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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

表向きは偶然に

更新日:2014年11月4日

先週は、米国がついに金融政策正常化への道に一歩足を踏み入れることになりました。イエレンFRB議長の定例記者会見が予定されていなかったことで、市場はFOMC声明文にかじりつく必要がありましたが、すぐにも判明したことは、資産買取りプログラム、いわゆるQE3(量的緩和第3弾)終了の決定でした。そして、「相当な期間」FF金利を現在の目標範囲に維持することが適切であるというフォワードガイダンスもそのままであることも分かりました。

その後声明文を読み込んでいくうちに、「幾分さらに改善してはいるものの、失業率はほとんど変化しておらず、広範な労働指標はかなりの労働資源の未活用が未だに存在していることを示している」としていた労働市場への認識が、一転して好転。「労働市場の状況は、力強い労働力と失業率の低下とともに、幾分さらに改善しており、結局は広範な労働指標が労働資源の未活用が次第に減少していることを示している」との見解を表明しています。

市場はかなりのポジティブサプライズとなったわけで、一気にドル買いへと走ることになりました。さらに、「もし経済指標が予想しているより速いペースで改善していることになれば、我々の見通しよりも早めに利上げを開始するが、反対に指標が予想よりも遅いペースでの改善となれば、利上げ時期はより遅くなる」事にも言及しています。

そして、最後にこれが個人的には一番ビックリしているところですが、今回の声明文に反対したのがこれまでのフィッシャー米ダラス連銀総裁とプロッサー米フィラデルフィア連銀総裁ではなく、何とコチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁だったことでした。簡単に言えば、これまでのFOMCでは「タカ派の急先鋒」が反対票を投じていたのですが、今回は「ハト派の急先鋒」が反対に回ったという劇的な変化。「資産買取りの終了」という表向きは市場の予想通りの結果となったFOMCでしたが、実はその中身は目に見えないところも含めて大きな意味があったといえます。

そして、その余韻に浸る間もなく、月末の10月31日には日銀が追加の金融緩和を実施しました。10月は2回目の会合となったほか、一日だけの開催という、本来の目的が「経済・物価情勢の展望」レポートの見直しにあったはずでしたから、金融緩和を予想する向きも、消費増税の判断と合わせて12月の決定会合あたりでの追加緩和を目安としていただけに、市場の動揺振りは尋常なものではありませんでした。まさに口裏を合わせたかのような絶好の局面。FOMCが量的緩和を終了した直後に、日銀がさらなる金融緩和を実施し、同時にGPIFが中期計画を変更して運用の基本ポートフォリオを大幅に見直すことを決定しました。国内債券を35%にまで減少させるこのポートフォリオをいつまでに完了させるかは実際の報告書を見ても分かりませんでしたが、乖離率10%という広めの幅を持たせながら、市場状況をみつつ長い時間をかけて近づけていく方針に変更はなく、これまで通り、市場の下押しを確実に拾っていくことになりそうです。

日銀の追加緩和のなかにも、国債買取りの増額が盛り込まれていますが、GPIFが今後多額の日本国債を売却する受け皿を作ったという見方も出来るわけで、ここでもまたアベノミクスの醍醐味を感じさせられることになりました。さらに日銀のETF買いも年間3兆円というこれまでの「3倍」の日本株買いが市場の下落局面で出てくることが予想されており、一部からは「実際はそんなに買わないでアナウンスメント効果を狙ったもの」との声も聞かれてはいますが、これまで一日140億円前後のETF買いが3倍の420億円前後となることを考えただけでも、GPIFの日本株買いと合わせて相当の下支え要因になることは間違いありません。

前回の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

ドルは買われる展開となりました。週明けは9月米住宅販売保留指数が市場予想を下回る弱い数字となったことを受けて一時107.605円まで値を下げる場面もみられましたが、その後は下値を切り上げる動きとなりました。翌日のNY市場では、9月米耐久財受注額が大幅に悪化したものの、その後に発表された10月米消費者信頼感指数が市場予想を大幅に上回る強い結果となると一転買い戻しが加速。29日に公表されたFOMC声明文で「労働市場の未活用が次第に減少してきた」と労働市場の認識を上方修正したことを受けて108.97円まで買い上げられました。30日にはGPIFが運用比率見直しを公表することが伝えられると、日経平均とともに上値を試す展開に。一時109.47円まで値を上げている。月末となった週末31日には、日銀が予想外の追加金融緩和を実施。日経平均の急騰につれて上値を試す展開に。NY時間には一時112.475円まで買い上げられています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」 ※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週のドル円は底堅い動きとなりそうです。予想外の日銀追加金融緩和やGPIFの運用比率見直しの決定を受けて、週末から大きく買い上げられましたが、GPIFなど年金資金の本格出動が予想されるなか、依然として本邦長期資金や本邦輸入勢など実需の買い意欲は強く、下押しを確実に拾っていきたいところです。今回の追加金融緩和により、日米の金融政策の方向性の違いは更に明白となっており、ドル高へのバイアスは益々高まることになります。エボラ熱などによる過度の不安心理は解消されており、株価動向をにらみながら下値を切り上げると予想しています。

また、株価の上昇を受けてリスクオンの状況となったことで、クロス円全般に買われる展開を予想しています。下値では既に10月31日の高値112.475円が目先の目処として意識されているほか、一目均衡表転換線の110.66円や10月1日の高値110.09円がサポートレベルとなっています。上値では、2007年12月27日の高値114.66円がレジスタンスレベルとして意識されているが、大きく上離れた場合には2007年10月15日の高値117.95円がポイントとなってくるでしょう。

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