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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

配慮の賜物

更新日:2014年12月24日

先週は、16-17日にFOMCが資産買取りプログラムを終了してからはじめての会合が開催されましたが、このところ信頼度が非常に低下していたFEDウォッチャーの第一人者ジョンヒルゼンラス氏の予想通り、フォワードガイダンスが明らかに変更されました。

声明文では「金融政策正常化を始めるにあたって辛抱強くなり得る(Based on its current assessment, the Committee judges that it can be patient in beginning to normalize the stance of monetary policy. )」との文言を採用。ただ、その直後には「このガイダンスは以前のステイトメントに沿うものである」とのことわりを盛り込むという裏技を駆使。以前のステイトメントとは、いわゆる「相当な期間(considerable time)」FF金利を0.0%から0.25%のままで維持するというものですが、声明文の中にその「文言」自体を残すという、日本の政治家も真っ青となる「玉虫色」の対応となりました。

案の定、フォワードガイダンスから「相当な期間」という文言が削除されたというアナリストもいれば、文言が維持されたと解釈する向きも出てきており、フォワードガイダンス自体は確実に変更されているにもかかわらず、こういった反応となる事自体、イエレン女史からすれば「してやったり」だったのかも知れません。

恐らく、変更しただけではハト派のメンバーを説得することが出来なかった一方、変更しなければタカ派の反乱を招く状況だったはずで、今回の声明文への反対票が、ハト派代表のコチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁からも、タカ派代表のフィッシャー米ダラス連銀総裁とプロッサー米フィラデルフィア連銀総裁からも投じられた事実からもそれは明らかです。

ただ、その後の定例記者会見では、「新しい表現は政策意図の変更ではない」ことを強調しつつも、「辛抱強く(patient)の意味」を問われて、「今後数回(couple)の会合では動かないということ」との見解を表明。更に「数回(couple)の意味」を突っ込まれると、何と「数回の意味は2回」だと断言してしまいました。就任時での会見でも相当な期間を6ヶ月と言及して物議を呼んだ議長の発言でしたが、今回もまた、変更と同時に2回という確かな数字を示したことで、これもまた様々な憶測を呼ぶことになっています。とはいえ、1月27-28日と3月17-18日のFOMCでは金利引き上げがないことがほぼ確定。3回目からの4月28-29日か、4回目の6月16-17日には、現状の経済状況から大きな変化がない限り利上げが開始されることがはっきりとしてきたわけです。

「会見の有無は関係ない」と言及してはいるものの、これまでの慣例上、定例記者会の予定されている6月のFOMCで「金融政策正常化」が開始されるというのが常識的な見方となっています。また、同時にアップデートされたFOMCメンバー全員の「経済金利見通し」では、2015年末のFF金利見通しが前回の1.375%から1.125%まで引き下げられていますが、金融政策の正常化が始まっても、その後はより慎重な姿勢であることも判明しました。米長期金利が上昇するとともに、ダウ平均が史上最高値を更新する動きとなっていますが、株式市場に最大限配慮した声明文と、今後の金融政策における時間軸がかなり明確になってきたことなど、イエレン流の「市場との対話」は、両者が歩み寄るかたちで成果を上げ始めています。

前回の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週のドル円は荒い値動きが続きました。週末14日投開票となった衆院選挙で自公与党が大勝。週明け早朝こそ買われたものの、ほぼ予想通りの結果となったことを受けて材料出尽くしとして売りが強まる展開となりました。12月NY連銀製造業景気指数が予想を大幅に下回る弱い数字となると一時117.565円まで売り込まれました。翌日もWTI原油先物価格が急落。ロシアルーブルが緊急利上げを実施したにもかかわらず、欧州時間に入って暴落。ロシア株式市場や欧州株式市場が急落したことを受けて、一気にリスクオフの動きに。目先のストップロスを断続的に巻き込むかたちで下げ足を速め、一時115.565円まで大きく値を下げました。ただ、その後は一転して買い戻される展開となりました。16-17日に開催されたFOMCではフォワードガイダンスを「金融政策正常化を始めるにあたり辛抱強くなり得る」との文言に変更。ただ、前回の「相当な期間」との文言を含むステイトメントに沿うものであることにも言及。米長期金利の上昇とともに119.635円まで値を上げています。ダウ平均や日経平均も目先の金融政策に対する透明性が高まったことを受けて買い戻しが強まる展開となりました。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」 ※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週のドル円は底堅い動きとなりそうです。WTI原油先物価格の下落やロシア金融市場の混乱など、不安材料は残るものの、先週の一時的な急落で当面のポジション調整はかなり進んだ模様。本邦長期資金や本邦実需勢の買い意欲は依然として強く、下値はかなり堅くなってくると予想しています。本格的なクリスマス休暇となることから、市場は流動性の非常に薄い状況となりますが、下押しを見極めて拾っていきたいところです。

下値では、22日の安値119.315円が目先の目処として意識されているほか、一目均衡表基準線の位置する118.70円がサポートレベルとなっています。上値では、9日の高値121.005円がとりあえずの目処となっていますが、8日の高値121.86円がレジスタンスレベルとして意識されています。2007年6月22日の高値124.14円の全戻しレベルも視野に入るような思わぬ上ブレのリスクも念頭においておきたいところです。また、24日は米債券、株式、コモディティ市場が短縮取引となっているほか、25日は東京以外の主要市場が休場、26日は東京、NY市場以外の主要市場が揃って休場となります。

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