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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

どや顔

更新日:2015年7月7日

先週も、引き続き市場はギリシャネタを追いかけることになりました。ツィプラス政権も、週末の国民投票をどうにか正当化させなければならず、あらゆる手段、つまり、国民に対して「極度の大衆迎合的呼びかけ」を行うことに徹する手段に打って出ます。その様は、「ギリシャ悲劇」の主人公が、下々の民達が「Yes」と言い始めたのを懸念して、今度は今でもその存在が珍しくなっている「ギリシャ喜劇」をあたかも新たに作り上げているようでした。

投票用紙に「No」の文字を最初に表記させるなどの姑息な手段が国民の反感を買ったのか、情勢が微妙な状況となってきたことで、ツィプラス政権はなんとこの期に及んで「新たな融資案」を債権団に持ちかけてきました。「ESM(欧州安定メカニズム)からの2年間融資案」は、メルケル独首相が「国民投票前に協議はしない」と一蹴したものの、ダイセイプルームユーログループ議長は電話での会議を召集。ファロファキスギリシャ財務相の「虫のいい提案」は、結局差し戻されることになりましたが、翌日もまた「ギリシャからの修正された新提案」が電話でのユーログループで協議されることになりました。国民投票で、もし「Yes」という結果となった場合、当然のようにツィプラス政権は退陣を余儀なくされるわけで、危ない橋を渡るよりは、土壇場になって、「妥協したほうがよさそうだ」ということになったとしても不思議ではありません。

そして、翌日の1日には、電話ユーログループが開催されるかなり前に、債権団側に書簡を送付。その中身は「救済案の大半の条件を受け入れる用意がある」内容だったことで、市場はすわ「合意か」と色めき立ったものの、一方で、ギリシャ国民に対しては「5日の国民投票ではNOを」とTV演説するという離れ業をやってのけました。ただ、ギリシャ首相の言う「大半」ではない部分が、実は最も重要な「妥協点」であることが判明。ユーロ圏側からは「残りの点を軽視することは出来ない」と、軽くあしらわれてしまう始末。結局、電話で行われたユーロ圏財務相会合は、「5日の国民投票までは会合を行わないこと」だけを決定して、外から見れば、見所満載のギリシャ喜劇が繰り広げられたわけです。

そして、国民投票直前になって、ツィプラス首相は「5日の国民投票は、ユーロ圏離脱を問うものではない」ことを確認したあと、「YesだろうがNoだろうが、どちらになっても救済案に合意する」ことを表明しました。一瞬我が目を疑うかのようなヘッドラインではありましたが、この「喜劇」の中では、「Yesであっても、Noであっても、合意の条件が違ってくるだけで、合意自身はする」ということの模様。だから、「No」に投票しろということになりました。「合意」とは、お互いが「納得」しない限りできないわけで、ギリシャ側がいくら「合意」するといってみたところで、既に統治能力をなくしている政権が、今後の交渉を成功できる可能性は限りなくゼロに近づいているともいえますが、「結果が同じならば、自らが進んで苦しい状況を選ぶ必要がない」という、極めて単純な「ポピュリズム」に訴えかけました。

事前の出口調査では、YesもNoもかなり拮抗しているということでありましたが、この「最後の賭け」が、結果的には大差での「No」を勝ち取ることにつながったといえます。市場では、「僅差の投票とはなるが、YESの結果となって、現政権が退陣」することを期待していた向きが多かったわけですが、市場の期待とは裏腹に、6日早朝にはなでしこJAPANを応援する前に、ツィプラスギリシャ首相の「どや顔」を拝まされる羽目になりました。

前回の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週のドル円は、ユーロ圏財務相会合が週末の6月27日に金融支援延長を拒否したため、週明け早朝の取引からリスクオフの売りが先行。一時122.11円まで売り込まれる場面もみられましたが、その後は122.00−125.00円のダブルノータッチオプションに絡んだ防戦買いに支えられて123.195円まで買い戻されました。もっとも、その後は戻りの鈍さを嫌気した売りが進んだほか、翌日の欧州時間には仕掛け的な売りから一時121.93円まで下げ幅を広げています。翌1日はギリシャ支援協議の進展期待が再び高まったことから日経平均先物が上昇したため、買い戻しが優勢に。2日も株高や米長期金利の上昇を手掛かりにした買いの流れが継続し、一時123.75円まで上昇しています。ただ、6月米雇用統計では非農業部門雇用者数や平均時給が予想より弱い結果となったため、その後は米長期金利の低下とともに売りが強まり122.96円まで上値を切り下げました。3日は米国が休場となるなか、ギリシャ国民投票を目前に控えてポジション調整の売りが先行。一時122.60円まで下押ししています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」 ※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週のドル円は、週末のギリシャ国民投票の結果を受けて、リスクオフの動きから下落。週明け早朝のオセアニア市場では一時121.70円まで売り込まれたものの、その後は買い戻しが強まる展開となっています。投票結果を受けて、ユーロ圏財務相会合などで新たな救済交渉が始まる予定となっており、ショック的な動きは一時的なものになると予想しています。下値では、引き続き本邦長期資金の買いなどが控えており、下押しを見極めて拾っていきたいところです。週明け早朝の安値121.70円や一目均衡表雲下限の121.68円がサポートレベルとして意識されています。上値では、先週末の高値123.185円がとりあえずの目処となっているほか、2日の高値123.75円がレジスタンスレベルとして意識されています。いずれにしても、日経平均の動向に左右されることになりそうです。

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