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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

アレルギーからの脱却

更新日:2015年3月10日

先週のドル円は119円台半ばが底堅く推移した一方、120円台になるとどうしても売り急ぐ向きが出てきたり、当局関係筋からの円安を牽制する発言などがはかったように飛び込んでくるといった状況が続きました。ひな祭りの3日は、本田内閣官房参与からの発言が一部で報じられたことがきっかけとなって利食い売りが強まる展開となりましたが、市場参加者の「120円台に対するある種の達成感といったもの」が未だに抜けきれておらず、こういった「ちょっとしたきっかけ」があると必要以上に敏感に反応してしまう心理状態がしばらく続きました。

本田内閣官房参与はWSJのインタビューで、国内経済が「オーバーヒート」しないよう日本銀行は追加金融緩和を当面控えるべきであるとの見方を示しています。また、為替相場に関しても、1ドル120円前後から更に円安ドル高が進むことには懐疑的で、購買力平価で円相場の適正水準を考えた場合、足元の水準が許容範囲の下限当たりではないかとの見方を示しています。つまり、これ以上の円安ドル高は望ましくないと言っているわけです。本田氏は浜田内閣官房参与と同様、安倍総理の経済ブレーンとして知られているため、この発言は市場に大きな影響を与えました。また、GPIFの運営委員からは、GPIFの外貨部のポートフォリオのリスクがかなり大きいので、為替ヘッジが必要ではないかという見解が示されました。

ただ、一部からは「大手マクロファンドの買いが引かない」との声も聞かれていて、先月に安倍首相が「生まれ変わりつつある日本に投資しない手はない」などと、昨年に引き続き「BUY MY ABENOMICS」をセールスしてからというもの、彼らの反応は昨年とは全くの逆で、素直に日経平均とドル円の買いというオペレーションに走っています。こういった動きが繰り返されることで、市場や一部当局者に蔓延している「120円アレルギー」は、オプション絡みの売りやら、はたまた利食い売りやらを通じて、1月や2月の時と同様にその行動に正当性を与えることになるのでしょうが、何度となく下値トライに失敗して、本当の意味での資本のうねりを率直に感じとることになった場合には、そのアレルギーが発生するレベルが120円から130円あたりにシフトしていくことになります。

そして、先週末の2月米雇用統計では、弱気だったセンチメントをあざ笑うかのような強い数字を受けて、ドル円は一気に上値を試す動きとなりました。年初来高値である1月2日の120.745円や、12月23日の高値120.82円などは単なる通過点に過ぎず、一時121.29円まで買い上げられました。さすがに12月8日の高値121.86円まで値を上げることは出来ず、その後はダウ平均の310ドルを超える下落とともに一時120.59円まで下押ししました。

週明けのアジア市場でも、一時120.615円まで値を下げる場面もみられましたが、下押しも極めて限定的。先週末NY時間の下押しレベルとほぼ同じ水準までの下げしかないとは、「ちょっと意外」な印象を持った向きも多いようです。

これだけ値を上げた後の週明けに、株価が大幅に下落しているにもかかわらず、「ほんの気持ち程度」の下押ししかないという事実は、やはり「買いたい人達が買えていない」状況にほかならないわけで、本邦長期資金の買いなども既に120円台前半までビッドを上げてきている市場環境は、ようやく「120円台アレルギー」なる市場のやけに慎重な姿勢を「もう、120円台で買えればいい。119円台で拾えたら御の字」なる雰囲気に変えてしまった感が強いです。

前回の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週のドル円は底堅い動きとなりました。週明けは日本株高を見越した買いが先行。海外時間に入ると米長期金利の上昇を手掛かりに上値を試す展開となりました。ダウ平均の上昇も買いを後押しすると翌3日の朝方には一時120.27円まで上げ幅を広げています。ただ、本田内閣官房参与の話として「ドル円の現状水準からの上昇は持続可能でない」と伝わったことで一転下落。NY時間に入ってもダウ平均の下落につれて一時119.38円まで売り込まれました。もっとも、119円台前半にかけて本邦長期資金などの買いが観測されていることもあり下値も限定的。しばらくは方向感のない動きとなったものの、5日には日経平均先物の大幅な上昇につれて120.40円まで買い上げられています。
2月11日高値の120.48円が目先の上値目処として意識されたほか、前週分の米新規失業保険申請件数が予想より弱い内容だったことで伸び悩む場面もありましたが下押しは限定的でした。週末のNY市場では、強い米雇用指標を受けて一気に121.29円まで買い上げられています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」 ※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週のドル円は引き続き底堅い動きとなりそうです。1月米CPIコアや1月米PCEコアデフレータなどに改善が見られるなどインフレ見通しに対する懸念が和らぐなか、先週末の強い米雇用統計の結果を受けて早期米利上げ観測が高まっています。
本邦長期資金のほかに大手マクロファンドからの買い意欲が引き続き強く、下押したところを拾っていきたいところです。 ECBによる量的緩和を背景に対ユーロでドル買い圧力が再び高まっていることも追い風となっています。

上値では、12月8日の高値121.86円が目先の目処として意識されていますが、このレベルを上抜けてくれば、2007年6月22日の高値124.14円が視野に入ってくることになるでしょう。下値では、一目均衡表転換線の120.04円や先週末安値の119.90円がとりあえずの目処となっていますが、あまり大きく下落するイメージはありません。

 

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