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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

マリオのせいではなく

更新日:2014年6月10日

先週は、ECBの金融政策が市場の注目の的となりました。前回の5月8日に行われたドラギECB総裁の定例記者会見で「6月の理事会では行動を起こす可能性が高い」ことが公言されて以来、市場は急速にそれを織込む動きに走りました。そして準備万全にして迎えた5日、市場をかく乱させることをライフワークのようにしていたドラギECB総裁は、どうしたことか、かなりの優等生振りを発揮しました。市場参加者からは「考え得るほぼ全ての政策を打ち出してきた」と評価する声も聞かれていますが、ユーロ/ドルはマリオのせいではなく、ポジションが傾き過ぎていた故の、乱高下を演じてしまいました。

政策金利を0.25%から0.15%、中銀預金金利を0.0%から▲0.1%、そして限界貸出金利を0.75%から0.4%に引き下げましたが、引き下げ自体はほぼ織り込み済みだったものの、限界貸出金利だけを一気に0.35%も引き下げたことで、コリドー(上限金利と下限金利の金利差)が一気に縮小したことは驚きでした。ひとえに流動性の供給を狙ったものですが、市場では3つの金利を仲良く同じ幅だけ引き下げるとの認識が強かっただけに、一つ目のサプライズとなりました。

さらに、中銀預金金利についても、超過準備分はそのままにしておいて、見せかけだけのアナウンスメント効果を狙うのではとの憶測も台頭していただけに、超過準備分も含めて、全ての中銀預金金利を▲0.1%に引き下げたわけで、これもまた約2,000億ユーロと言われている資金の行き場探しの旅に出かけることになりました。

ドラギECB総裁は、定例理事会後の記者会見でその他の政策を表明します。「4,000億ユーロ規模の中小企業向けLTRO(長期流動性供給オペ)の実施」を決定したほか、「SMP(証券市場プログラム)の不胎化措置を停止」することで、市場に流れ出たユーロをそのまま放置することも決定。また、「固定金利での全額資金供給オペの延長」も決めています。さらに、「ABS(資産担保証券)の買入れに向けた準備を強化」することで、「非伝統的措置」としての「量的緩和」の可能性も示唆しました。マリオは「ECBの措置は終わっていない」ことを強調。「金利は予想よりも長期的に低水準となる可能性」があるとの見解も表明しています。

これまで、マーケットフレンドリーという言葉を忘れて、かなりの「上から目線」だったドラギECB総裁が「これからは何でもやる」と下手にでてきたあたり、直近のユーロ圏消費者物価指数(HICP)が0.5%にまで低下していることからも分かるように、それだけデフレ懸念が払拭されないジレンマに悩まされているのかもしれません。ただ、市場とは因果なもので、ユーロ/ドルは皮肉にも、総裁の意図する逆の方向に進んでしまいました。ECB定例理事会が3つの金利の引き下げを決定すると一時1.3645ドルまで買われましたが、「その後に追加の政策措置を発表する」とアナウンスされると一転売りが加速。ドラギECB総裁の定例記者会見で一連の緩和策が発表されると一時1.3503ドルの安値まで売り込まれました。ただ、そこからは怒涛のショートカバー。米長期金利の低下も買い戻しを後押しすると、引けにかけては一時1.3670ドルの高値まで値を上げるという乱高下を演じています。週末の米雇用統計直後には一時1.36775ドルまで更に戻り高値を更新するなど、市場はまだまだ落ち着き処を探せないままでいます。

前回の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週のドルは買われる展開となりました。週明け早々から海外マクロファンド勢の買いが強まると上値を試す動きに。市場では「102.00円から102.20円には本邦輸出勢の売りがまとまって観測されている」との声も聞かれ、これらの売りを意識する場面もみられましたが、日経平均の上昇とともに買い意欲は旺盛。米長期金利の上昇も買いを後押しすると、一時102.80円まで値を上げています。その後は5月ADP全米雇用報告の数字が市場予想を下回ったことなどを受けて下押ししましたが、週末に発表された5月米雇用統計が市場予想を上回る強い数字となったことを受けて、102.65円まで買い戻されました。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」 ※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週のドル円は底堅い動きを予想しています。下値では、先週末安値と一目均衡表転換線の位置する102.11円が目先の目処として意識されているほか、200日移動平均線の位置する101.51円が重要なサポートレベルとなっています。上値では、4日の高値102.80円がとりあえずの目処となっていますが、5月2日の高値103.025円や4月8日の高値103.12円がレジスタンスレベルとして意識されています。また、4月4日の高値104.13円もポイントです。テクニカル的には、終値ベースで一目均衡表雲上限の位置する102.66円を完全に上回ってくることが重要となっています。6月に入ったことで、GPIFや本邦機関投資家からのリスク資産への投資が観測されるようになってきており、下値はかなり限定的となりそうです。日経平均も2013年12月30日の高値16320.22円から4月11日の安値13885.11円までの下落局面からの半値戻しである15102.67円がポイントとなっており、株価次第では円全般に安い地合いが続きそうです。

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