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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

タカでもハトでもなく

更新日:2014年8月26日

先週は米国の金融政策の方向性を占う重要なイベントが相次ぎました。先ず、20日に公表されたFOMC議事要旨(7月29-30日分)では、着実に金融政策の正常化に向けた準備が進んでいることが明らかになりました。金融正常化の期間においては、「政策金利のFFレートをリバースレポレートを下限金利、超過準備預金金利を上限金利と設定し、そのレンジの中で調節していく」方向性でほぼ固まりつつあることが判明したほか、「最初の利上げ以降も継続する償還保有債券の再投資は徐々に減少させていく」こともほぼコンセンサスとなりつつあります。また、「金融正常化の詳細を金融緩和のスタンスを減少させていく最初のステップを行うかなり前に、公表する必要がある」との認識を持っていることも分かってきました。そして、現状では一番重要視している労働市場の「たるみ」についても、労働資源の未活用が次第に減少されつつあることから、「多くのメンバーはこれらの労働資源の未活用の評価を変更させる必要があると考えている」ことにも言及。結局は、「今後予想しているより速いペースで労働市場が目標に近づいてくるのであれば、利上げが早まる可能性がある」ことも示唆しています。金融政策の正常化、いわゆる「最初の利上げ」に対する準備は、予定通り進んでいることは明らかです。

そして、週末にはカンザスシティ連銀主催の経済シンポジウムがジャクソンホールで開催されました。イエレンFRB議長は「労働力学と金融政策」というテーマの論文を読み上げます。FOMCでは、スタッフが作り上げている19の労働関連指標からなる「ファクターモデル」なるもので、労働市場を評価していることに言及。その中でも、「労働参加率」や、「経済的理由からパートタイムを余儀なくされている労働者」などの数字が、何故弱いままなのかを分析しました。この論文は本来ならば経済学の学会で議論するような難しいものとなりましたが、簡単にいえば、労働資源が有効活用されていない原因としては、「経済サイクル的な側面」と、「構造的変化の側面」の両面があることを指摘。この「構造的変化の側面」に言及したということは、すなわち金融政策の問題ではないということにもなるわけで、イエレンダッシュボードと言われている労働関連指標が仮に構造的問題で回復しなかったとしても、金融政策の正常化は行われるということにもなります。「イエレンFRB議長=ハト派」という単純な方程式が成り立たなくなったとも言えます。

そして、「経済環境が目標に近づいてきているなかでは、FOMCの重点課題は自然とゆがみの度合いやそのゆがみをいかに早く取り除くとか、その上で超緩和的なスタンスを巻き戻すべきとなる環境は何であるのかというものに移りつつある」ことにも言及しました。賃金上昇の鈍化についても、「景気後退期には経営者はあまり賃金を低下させてこなかったことから、景気が回復し始めても直ぐには賃金を上昇させる必要性がないと考えている。ただ、ある時点で一気にその賃金は上昇し始める」とのペントアップ賃金論を展開するなど、かなりの詳細に渡った分析が行われていることも判明しました。

恐らく、FOMC内部で活発化している議論を踏まえた論文となったのでしょうが、FRB議長として現在のFRBのスタンスをより中立的な立場で表明したといえます。

市場がこの「中立寄り」のイエレンFRB議長の態度を受けてドル買いで反応したのは言うまでもありません。議長がハト派の急先鋒と認識していた向きにとっては、「よりニュートラル」なスタンスとなったイエレンFRB議長のジャクソンホールでの講演にはショックを隠しきれなかったかも知れません。

前回の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週のドルは、大幅に買われる展開となりました。週明け早朝に一時102.20円まで下押す場面もみられましたが、その後は8月全米NAHB住宅市場指数や7月米住宅着工件数など米住宅指標が軒並み強い数字となったことを受けて買いが強まる動きとなりました。20日にはFOMC議事要旨(7月29-30日分)が公表され、「多くのメンバーが雇用増で利上げが早まる可能性があると判断している」ことなどが分かると一気に上値を試す展開に。週末にはイエレンFRB議長がカンザスシティ連銀主催のジャクソンホールでの経済シンポジウムで講演し、その内容が「予想ほどハト派的ではなかった」ことを受けて一時104.20円の高値まで値を上げています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」 ※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週のドル円は上値を試す動きを予想しています。週明け早朝のオセアニア市場から一気に買いが加速。一時104.49円まで値を上げました。一部マクロファンド勢の買い仕掛けが観測された模様ですが、内外資本筋の買い意欲も引き続き強く、下押しを見極めて拾っていきたいところです。下値では、25日安値の103.86円や先週末安値の103.50円が目先の目処として意識されているほか、一目均衡表転換線の103.21円がサポートレベルとなっています。上値では、1月23日の高値104.845円がとりあえずの目処となっていますが、1月2日の年初来高値105.45円も視野に入ってきたといえます。月末週とあって、本邦輸出勢の売りも出やすい状況ではありますが、既に103円台で手当てしている向きも多く、相場の方向性を変えるほどの動きとはなりそうもありません。全般底堅い動きが続きそうです。

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