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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

けちがついた市場

更新日:2015年6月16日

先週は、5日の5月米雇用統計を受けて一時125.86円まで買い上げられたドル円に、二つの「けち」が付けられたことで、市場の調整ムードが一気に高まることになりました。

先ず一つ目は、G7サミットに出席していたオバマ米大統領。G7サミットに帯同している仏当局関係者から「オバマ米大統領が強いドルは問題だと発言した」とのヘッドラインが流れるや否や、かなりのサプライズ発言に125.60円まで買い戻しが進んでいたドル円は一気に124.99円まで売り込まれました。早速ホワイトハウスから「大統領が強いドルが問題だと発言したことはない」と公式に否定されると、今度は一気に125.575円まで買い上げ。ただ、アジア時間の高値125.68円が戻りの目処として意識されたほか、米長期金利が低下するにつれて、その後は次第に上値を切り下げる展開となりました。動きが出たのが、NY時間午後に入ってCTA筋、いわゆる「シカゴ筋」が売り仕掛け出してから。CME日経平均先物でも週末のメジャーSQ時にロールオーバーしない玉の利食い売りが大量に持ち込まれると一気に300円を超える急落。ドル円も同時に一時124.29円まで値を下げることになりました。
結局、米雇用統計で上げた分をほぼ帳消しすることになったわけですが、市場参加者からは「オバマ発言でけちがついてしまった」との心理的な変化を上げる声も聞こえてきています。オバマ米大統領の発言を巡っては、「いくらなんでも何も言っていないのに、報道されることはあり得ない」とのうがった見方も台頭しています。7日の週末にはメルケル独大統領とビールフェアなる場でビールをかなり飲んでいたなんていう証言もあって、酔った勢いで不注意な発言がオフレコで出ていた可能性もあるわけで、慌ててホワイトハウスが否定してはいるものの、様々な思惑を呼んでしまったことは隠しようのない事実です。

そして二つ目は、黒田日銀総裁でした。「実質実効為替レートでここからさらに円安はありそうにない」との発言は、10日の衆院財務金融委員会で民主党の前原議員に詰め寄られた果てでのものでしたが、市場では、「上手く誘導されて答弁してしまった」との見方が出ている一方、G7サミット中に流れたオバマ米大統領による「謎のドル高牽制発言」の流れを汲んだ「確信犯」的な発言だったのではとのうがった見方も台頭しています。ただ、10日夜の甘利経済再生担当相の「曲解発言」や、菅官房長官の「日銀総裁は自身の責任の下で発言された」とのコメントをみるにつけ、やはり昨日は「G7ショック」ではなく、「番長ショック」だったということがわかります。
答弁自身が「言葉足らずだった」という面も否めませんが、要するに「実質実効為替レートでみれば歴史的にかなり円安水準にある」ことは確かだが、「名目のドル円レートの水準を云々するものではない」ことを伝えたかったのだと思いますが、市場や流れたヘッドラインは「あたかもドル円がこれ以上円安にはいきそうもない」との解釈として独り歩きしてしまいました。そして200ポイント以上の暴落。直接的には久しぶりに「アルゴ」が発動したことが下落幅を拡大してしまったようですが、先週末の米雇用統計を受けて目先のポジションが切らされる動き。一気に122.46円まで売り込まれてしまいました。ただ、いくら「そんなつもりで発言したわけではない」と後から弁明してみても、市場に与えたショックは大きかったわけで、確信犯説も台頭するなど、オバマ米大統領に続き2度に渡って「けち」が付けられた市場参加者にとっては、目先積極的に買い上げていく正当性が薄れてしまったことも確かです。

ただ、こういうショックの後というのは、どうしても「目先のこと」しか考えられなくなるものですが、相場の向かっている方向性に変化が生じるような事態ではないことはしっかりと認識しておきたいところです。

前回の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週のドル円は売られる展開となりました。週明けからCTA筋による利食い売りが先行。日経平均先物の下落なども売りを後押しするなか、10日には黒田日銀総裁が「実質実効為替レートでここからさらに円安はありそうにない」と発言すると急落。122.46円まで急ピッチで値を下げました。もっとも、翌11日は下値を切り上げる展開に。前日の大幅下落に対する反動が出たほか、政府筋の話として「黒田日銀総裁の発言は政府の見解ではなく不注意」との一部報道が伝わると買い戻しが加速。5月米小売売上高で自動車を除いた数値が市場予想より強い結果となったことが明らかになると一時124.195円まで上昇する場面も見られています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」 ※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週のドル円は底堅い動きを予想しています。先週は黒田日銀総裁の発言をきっかけに目先のポジション調整の売りが強まる展開となりましたが、122円台での買い意欲の強さを確認したかたちとなっており、下押しを丁寧に拾っていきたいところです。下値では、15日の安値123.10円が目先の目処として意識されているほか、11日の安値122.63円や10日の安値122.46円がサポートとなっています。また、一目均衡表基準線の122.37円もポイントです。上値では、一目均衡表転換線の124.16円や11日の高値124.195円がとりあえずの目処となっているほか、9日の高値124.74円がレジスタンスとして意識されています。5日の戻り高値である125.86円もポイントとなっています。

いずれにしても、16−17日に開催されるFOMCが今週の動きを左右させることになるでしょう。利上げ時期を巡り、FOMC声明文やイエレンFRB議長の定例記者会見に注目が集まっています。

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