FXなら安心と信頼のFX|セントラル短資FX

  • 法人のお客さま
  • サイトマップ
  • よくあるご質問
  • お問い合わせ
  • 推奨環境
  1. セントラル短資FX
  2. マーケット情報
  3. マーケットビュー
  4. 和田仁志が斬る、相場のセンチメント

マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

やることはやるのだから

更新日:2015年6月23日

先週は、16−17日に開催されたFOMCに注目が集まりましたが、結局は「何も変わっていないこと」に対して、市場はまさに「勝手に期待して、勝手に失望した」相場展開となりました。FOMCへの期待感、つまり「イエレンFRB議長が年内利上げを示唆していることもあり、何か言ってくれるだろう」との思惑が高まると、欧州時間から米10年債利回りがじりじりと上昇し始めました。FOMC声明文では「経済活動は穏やかに拡大している」としたほか、労働市場についても「広範な労働市場の指標は労働資源未活用が幾分なくなったことを示している」などと現状認識を上方修正。ドル円は一時124.465円まで買われたものの、その後は一転売り込まれる展開となりました。

声明文自体は、現状認識を示す最初の2段落以外は、一言一句全くの変更なし。市場の関心は同時に公表されたFOMCメンバー全員の「経済金利見通し」へと移るわけですが、2016年末と2017年末のFF金利見通しがそれぞれ1.625%と2.875%まで引き下げられたことが分かると、米長期金利が一転急低下。ドル円も一気に下値を試す動きとなりました。続くイエレンFRB議長の定例記者会見でも、これまでの見解と変わらずに慎重な姿勢を崩さなかったことを確認すると、一時123.21円まで売り込まれることになりました。「金融正常化としての利上げは行うものの、利上げのペースは慎重な姿勢で行う」という基本姿勢は、これまでも事あるごとに何度も言い続けてきているわけで、何も変わっていない姿勢に対して、市場が勝手に解釈を加えた末の動きだったとも言えます。

ところで、今回のFOMCで重要視されなければならないのが、メンバーの「経済金利見通し」のFF金利予想です。イエレンFRB議長も定例記者会見で何度も何度も繰り返し念を押していたように、本来は「金利引き上げの時期ではなく、金融政策正常化に向けた全体の政策をもっと重要視しなければならない」のは分かってはいるものの、目先ではどうしても「いつ」という近視眼的なことに注目が集まってしまいます。

2015年末のFF金利予想は0.625%のまま、3月FOMC時点での予想から据え置かれたわけですが、ドットチャート(それぞれの予想を点で表したチャート)を見てみると、きれいに3分割されているのが特徴的です。FOMCメンバー17人中、2人の「ばりハト派」、いわゆる「年内利上げを否定している急進的ハト派」はさておき、残りの15人の分布がなんと0.375%、0.625%、0.875%に5人ずつ並んでいます。

これが何を意味しているかというと、単純に言えばFOMC内で意見が全くまとまっていないということです。0.25%からの引き上げですから、引き上げの幅はどうであれ、年内2回の金利引き上げを予想しているメンバーが10人、1回の引き上げを予想している向きが5人ということにもなるわけですが、イエレンFRB議長が1回を予想している5人をまだ説得できていないというのが実際のところなのかもしれません。

市場の見方も「益々分からなくなった」がゆえに、金利引上げ時期の予想を12月から9月に前倒しした大手米銀もいれば、大手米系証券などは逆に9月を12月に先送りするなど、かなりばらついたものとなりました。しばらくは、こういった市場の温度差の偏りによって動くことになるのでしょうが、いずれにしても、年内の利上げ開始をほぼ織込むかたちとなるなか、それ以降の利上げ幅や、まだ議論が発展していない「満期となった保有債券の再投資」をいつ、どうやってやめていくのかといった、もっと難しい出口戦略のほうに、ようやく市場の関心は移っていきそうです。

前回の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週のドル円は方向感のない動きとなりました。週末の14日に行われたギリシャと債権者の協議が物別れに終わったことを受けて、週明け早朝からユーロ円中心に下落。一時123.10円まで下押ししました。その後は16日に黒田日銀総裁が「前回の国会答弁は名目為替レートの水準や先行きの評価を申し上げたものではない」などと述べたことで123.815円まで買い戻されたほか、17日にはFOMC声明文を受けて一時124.465円まで値を上げています。ただ、同時に公表された「経済金利見通し」で2016年、2017年のFF金利見通しが下方修正されると一転下落。翌18日には5月米CPIが予想より弱い数字となると一時122.475円まで下落しました。週末にかけては123円台前半まで買い戻されたものの、結局は頭の重い動きとなっています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」 ※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週のドル円は引き続き下値の堅い動きを予想しています。先週はFOMCを受けて乱高下したものの、値幅は限定的。結局は利上げ開始の時期を巡って「さらに判断しづらくなった」ことで、目先は方向感のない動きが続きそうです。ただ、122円台半ばでの底堅さを確認したかたちともなっており、下押しを丁寧に拾っていきたいところです。ギリシャの債務交渉も大詰めを迎えていますが、週末を挟んで今週末までには何らかの合意が形成される可能性も出てきており、その進展を見守る必要がありそうです。黒田日銀総裁の発言で揺れた10日のレンジ122.46円から124.63円がとりあえずの目処として意識されています。いずれにしても、24日の1−3月期米GDP確報値や25日の5月米PCEコアデフレータを受けた米長期金利の動向に左右されることになります。

メルマガ無料配信中!

メルマガの配信をご希望の方は右のボタンより登録ページへお進みください。

マーケットビュー メルマガ登録

セントラル短資FXで取引をはじめる 当社でお取引をご検討の方

無料セミナ―を受講する

セントラル短資FXが提供する無料セミナー

「マーケットビュー」執筆陣も出演中。外貨投資の基本からFXのトレードテクニックまで各種セミナーを開催しています。

取引をはじめる

オンラインでスピード口座開設 最短翌営業日で開設

口座開設

!
  • ※当社による情報サービスは、お客さまの投資判断に当たって参考となる情報の提供を唯一の目的としており、断定的な判断の提供や特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
    当社および情報提供者は、情報の正確性、完全性、適時性等を保証するものでは一切なく、情報の内容を予告なく変更する場合があります。また、当該情報の利用によって生じたいかなる損害についても、一切責任を負うものではありません。投資の最終判断は、お客さま自身で行ってくださいますようお願いします。
    当社が提供する情報の著作権は、セントラル短資FX株式会社または情報提供者に帰属します。当社の事前の承諾なく情報の全部または一部を引用、複製、転送などにより利用することを禁じます。
マイページログイン
口座開設
わからないことは
0120-30-8806 携帯電話・PHSからもご利用いただけます。
ご利用いただけない場合 03-6833-0250

受付時間:午前08:00〜午後07:00(平日)