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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

病的乱高下

更新日:2014年10月21日

先週は、米債券市場の異常とも言える動きを受けて、市場はかなりの乱高下を演じることになりました。日本が体育の日で休場となった週明け13日のNY市場では、引け間際に突如急落となったダウ平均でしたが、翌日の東京市場に入ってからは先物が90ドルを超える買い戻しとなるなど、週明けから激しい動きとなりました。きっかけは週末に初めて国内感染が確認された、エボラ熱でした。この国内感染を受けて、アルゴ取引における「ワード」(アルゴが発動するキーワード)にこの「エボラ」が追加されてしまいます。その追加したばかりのNY市場引け際に飛び込んできたのが「ボストンのローガン国際空港でドバイ発エミレーツ航空便の乗客5人がインフルエンザに似た症状で隔離」でした。エボラ熱の可能性も否定できず、早速検査することになったようですが、これに反応したのが、このアルゴ取引。一斉にS&P500に入った大量の売りを受けて、ダウ平均は一気に230ドルを超える暴落となってしまいました。CMEの日経平均先物も一時14,810円まで突っ込み売りされることになりました。結局、検査結果が「エボラ熱やインフルエンザではなく、ただの食中毒だった」ことが判明すると、ダウ先物から買い戻しが加速。日経平均も15,000円台をしっかりと回復する動きとなりました。

そんな中で起きてしまったのが、15日のNY市場における米債券市場の乱高下でした。FTが「病的な動きとしか説明のしようがない」と表現している米債券市場が、NY市場をパニックに陥れました。米10年債利回りは欧州時間からじりじりと低下し始めましたが、21時30分に発表された9月米小売売上高や10月エンパイア指数や9月米PPIが軒並み市場予想を下回る弱い数字となると、一気に債券買いが加速することになりました。その利回りは2.00%を下抜けると加速度を増します。一時1.8622%と何と36bpを超える異常とも思われる急激な低下劇となりました。その後は一転低下幅を縮める動き。一時2.1586%にまで30bp利回りを戻すといった狂喜乱舞の米債市場と化しました。ドル円もその間、105.195円まで売り込まれた直後に106.41円までの買い戻し。ダウ平均が460ドルを超える急落となるにつれて105.59円まで再び下押ししたものの、引けにかけては106.28円まで値を戻しています。

ところで、市場参加者からは「どうしてここまで債券が動いたのか分からない」との声が多く聞かれています。時間的な動きからすれば、確かに米指標の悪化を受けた米債券の買いといえばそれまでですが、それにしても36bpを超える動きをするようなパニック的な結果ではないことは明らか。その裏には違う要因が隠されていると考えないことには説明のしようがないわけです。翌日のFTでも触れられていますが、実は大手ファンドの巨額損失の話が飛び込んできています。米製薬会社のアッビがダブリンに本拠地を置く英シャイアを買収する案件が進んでいましたが、15日はアッビの取締役会が買収の再考を決定したことが報じられました。最近のヘッジファンドは、こういったM&A案件のアービトラージを盛んに行っていて、今回の買収でも相当の資金をこのアービトラージにつぎ込んでいたことが判明しています。この話が破綻するとなれば、多額の損失は必至。ファンドがポートフォリオを大きく動かしてきたとすれば、いわゆる「ポジションの投げ」がこういった「病的な債券買い」につながったというわけです。

前回の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週のドルは売られる展開となりました。週明けは体育の日で休場となったものの、CME日経平均先物の大幅下落を受けて売りが先行。NY市場ではダウ平均がエボラ熱への懸念から230ドルを超える急落となると一時106.77円まで売り込まれました。翌日には「エボラ熱ではなく単なる食中毒」だったことが判明すると107.32円まで値を上げる場面もみられたが、買い戻しも限定的。15日のNY市場では9月米小売売上高や10月米NY連銀製造業景気指数などが市場予想を大幅に下回る弱い数字となったことをきっかけに下値を試す展開。米10年債利回りが一気に1.8622%にまで「病的に」低下したことを受けて一時105.195円まで突っ込み売りされています。16日には新規失業保険申請件数や10月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数など強い米指標を受けて106.46円まで買い戻された。米10年債利回りも2%を回復。週末にかけては106.945円まで値を上げています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」 ※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週のドル円は下値の堅い動きとなりそうです。依然として本邦長期資金や本邦輸入勢など実需の買い意欲は強く、下押しを見極めて拾っていきたいところです。一方で、エボラ熱などのリスク要因は消えておらず、突発的なリスクオフの動きとなる可能性も完全には否定出来ません。ただ、先週観測されたような、異常な米債券市場の動きは引き起こされないとみており、ボラティリティは高いものの、次第に落ち着いた市場に戻っていくと予想しています。下値では、50日移動平均線の位置する106.41円が目先の目処として意識されているほか、17日の安値106.135円がサポートレベルとなっています。上値では、15日の高値107.495円がとりあえずの目処として意識されていますが、一目均衡表基準線の107.64円や9日高値の108.32円がレジスタンスレベルとなっています。株価や米債券市場が正常な動きに戻るかどうかを見極めたところです。

22日に英MPC議事要旨(8-9日分)が公表されるほか、BOCが政策金利を発表します。23日には9月米景気先行指標総合指数が予定されています。また、24日には7-9月期英GDP速報値が公表されます。

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