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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

示された道筋

更新日:2014年9月24日

先週は注目のFOMCが16-17日に開催されましたが、声明文が公表された日本時間18日早朝、眠れない長い夜を過ごした市場参加者が目をこすりながらディーリングルームに入り始めるころ、ルー米財務長官が「強いドルは常に米国にとってはよいこと」との見解を示しました。イエレンFRB議長の「ただでさえ眠気を誘う」ゆったりとしたスピーチを聞き飽きた直後とあって、これもまた稀にしかコメントを残さない存在感の薄い米財務長官のストレートな発言は、いつも以上にインパクトがあったといえます。ドル円はNY市場の高値108.39円を上抜けて上昇。結局、週末にはスコットランドの独立住民投票の結果を受けたポンド円の買い上げなども手伝い、一時109.46円の高値まで値を上げています。

ところで、FOMCの声明文は「変更箇所を探すのが難しい」ほど変化のないものとなりました。特にフォワードガイダンスの部分は「これでもか」と言わんばかりの「considerable time」が前回の声明文と全く同じ場所にピンポイントで飛び込んできたことを受けて、一時107.41円まで下押しする場面もみられましたが、同時に公表された「経済・金利見通し」では、FF金利の適切な水準の中央値が2015年末が1.125%から1.375%、2016年末が2.50%から2.875%にまで上方修正されていたほか、2017年末が3.75%と長期的な見通しと同じ水準であることが判明しました。予想の幅が今回から0.25%ごとではなく、0.125%と刻んできたことも様々な憶測を呼んではいますが、純粋に2015年末の水準から逆算すれば、金融正常化の開始は遅くとも6月FOMCから、早ければ3月FOMCからという事実を確認することが出来ます。

さらに、10月の量的緩和終了と同時に発表されると予想されていた金融政策正常化への詳細が、今回「政策正常化の原則と計画」として明らかになったことも、全般ドル買いの反応となった主要因となりました。この追加の声明文では、「金融政策正常化」のタイミングやそのペースを、FF金利やその他の短期金利を正常な水準にまで引き上げ、さらにFRBが保有している債券を減額させていくことに定義。そしてその決定に際しては雇用最大化と物価安定の責務を促進させることを謳っています。具体的にはFF金利を超過準備預金金利を調整することでターゲットレンジを設定してくほか、正常化の期間においては、リバースレポも必要に応じて使用していくことが決定されました。この詳細が出されたこと自体、ドル高へのバイアスがかけられたと言えます。

また、代わり映えのしない声明文に対して、それ自身に反対票を投じたメンバーが前回のプロッサー米フィラデルフィア連銀総裁に加えてフィッシャー米ダラス連銀総裁も名前を連ねてきたことも、ドル買いを後押ししたのは言うまでもありません。

イエレンFRB議長の本音を代弁しているとされるダドリーNY連銀総裁が今週に入って、「FOMCの予測分布図を過剰に評価するべきではない」ことに言及しているように、恐らく本来は「バリハト派」の考えを持っているのでしょうが、ジャクソンホールから続く一連の発言は「FRB議長としての」当然の見解を表明しているわけで、金融政策正常化への道を示しつつも、議長自身が葛藤に悩まされているからこそ「はっきりとしたことがイエレン」のかもしれません。市場はようやくイエレン女史の表面的な焦らし作戦の巧妙な手口の全容を掴み始めてきたようです。

前回の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週のドル円は買われる展開となりました。週明けから利食い売りが先行したほか、FOMCへの思惑から一時106.81円まで下押す場面もみられましたが、その後は下値を切り上げる動きとなりました。FOMCではフォワードガイダンスに変更はなかったものの、「経済・金利見通し」でメンバーの2015年末と2016年末のFF金利見通しが上方修正されたほか、声明文に反対したメンバーが2人に増加していたことなどを受けて買いが加速。週末にはスコットランドの独立住民投票で独立反対派が多数を占めたことが判明するにつれてポンド円中心に上げ足を速め、一時109.46円の高値まで買い上げられました。NY市場では利食い売りに押されたものの、結局109円台を維持して週末の取引を終えています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」 ※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週のドル円は引き続き底堅い動きを予想しています。週末のG20財務大臣中央銀行総裁会議でもドル高への言及が全くなかったことから、事実上現在の相場状況を容認したかたちとなっており、下押しを丁寧に拾っていきたいところです。下値では、一目均衡表転換線の108.14円が目先の目処として意識されているほか、12日の高値107.395円がサポートレベルとなっています。上値では、先週末高値の109.46円が戻りの目処となっていますが、2008年8月15日の高値110.67円がレジスタンスレベルとして意識されています。高値警戒感も台頭しているものの、本邦実需勢の買い遅れが目立っているほか、本邦長期資金の買い意欲は依然として強く、下値も限定的となりそうです。

今週は22日のダドリー米NY連銀総裁をはじめ、23日にはコチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁、24日にはメスター米クリーブランド連銀総裁、25日にはプロッサー米フィラデルフィア連銀総裁などFOMC投票メンバーが次々と講演を予定しているほか、週末26日には4-6月期米GDP確定値が公表されます。

 

 


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