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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

開かれたドア

更新日:2015年3月24日

先週17−18日に開催されたFOMCでは市場が予想していた通り、金融政策正常化に向けたフォワードガイダンスから「辛抱強く(patient)なりえる」との文言を削除。「さらに労働市場の改善がみられ、インフレが中期的に目標の2%に向かうとの合理的な確信が持てた時、金利引上げが適切である」と設定しました。そして、「次回4月のFOMC会合での可能性は低い」ことも付け加えています。これまで、「patient」が次回2会合は辛抱するという認識でしたが、今回の削除によって、いつでも正常化する可能性を確認。あえて、次回会合での可能性の有無を明記することで、市場により明確なメッセージを与えることになりました。その結果、現時点では6月以降の利上げが予想されることになりますが、次回の4月FOMCでは、6月FOMCでの可能性の有無に言及することが想定されるわけで、いよいよ準備は整ったということになりました。

市場が今回一番反応したのは、この声明文ではなく、同時に公表された「経済・金利見通し」でした。2015年末FF(フェデラル・ファンド)金利見通しが、12月の1.125%から0.625%まで急激な下方修正。0.25%からの利上げと仮定すれば、0.25%ずつならば年内に2回のみの利上げとなりますが、こういった極めて慎重な姿勢が市場のドルロングポジションを整理する方向に向かわせることになりました。ただ、「利上げはなるべく早く開始するが、その後のペースは極めて慎重になる」とのイエレンFRB議長の思いは実は全く以前からブレておらず、本来であれば発表直後のような極端な反応をするような結果ではなかったはずですが、ユーロドルを中心とした短期的なドルロングポジションが目先かなり溜まっていたことが、その反動を予想以上に大きなものにしてしまったといえます。

株価を下落させないようにした米国の金融政策正常化の開始はもう待ったなしとなってきていますが、この動きがドル売りの流れを方向付けるということではなく、あくまでも、直近の短期的なポジション調整の動きをこなせば、結局のところ「金融政策の方向性の違い」という、いかようにもし難い必然性を追求するしか方法がないことを改めて認識することになるはずです。

一方で、日銀からは「資金循環統計」(速報)(2014年第4四半期)が公表されています。GPIFなどを含むいわゆる「公的年金」は、国債・財融債を5兆5605億円売却している一方、対外証券投資として2兆3907億円、株式には1兆7284億円が振り分けられたことが判明しました。昨年12月中旬に発表された7−9月期の数字では、対外証券投資と株式をあわせて2兆8159億円分のポートフォリオ変更が行われたことが明らかになっていますが、10−12月期はあわせて4兆1191億円が更に再配分されたことになります。対外証券投資への額はほぼ変わっていませんが、株式市場への資金流入がかなり増加していることも判明しています。GPIFばかりではなく、3共済などの大手年金資金が積極的に動き始めている姿がこの数字から見て取れます。週末には、GPIFと3共済が共通のモデルポートフォリオを目指すことが正式に決定。少なくとも、今年一杯は続くこういった公的資金のうねりは、その勢いを増しながら、徐々に内外を問わず、世界中の機関投資家の資金を巻き込みながら拡大していくことになります。

前回の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週のドル円は下値の堅い動きとなりました。FOMCを控えて週明けから様子見ムードが強まり、121円台前半でのもみ合いに終始。16日は3月米NY連銀製造業景気指数や2月米鉱工業生産が市場予想を下回る弱い数字となったことを受けて121.09円まで下押ししたほか、17日には2月米住宅着工件数が予想を下回る弱い結果となったことで121.11円まで下押す場面も見られましたが、その後はすぐに買い戻しが入るなど下値は限定的でした。
ただ、FOMCの結果が公表された18日は荒い値動きとなりました。声明文では、フォワードガイダンスから「辛抱強く(patient)」との表現が削除されたものの、同時に公表された「経済・金利見通し」ではFF金利見通しとGDP見通しが引き下げられると、一気にドル売りが加速。断続的にストップロスを巻き込むかたちで下げ足を速め、一時119.29円まで売り込まれています。もっとも、その後は急ピッチで値を下げた反動もあって120円台を回復。翌19日もショートカバーが先行すると一時121.04円まで値を戻すなど、乱高下となりました。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」 ※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週のドル円は引き続き底堅い動きとなりそうです。FOMC後の乱高下を受けて、目先の下値を確認したかたちとなっているほか、下押した局面では、本邦長期資金や3月期末を控えた本邦実需勢の買い意欲が依然として強く、下値を丁寧に拾っていきたいところです。
下値では、18日の安値119.29円が目先の目処となっているほか、50日移動平均線の位置する119.13円がサポートレベルとして意識されています。 上値では、12日の高値121.67円や10日の高値122.04円がとりあえずの目処となっていますが、2007年6月22日の高値124.14円がレジスタンスレベルとして意識されています。

中長期的な日米金融政策の方向性の違いははっきりしており、ポジション調整の売りが出たとしても、それを超えるような下落となる可能性は低いでしょう。また、3月期末が近づいていますが、本邦輸出勢の売りがほぼ手当て出来ている一方、本邦輸入勢の買い遅れ感は依然として強い模様。
需給のタイト感の解消はまだまだ時間がかかりそうです。

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