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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

はなまるをもらえるか

更新日:2014年9月2日

先週はECBの金融政策を巡って様々な思惑が市場を駆け巡りました。きっかけは、何といってもドラギECB総裁の講演。8月22日のジャクソンホールでの経済シンポジウムでイエレンFRB議長の労働力学に関する学術論文を頭を抱えながら聞いていた市場参加者でしたが、その後に続くマリオの講演にはちょっとしたサプライズがありました。

質疑応答が予定されていなかったこともあり、純粋に講演原稿を読み上げると思いきや、マリオはアドリブで自身の思いを市場に伝えました。
「ユーロ圏の長期インフレ期待が2%を割り込んでユーロ危機以来の最低水準まで落ち込み始めた」ことに言及しています。ドラギECB総裁が短期ばかりではなく、長期のインフレ期待が低下し始めたことに言及することはこれが始めて。市場参加者に「9月のECB定例理事会では量的緩和としての資産買取りが始まる」との、少々先走った思惑を生ませるには十分過ぎるサプライズだったと言えます。
その他においても、これまで「必要となれば」と前置きをして言及してきた「一段と政策手段を用いる準備が出来ている」という認識を、前置きなしにストレートに表現するなど、突っ込みどころはやはりイエレンFRB議長の学術論文よりも豊富だったのかもしれません。これまでかなりの優等生振りを発揮してきたドラギECB総裁ですが、今週は市場から「よくできました」との「はなまる」をもらえるのか、それとも、やっぱり「信用できないやつだ」と悪態をつかれるのか、米雇用統計前の前哨戦が面白いことになってきています。

そんな中、市場の前のめりになったマリオをはやす気持ちに冷や水を浴びせる動きも出てきています。8月27日の欧州時間には、ショイブレ独財務相が「ジャクソンホールでのドラギECB総裁の発言を市場は過剰に解釈している」と独紙のインタビューで答えました。市場では「少なくとも0.1%の利下げ、ともすると量的緩和も開始するかもしれない」との期待感が急速に台頭していただけに、大御所からのカウンターパンチを受けて、少々意気消沈させられたといったところです。
そして、極めつけはNY市場に入ってから、今度は「ECBの事情に詳しい関係筋」という、かなり怪しい筋からのヘッドラインが流されました。「8月29日発表の8月インフレ統計でユーロ圏がデフレにかなり近づいている兆候が示されない限り、ECBが次回の定例理事会で新たな決定を下す可能性は低い」との報道。具体的に誰が発言したのかは定かではありませんが、かなり意思決定の中核にいる人物からの声であることは確か。様々な憶測が立つなかで、一筋縄ではいかないECB内部の対立を垣間見ることになりました。

そして、先週は資産運用会社のブラックロックをECBのABS(資産担保証券)購入プログラムにおけるアドバイザーに指定したことも報じられています。量的緩和への準備が着々と進んでいることは確かですが、逆に言えば、その実施には専門家の助言などを受けながら、まだまだ時間が必要であるということにもなるわけで、4日までには間に合いそうもないということを暗示しているともいえます。ドラギECB総裁も先週、「アドリブなども含めてあれだけ言っておいて、蓋を開けてみたら全くのぼうずだったという訳にもいかない」わけで、その時間がもうすぐに迫っているなかで、どういった政策決定をしてくるのかはみものです。

前回の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週のドルは頭の重い動きとなりました。週明け早朝のオセアニア市場では「一部大手マクロファンドがドル買いを仕掛けた」ことを受けて、一気に104.49円まで値を上げる場面もみられたものの、その後は利食い売りから次第に上値を切り下げる展開となりました。8月26日には7月米耐久財受注額や8月米消費者信頼感指数などが軒並み市場予想を上回る強い数字となったことを受けて再び104円台を試す動きとなりましたが、戻りも限定的。米長期金利の低下が続いたほか、8月28日には「ウクライナのノボアゾフスクがロシア軍に掌握された」と報じられたことを受けてリスクオフの動きとなると一時103.555円まで下押ししています。ただ、お盆休み明けで市場参加者が戻ってきてはいるものの、海外勢はいまだにサマーバケーションの真っ只中。来週に各国の政策金利決定会合や米雇用統計を控えていることもあり、目先は利食い売りが中心の市場となりました。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」 ※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週のドル円はビッグイベントが控えていることもあり、神経質な動きとなるものの、下値はかなり堅くなってくるでしょう。9月に入ったことで、GPIFのポートフォリオ見直しの動きが本格的に出動することから、日本株や外物投資などリスク資産を買う動きは強まりそうです。ドル円は内外の長期資金からの買い意欲が依然として強く、下押しを丁寧に拾っていきたいところです。8月28日の安値103.555円や8月22日の安値103.50円が目先の目処として意識されているほか、一目均衡表転換線の位置する103.92円がサポートレベルとなっています。上値では、8月25日の高値104.49円がとりあえずの目処として意識されていますが、1月23日の高値104.845円や1月2日の年初来高値105.45円がレジスタンスレベルとなります。今週は、1日は米国がレイバーデーの休場となりますが、各国の金融政策決定会合が目白押し。2日はRBA、3日にはBOC、3-4日には日銀金融政策決定会合、英MPCが予定されているほか、4日にはECB定例理事会が開催されます。週末5日には8月米雇用統計が公表されます。特に欧米の金融政策に注目しています。

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