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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

ハードな行脚

更新日:2015年2月10日

「Grexit」を巡るゴタゴタは一層混迷の色を深めてきました。前回と違ってギリシャのユーロ圏離脱が金融システム自身を壊してしまうような危機につながらないことは市場も、当局も十分認識しているわけですが、一瞬輝いた希望の光は、瞬く間にショートして消え失せてしまいました。

トロイカ体制が推し進めるギリシャの救済プランが今月末を持って期限切れになりますが、ギリシャの基本姿勢は「トロイカとの交渉は一切せず、個別の対応で解決を図りたい」とのことでした。英国などを回り、「ヘアカット(債務減免)」といった投資家が最も恐れる強硬な要求に蓋をする代わりに、「債務スワップ」、つまり新たな債券への交換という、表面的にはギリシャ側がかなり譲歩したと見られるだけの「債務返済案」をちらつかせることで、交渉の主導権を握ろうとしたまではよかったのですが、トロイカを支えるECBのドラギ総裁と会談した数時間後、ECBは夜遅くであるにもかかわらず緊急の理事会を開催。これまでギリシャ国債に特別な優遇措置として与えていた「適格担保条件の不適用」の撤廃をいきなり決定してしまいました。

有益な議論が交わされたと思っていたのはファロファキスギリシャ財務相だけ。マリオの怒りは相当のものだったのかもしれません。トロイカ体制を完全に否定する傍らで、姑息にも個別の交渉で何とか難局を乗り越えたいといったギリシャ側の「虫のいい態度」に、喝を入れたといっても過言ではありません。

一方で、2週間ごとに見直しをしているギリシャ国内銀行に対する緊急流動性支援(ELA)はとりあえず認める方針。今月末までに「生かさず殺さず」の生殺し状況を余儀なくさせることで、ギリシャに「借りた金をきちんと返す」という根本的な姿勢を問うことになりました。

3ヶ月の短期国債を発行しての「つなぎ融資」についても、ECBは既に上限に達している150億ユーロを引き上げるつもりはなく、ギリシャに残された選択肢は、トロイカ(IMF、EU、ECB)とこれまでの救済プランを基にした新たな交渉を始めるのか、ギリシャ国民が毛嫌いしているトロイカを無視し、たとえ「クレジットイベント」となろうとも、ユーロ圏を離脱することになろうとも、国民に掲げた新政権の公約を守り通そうとするのか、非常に限られてきています。

6日間のユーロ圏行脚を終了してアテネに舞い戻ったファロファキスギリシャ財務相でしたが、最後の2日間で会談した最強の相手は、就任したばかりの身には相当厳しかったはずです。英国で「債務スワップ」案を持ち出したあたりまでは、まだまだその表情にも余裕が感じられていましたが、何といっても、ドラギECB総裁との会談直後にいきなり「ギリシャ国債の適格担保条件不適用」の撤廃を一方的に決定されてしまい、そして最後は泣く子も黙る最強のショイブレ独財務相に合同記者会見上で、「不一致だということで合意した(agree to disagree)」なる名文句で切り出されてしまう始末。慌てて「不一致という合意さえなされなかった(did not even agree to disagree)」と返してみたものの、その立場を逆転させるには時既に遅しでした。

前回の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週のドル円はもみ合いとなりました。週明け早朝のオセアニア市場では一時116.64円まで急激に売り込まれる場面もみられましたが、その後は下落して始まった日経平均が下げ幅を縮めるにつれて買い戻される動きとなりました。一時117.88円まで値を上げています。翌日も株価の下落を受けて116.87円まで値を下げたものの、市場では「本邦長期資金の買いが執拗に観測された」との声も聞かれ、次第に下値を切り上げる展開に。翌4日には一時118.00円まで買い戻されています。もっともECBが緊急理事会でギリシャ国債に付与していた「適格担保条件不適用」の特別優遇措置の撤廃を決定すると一転売りが加速。5日には一時117.02円まで再び下押ししています。ただ、週末には1月米雇用統計を受けて一気に買いが加速。一時119.23円まで買い上げられました。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」 ※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週のドル円は底堅い動きとなりそうです。先週末の1月米雇用統計を受けて、約3週間続いたレンジ相場を上抜けてきており、下値はかなり限定的となるでしょう。一目均衡表雲上限の位置する119円台前半が維持出来れば、更に上値をトライする可能性が高そうです。上値では1月8日の高値119.97円が目先の目処として意識されているほか、1月2日の高値120.745円や12月23日の高値120.82円がレジスタンスレベルとなっています。下値では、一目均衡転換線の118.05円や一目均衡表基準線の117.90円がサポートレベルとして意識されています。週明けからG20財務大臣中央銀行総裁会議がイスタンブールで開催されるほか、11日にはユーロ圏財務相会合、12日にはユーロ圏首脳会議が予定されています。ギリシャ債務問題について土壇場の交渉が交わされることになりますが、その動向を注視しています。また、12日には1月米小売売上高が発表されます。

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