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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

信用出来るか出来ないかの問題

更新日:2015年7月21日

レンツィ伊首相が「enough is enough」(ええ加減にせんかい、コラ)とドイツに向かって叫んだように、市場にはギリシャ救済協議のドタバタ劇に対してある種の「嫌悪感」さえ台頭。それゆえに、3回目の大どんでん返しとなった13日週明け早朝のオセアニア市場では「自分で自分の首を絞めるような」動きは自粛され、予想していた「カオス」にはなりませんでした。

ギリシャからの「新提案」を受けて欧州委員会とIMF、ECBの専門家達が「提案」を精査した結果、「GOサイン」が出されましたが、通常であれば、その「GOサイン」を受けてユーログループが承認する手はずでしたが、ショイブレ独財務相からは「そんなものは信用できない。15日夜までに改革案を法制化すること」が要請されました。法制化できなければ「5年間の一時的ユーロ圏からの離脱」も提案され、市場に蔓延していた「今度こそは大丈夫」という楽観論を吹き飛ばすことになりました。そしてそれらを含んだ声明文がユーロ圏首脳会議に送られ、最終的な決断はサミットでの政治的判断に委ねられることになったわけです。

そして14時間以上続いたユーログループから最終決断というゴールに向かってタスキを預けられたユーロ圏首脳会議でしたが、ブリュッセルの夜も明けた翌9時前になって、17時間以上という首脳会議開催時間の新記録を作って、ギリシャをユーロ圏に留め置くことを「全会一致」で決定しました。何度も「ドラフト」を書き直しては、ツィプラス、メルケル、オランドの3首脳会談やらユンケル欧州委員長も加えた4首脳会談などを繰り返すという展開。市場は全体会議しかお呼びではなかったムスカットマルタ首相のツイッターを頼りに、進捗状況を「手の出しようがないまま」見守っていたと言ったところです。ムスカット首相が「ファイナルラップに出かけてくる」とつぶやいたことで、最終的な全体会議が召集されたことを知ると、「ギリシャ救済での合意」に到達したことを悟ります。その後は続々と関係筋から「合意」の報道。市場は一気にリスクオンの動きとなりました。

市場参加者からは「ギリシャと上海という2つの大きなリスク要因が取り除かれたことで、ユーロキャリーと円キャリーに戻った」との声も聞かれていて、マイナス金利のユーロと金利を引き上げようとしているドルとの相反する金融政策が進行している現状では、最終的に行き着くところに変更はないのかも知れません。これまで暴走を繰り返す出来の悪いスポーツカーに、恐らく、ギリシャ製や中国製だったかも知れませんが、無理やり乗せられていた市場でしたが、日本製やドイツ製の制御の利いたセダンに乗り換えることによって、再び整合性のある動きの中に入っていくことが出来そうです。

ところで、ここにきて明るみになったのが、ギリシャというよりも、ユーロ圏内部の深刻な対立でした。フランスが中間的役割を果たしてなんとか取りまとめようと必死な状況でしたが、ドイツをはじめとするオランダやフィンランドなど北側の諸国と、イタリアやスペインなどの南の国々の間には、根本的な考え方の違いという「いかようにもし難い」違いが存在しているわけで、「貸した金を返す」のが当たり前のいわゆる「金融契約論」に基づく理論と、「もともと返せないほどの金を貸したほうが悪い」との「国家債務に対する解決策」との間で板ばさみにあっている様が市場に晒されることになりました。メルケル独首相がユーロ圏サミットを前にして発言したように、「我々はこれまで信頼というものをずっと失い続けてきた」という許し難い思いが北側にはあって、救済策の内容はさておき、実はこういったもっと根底的なものが鍵を握っていたのかもしれません。

前回の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週のドル円は、ギリシャ支援協議が週明け早朝になっても合意に至らなかったことから121.95円まで売りが先行したものの、その後に「ユーロ圏首脳会議が全会一致で合意した」ことから買い戻しが優勢となりました。翌14日は上海株の下落が重しとなったほか、低調な6月米小売売上高を受けて122.92円まで売りに押される場面もみられましたが、ダウ平均など株価が堅調に推移したため下押しも限定的。15日にはイエレンFRB議長が米下院金融委員会での議会証言で「利上げ先送りのリスク」について言及したことを受けて買いが加速。週末にかけては一時124.235円まで値を上げています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」 ※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週のドル円はギリシャ救済問題や上海株式市場の急落といった市場のリスク要因が消滅したことを受けて、ユーロキャリー、円キャリートレードが海外勢中心に活発化するとみています。加えて、WTI原油先物や金先物価格などが弱含みとなっており、コモディティ価格全般の下落もドル買いを後押しするでしょう。ドル円は目先6月17日の高値124.63円や6月10日の高値124.63円が戻りの目処として意識されていますが、このレベルを抜けてくるようなら6月5日の戻り高値125.86円が視野に入ってくることになります。本邦長期資金の買いなどが既に123円台から観測されており、下押しを丁寧に拾っていきたいところです。下値では、17日の安値123.915円や16日の安値123.74円がサポートレベルとして意識されています。

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