儀なくされたことで「夏ダレ」を覚悟した市場参加者も多かったはずですが、意外にも、4日のNY市場ではロックハートにあっさり1本勝負を決められるかたちとなりました。目立った材料がないなかで、一つの発言に相場が動かされることになります。 

ロックハート米アトランタ連銀総裁といえば、これまでも「利上げの必要性」を説いてきたことは周知の事実ですが、現在のFOMC投票メンバーの中にあって「極めてリーゾナブルな中立的立ち位置」にいることを考えれば、そのメンバーが「9月利上げの可能性」に言及したほか、「利上げしないことのハードルは高い」とまで発言したとあっては、市場は反応せざるを得なかったのかもしれません。

米10年債利回りは一時2.2267%まで上昇。翌日のアジア時間に入っても2.23%台までさらに利回りを上げました。夏休みに入っている参加者が多いなかにあって、ドルを買わなければならない人が売らなければならない人達より断然多い需給関係が続いている以上、イベントを待たずに動意付く可能性が高まったといえます。ドル円は、本邦実需勢の買いが今週から本格化するお盆休みを前にして既に123円台後半から観測されたほか、本邦長期資金の買いもあわせて並べられている状況。日経平均先物に入った大口の買いをきっかけとした株価の急上昇を受けて上値を試す展開となりました。

ドル円は、6月10日の高値、いわゆる「黒田シーリング」の124.63円が心理的な壁として市場参加者の脳裏に覆い被さっていましたが、奇しくもロックハート発言があった当日に、本田内閣官房参与から「今の為替動向は心配ない。穏やかな円安は許容できる」との発言が報じられているわけで、別の言い方をすれば、「穏やかな動きなら黒田シーリングなんてない」ということを暗に示唆したことになります。これまで円安牽制の急先鋒だった当局関係者が、こういう認識の変化を示したことは、言うまでもなく「何らかのサイン」でもあったはずです。

そして翌日の海外市場では、一気に「黒田シーリング」を上抜けることになりました。これまで当局の意向ではないかとの憶測から市場自身が自らを陥れてしまっていた「黒田レンジ」なる呪縛からの開放は、ユーロドルの下落やWTI原油先物価格の急落を受けたドルカナダドルの急伸などを中心とした「ドル高」相場に、ようやく通常モードで参加することが出来る状態となったことを意味しています。

お盆休みを前にした本邦実需勢の力強い買い意欲や、本邦長期資金の下支えが幾多のドル売り要因を吸収してきたことで、そして、当局からの円安牽制発言が「パタッと止まった」ことで、市場は再び「日米金融政策の方向性の違い」という、最も基本的なテーマに回帰することになりました。

ところで、先週日経平均に突然観測された「本邦公的資金の買い」は、恐らく「3共済などの年金資金ではないか」との声も聞かれていますが、NY市場でも連日ダウ平均が下落しているにもかかわらず、CME日経平均先物だけが強含むといった「いかにもな状況」が作り出されたわけで、こういった当局の意向を汲んでか否か、欧州系年金資金の買いも連日観測されているという状況は、サマーバケーション中も続く可能性が高まってきました。

前回の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週のドル円は、週明け3日に7月米ISM製造業景気指数が予想を下回る弱い数字となったことを受けて下落。翌4日には一時123.80円まで値を下げる場面もみられましたが、ロックハート米アトランタ連銀総裁が「9月の利上げが適切な公算」と述べたことをきっかけに買い戻しの動きとなりました。5日には7月米ISM非製造業指数が予想を大幅に上回る強い結果となったこともあり一時125.015円まで値を上げました。週末には、7月米雇用統計を受けて荒い値動き。一時125.075円まで買い上げられたものの、結局124円台前半まで下押しして週末の取引を終えています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」 ※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週のドル円は底堅い動きを予想しています。先週末は7月米雇用統計を受けて、9月利上げに対する期待感は高まったものの、米長期金利の低下を受けて利食い売りに押されたかたちとなりました。ただ、下値では本邦長期資金の買い意欲は依然として強いほか、今週からお盆休みに入っている本邦実需勢からの買いオーダーも観測されており、下値はかなり限定的となるとみています。下押しを丁寧に拾っていきたいところです。一方で、上値も125円台での頭の重さも確認されており、6月5日の高値125.86円を上抜けて高値を追うには材料不足といったところです。海外勢も夏休みに入っている向きも多く、いずれにしても市場流動性の薄い状況が続きそうです。13日に予定されている7月米小売売上高には注目しています。また、WTI原油先物価格の下落が続いており、全般ドル買いが強まる可能性も出てきています。

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