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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

強すぎても

更新日:2014年7月8日

先週は、週末4日が米国市場が独立記念日の休場となった影響から、前日の3日(木)に6月米雇用統計とドラギECB総裁の定例記者会見が同時に公表されるという2009年以来の、市場参加者にとっては「出来ることならば、避けて通りたかった」1日を体験することになりました。ECB定例理事会では予想通りの金利据え置き。ドラギECB総裁も、先月同様にこれまでの愚行を改心したかのような優等生振りを発揮してくれたおかげで、市場は米雇用統計に集中することが出来ました。ただ、出てきた数字はNY市場に襲い掛かるハリケーンアーサーを吹き飛ばすほどのインパクトを持つ数字。6月米雇用統計では、NFPが何と28.8万人と市場予想の21.5万人を大幅に上回る強い数字となったほか、失業率も6.1%にまで急激な低下となりました。ドル円は102.00円を手前にして伸び悩んでいましたが、一気に102.27円の高値まで値を上げています。6月米ISM非製造業景気指数が市場予想を下回ったものの、下押しも102.11円までと極めて限定的なものに留まりました。明らかに市場のショートポジションが切りきれていない状況が続いていただけに、下押しらしい下押しもないまま、NY市場を引けています。

ところで、NYダウはいとも簡単に17000ドル台を達成。史上最高値を更新してきました。通常ならば、高値警戒感が台頭するなかでの「強すぎる数字」に対する反応は、「早期利上げ懸念」などから株価が売られる反応となるケースが多いのですが、逆に「景気回復期待」なる米国市場特有の「楽観主義」が全面に押し出されたかたちとなりました。実は、この反応の裏には、前日2日のイエレンFRB議長の講演での発言が影響しているといえます。「金融市場安定化の懸念から金融政策を使うべきではない」と発言したほか、「過剰な投機に対してはマクロプルーデンシャルなアプローチを取る」との見解を表明しています。マクロプルーデンシャルとは、簡単に言えば、金融政策などを含まない規制などの全体的な対策を意味していますが、ここで重要なことは、資産バブルなどが起きた場合でも、FRBとしてはそれを鎮めるために「利上げ」などの金融政策を用いる必要がないと考えていることです。FRBは来年にも始まる金融政策の「正常化」、つまり「利上げ」の方法論などを議論しているところですが、あくまでも「正常化」のための「利上げ」であって、株価の異常な上昇などに対処するための利上げは行わないことをはっきりとさせています。そういった問題に対処するだけの強靭な金融システムを米国が保持しているという自信のあらわれでもありますが、史上最高値を更新中の米株式市場にとっても追い風となることは確か。今回の「強すぎる米雇用統計の数字」に対する反応も、さらなる史上最高値更新という形で表れてきたわけです。しばらくは、市場がグリーンスパン元FRB議長が警告したように、「根拠なき熱狂(irrational exuberance)」の状況とならない限り、本当の意味での警戒感は出てこないのかもしれません。

また、週末4日には財務省人事が発令されました。古沢満宏財務官が退任し、後任に山崎達雄国際局長を充てることになったほか、後任の国際局長には浅川雅嗣総括審議官が就任しました。市場参加者からは「かなり早期の交代劇」に驚きの声が聞こえてきてはいますが、何といっても、山崎国際局長といえば、5月下旬にマクロファンドのトップがこぞって日本詣でした先が、実はこの人物。アベノミクスを事実上取り仕切ってきたキーパーソンとして市場参加者からは一目置かれている存在。そして日本フォレックスクラブの総会には、必ずといっていいほど来賓として招かれ、壇上から爆弾発言の数々を発している張本人とあって、市場の期待は急激に高まっているといえます。後任の浅川さんも為替市場では共に有名人物。次期財務官としての道筋もたったことで、アベノミクスを推し進めるには強力過ぎるほどの布陣が敷かれることになりました。

前回の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週のドルは買い戻される展開となりました。週明けの6月30日は月末、四半期末とあって、本邦輸出勢の売りが強まったことから一時101.235円まで値を下げる場面もみられましたが、翌1日からは本邦長期資金の買いがまとまって観測されると一転買い戻される動きとなりました。日経平均の上昇も買いを後押しすると下値を切り上げる展開に。2日には「韓国中銀がドル買いウォン売り介入を実施した際のリバランスのドル売りを出してきた」こともあり、再び101円台半ばまで値を下げたものの、下押しも限定的。3日には6月米雇用統計が市場予想を大幅に上回る強い数字となると一気に買いが加速。一時102.27円まで買い戻されています。市場参加者からは「先週末の終値ベースで200日移動平均線を完全に下抜けてきたことから、目先はショートポジションが溜まりやすかった」との声も聞かれており、4日の米国市場休場を前にして、踏み上げられた向きも多かったようです。ダウ平均も17000円台を達成。史上最高値を更新して3連休前の取引を終えています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」 ※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週のドル円は底堅い動きを予想しています。7月入りしたとあって、GPIFなど本邦長期資金の買いが期待出来るほか、引き続き日経平均への資金流入も続いており、下押しを丁寧に拾っていきたいところです。下値では、200日移動平均の101.78円や一目均衡表転換線の101.75円がサポートレベルとして意識されています。また、2日上の安値101.405円もポイントです。上値では、一目均衡表雲上限の102.48円が目先の目処となっていますが、6月4日の高値102.80円や5月2日の高値103.025円がレジスタンスレベルとして意識されています。いずれにしても、引き続き日経平均の動向や本邦長期資金の動きを睨むことになりそうです。

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