FXなら安心と信頼のFX|セントラル短資FX

  • 法人のお客さま
  • サイトマップ
  • よくあるご質問
  • お問い合わせ
  • 推奨環境
  1. セントラル短資FX
  2. マーケット情報
  3. マーケットビュー
  4. 和田仁志が斬る、相場のセンチメント

マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

ABE ADVISER

更新日:2015年4月21日

先週は、ドル円のレベルを巡る「浜田劇場」が市場参加者をただの傍観者へと誘うことになってしまいました。週明け13日の21時前に日本語で報道された浜田内閣官房参与の発言が約40分後に英訳されてヘッドラインが流れた途端、ドル円は一気に119.68円まで売り込まれました。欧州時間に9日の高値120.74円を上抜けて一時120.845円まで値を上げていた矢先とあって、短期投機筋達が目先のロングポジションを切らされる羽目になりました。ただ、119円台では断続的に観測されていた本邦長期資金の買いなどを受けて、その後は急速に120.445円まで買い戻しの動き。引けにかけてはダウ平均や日経平均先物が軟調に推移したこともあって、再び頭の重い動きとなりました。

ところで、この浜田内閣官房参与の発言。実はBSフジのプライムニュースという番組で行われていた、「アホノミクス」の名付けの親、浜矩子氏との「アベノミクス徹底討論」の中での発言を一部が引用して報じたことが事の発端となっています。浜田内閣官房参与はこれまでも「100円くらいが良い水準ではないか」とか、「110円以上の円安は問題かもしれない」などと発言していることもあり、しかも今回も「購買力平価」という経済学的な観点からの意見として発言しているとあって、日本語で報じられていた時点では、市場の反応はほとんどないといってもいい状況でしたが、これが英訳され、しかも、105円が「appropriate」だと報じられると一気にアルゴが発動といったところです。

農耕民族の日本人が行間を読みつつ、その根底に流れる意味を掴み取ろうとする一方で、狩猟民族である海外勢は、「とりあえず売っとけ」という極端な反応となってしまう、まさに典型例を見ることになりました。結果的には浜田内閣官房参与のアベノミクスを擁護するはずの発言が、円高と株安という「アホノミクス」を助長することになったと言えます。

実は、この「購買力平価」ですが、3月3日にも本田内閣官房参与が同様な発言をWSJ上で行っています。本田氏の発言では「購買力平価からいえば、120円程度の円安が許容範囲の下限である」旨の見解を示して市場の話題となりました。今回の浜田氏の発言もそれにあわせるかたちとなっています。

そして、翌日のアジア市場では追い討ちをかけるように「円安は徐々に限界に近づいている。125円とか130円とか思っている人は注意が必要」との脅し文句が市場に飛び込んできた一方で、欧州時間に入ると、浜田内閣官房参与は「ドル円の120円程度は許容範囲」であるとの見解を示したほか、「4月末に日銀が追加緩和しても反対しない」とのサプライズ発言。海外勢中心に、「ABE ADVISER」=「HAMADA」OR「HONDA」=「ABENOMICS」との方程式が成り立っていることから、人間が日々自己と葛藤している「欲望」や「心情」というものを持ち備えていない「人工知能」である「アルゴ」にとっては、誰よりも先に反応してしまうことになるわけで、ドル円は一気に120.14円まで買い上げられました。ただ、アジア時間の高値120.17円を上抜けることに失敗した市場は、3月米小売売上高の数字を受けて、一気に投げ売りへと誘導されることになりました。丸々1日かけて繰り広げられた「浜田劇場」は、独裁者の不用意な発言が引き起こすなんとも滑稽な喜劇に仕上げられています。

一連の乱高下を経験した市場は、ドル円の取引自体から興味を失っていきます。週末にかけて、海外ファンド勢のポジション調整が断続的に観測されたこととも無関係ではありません。政府関係者である浜田内閣官房参与が具体的な為替のレベルに対して言及することの愚かさは、市場参加者のやる気を失わせてしまうといった副作用を引き起こしています。

前回の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週のドル円は弱含みとなりました。週明け13日は米長期金利の上昇とともに120.845円まで上げたものの、浜田内閣官房参与の円安牽制発言を受けて一転売りが強まる展開となりました。翌14日には逆に「120円程度は許容範囲」と発言したことで120円台を回復する場面も見られましたが、米小売売上高が市場予想を下回ると米長期金利の低下につれて再び下値を試す動きとなりました。その後も弱い米指標を受けて上値を切り下げる展開。週末の欧州市場では一時118.565円まで売り込まれています。ただ、引けにかけては米長期金利の上昇を受けて119円台を回復するなど、方向感のない動きに終始しました。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」 ※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週のドル円は神経質な動きとなりそうです。終値ベースで一目均衡表雲下限が位置する118.93円を維持できるかどうかがポイントとなっています。下値では、週明け20日の安値118.525円が目先の目処として意識されているほか、3月26日の安値118.33円がサポートレベルとなっています。引き続き本邦長期資金の買い意欲は強いですが、ファンド勢の利食い売りが続いており、戻りも限定的となりそうです。上値では、一目均衡表転換線の119.69円や一目均衡表基準線の位置する119.91円がとりあえずの目処となっているほか、一目均衡表雲上限の120.47円や13日の高値120.845円がレジスタンスレベルとして意識されています。また、ギリシャの債務問題を巡る進展にも注意しておきたいところです。

メルマガ無料配信中!

メルマガの配信をご希望の方は右のボタンより登録ページへお進みください。

マーケットビュー メルマガ登録

セントラル短資FXで取引をはじめる 当社でお取引をご検討の方

無料セミナ―を受講する

セントラル短資FXが提供する無料セミナー

「マーケットビュー」執筆陣も出演中。外貨投資の基本からFXのトレードテクニックまで各種セミナーを開催しています。

取引をはじめる

オンラインでスピード口座開設 最短翌営業日で開設

口座開設

!
  • ※当社による情報サービスは、お客さまの投資判断に当たって参考となる情報の提供を唯一の目的としており、断定的な判断の提供や特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
    当社および情報提供者は、情報の正確性、完全性、適時性等を保証するものでは一切なく、情報の内容を予告なく変更する場合があります。また、当該情報の利用によって生じたいかなる損害についても、一切責任を負うものではありません。投資の最終判断は、お客さま自身で行ってくださいますようお願いします。
    当社が提供する情報の著作権は、セントラル短資FX株式会社または情報提供者に帰属します。当社の事前の承諾なく情報の全部または一部を引用、複製、転送などにより利用することを禁じます。
マイページログイン
口座開設
わからないことは
0120-30-8806 携帯電話・PHSからもご利用いただけます。
ご利用いただけない場合 03-6833-0250

受付時間:午前08:00〜午後07:00(平日)